わい ぜ ろ し ー – 難削材ってどんな材料? - 株式会社小坂鉄工所【難削材の超精密加工】-難削材とは?インコネル・ハステロイ・チタンの特性
2017年9月6日 2018年6月4日 こんにちは。 YMC株式会社の山本です。 トレードオフ という言葉があります。 これは、 「何かを手に入れたかったら、何かを手放さなければならない」 ということを意味します。 これは、治療院経営での失敗と成功を、大きく分けるような違いを産む考え方です。 先日、色々と動画を観てたら、 「日本人はつくづく戦争に向いていない民族である」 という趣旨で話してた人がいたので、ほうほうと聞いていました。 ここで、でてきた話が、 ゼロ戦とグラマンの比較 でした。 戦争ってビジネスに関係なさそうに思いますが、実は密接に関係があります。 多くのビジネス戦略の基礎となっているのは、戦争ですからね。 なぜ、ゼロ戦はグラマンに勝てなかったのか?その違いは「設計思想」にあった ゼロ戦は、太平洋戦争で活躍した日本の軍用機です。 対するグラマンは、米国戦闘機の俗称ですね。 結果的に、日本は敗戦するんですが、その理由が、ゼロ戦とグラマンの設計思想に、面白いほどあらわれています。 どういうことか? ゼロ戦は、当時の世界の戦闘機を比較したときに、 圧倒的に高スペック でした。 他を寄せ付けないほどの性能を誇っていました。 特に航続距離と、運動性能は、目を見張るものがあったそうです。 なので、一対一の空中戦はメチャクチャ強かった。 ところが、ゼロ戦は、 機動力(攻撃力)を重視するあまり、防御力が超低い という弱点があったんです。 日本は東南アジアまで攻める必要がありました。 つまり、飛行機の航続距離は長くなくてはいけなかったのです。 なので、燃費の良さとか機動力に重点をおいてゼロ戦が設計されたわけですね。 でもひとつの性能を追求すると、他を犠牲にしなくてはいけない・・・。 ゼロ戦の場合、パイロットを守る防御力を捨てたんです。 なぜなら、防弾のための頑丈な鉄板を使うと重量が重くなり、機動力が低下するからです。 さらに言うと、日本人の性分なんでしょうか、極限まで機動力を高めるために、物凄くこだわって作ったので、量産が難しい設計になっていたわけですよ。 これがトレードオフですね。 機動力を極限に追求したあまり、防御力がなくなり、しかも量産ができなくなってしまった。 つまり、ゼロ戦という「芸術品」を、日本は作ってしまったのです。 グラマンは機動力を捨て、防御力と量産体制を取った 一方、アメリカのグラマンはどうだったのか?
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関東で大雪という予報が出ていましたが、東御市も2019年度一番の雪が降りました。今年は暖冬といわれていましたので、どこかで帳尻合わせで沢山雪が降るのでは…、と思っていましたので、案の定…、でしょうか。... 2020年03月28日 瓶詰シーズンが始まりました。 3月も終わりに差し掛かり、いよいよ瓶詰シーズンが始まりました。熟成したワインをそのまま瓶に入れてしまえば良いというわけではありません。タンクの中で眠っていたワインは、そのままでは濁っている状態です。ア... 2020年03月21日 スパークリングワインの製造過程 今回はスパークリングワインの製造過程でも最後の段階、デゴルジュマン(澱抜き)の様子です。 以前、澱を瓶の先端に集めているようすをブログに掲載をしましたが、その後、細かい澱も先端に集めて果汁が綺麗... 2020年03月11日 日本ワインのこれから 日本ワインとは何か、という問題からスタートして、ブドウの品種について、ワインの評価についてなど、ときどき脱線しながら、この連載も、第1回の2019年3月12日から数えて、ちょうど一年になりました。「日...
61 57. 0 20. 5 14. 2 2. 3 W3. 2 V0. 25 C0. 01 ※本表はあくまでも参考基準値です。 Alloy C-276(ハステロイC-276)の規格 記号 UNC合金記号 該当規格 ASTM JIS ハステロイ C-276 HC-276 N10276 B574, 575, 619 B622, 626, 751 B564 H4551, H4552, H4553 Alloy C-276(ハステロイC-276)の各種データ 電気抵抗(μΩ・cm) 125~130 ブリネル硬さ 80~200 弾性係数(Gpa) 170~220 引張強さ(Mpa) 550~900 融点(g/cm-3) 1270~1390℃ 大気中での最高使用温度(℃) 1090℃ 熱膨張係数(20℃~100℃)(x10-6、K-1) 10. 8~11. 3 熱伝導率(23℃)(Wm-1 K-1) 10. 1~12. 5 Alloy 276(ハステロイC276相当品) 10%薬品試験 20日間 40日間 60日間 90日間 クエン酸 リン酸 塩酸 硝酸 硫酸 Alloy 276(ハステロイC276相当品) 30%薬品試験 50日間 ※技術データは参考値です。記載データの転用を禁止します。 ハステロイC -22に相当するAlloy C-22の一般的な特性、及び詳細データ Alloy C-22(ハステロイC-22)の一般的な特性 タングステンを添加したNi-Cr-Mo系統の合金の中で最も耐食性に優れ、還元性および酸化性双方の腐食環境下や複数の化学薬品等を使用する等の非常に厳しい腐食環境下でも高い耐食性を保持します。中でも局部腐食性については特に優れます。 Alloy C-276(ハステロイC276相当)材の主な用途例 化学薬品製造設備、燃焼ガス脱硫装置(FGD)、有害廃棄物焼却装置、製紙工業の漂白設備、放射性廃棄物処理設備 Alloy C-22(ハステロイC-22)の主要化学組織(Wt%) Alloy C-22(ハステロイC-22)の規格 N06022 B622, 6526, 564 Alloy C-22(ハステロイC-22)の各種データ 剛性係数 78. 6kN/mm2 205. 5kN/mm2 融点(℃) 1357~1399℃ 熱膨張係数(20℃~100℃) 12. 難削材加工(インコネル・ハステロイ・チタン等) | 事業案内 | 技研精機 株式会社. 4μm/m℃ ※ハステロイ(Hastelloy)はHaynes International Inc. の登録商標です。
難削材加工(インコネル・ハステロイ・チタン等) | 事業案内 | 技研精機 株式会社
難削材とは何か 難削材の定義 難削材とは文字通り削りにくい、加工しにくい材料や素材のことをいい、次の3つの特性を挙げることができます。 ①材質そのものが削りにくい材料(ステンレス鋼、チタン合金、超耐熱合金などで、難削性を引き起こす材料特性を有するもの) ②被削性の不明な材料(主に切削データのない新素材など) ③発火・引火しやすい材料(マグネシウムなど) 難削材が生み出す諸問題 こうした難削材が持つ特性により、実際の生産活動においては次のような諸問題を生み出す事になります。 ▲工具寿命が短い ▲工具寿命長さがばらつく ▲工具欠損やチッピングの発生 ▲溶着が発生する ▲切りくず処理性が悪い ▲表面粗さや寸法精度が出ない ▲こば欠けやバリが発生する ▲切削熱が上昇しやすい ▲切削抵抗が大きい ▲加工が不安定で自動加工できない 図は一般材と難削材のフライス加工のV-T線図です。正しい加工条件においても難削材の加工は著しく工具寿命を落とすことが分かります。
難削材や難形状の高品質切削加工について | 丸高製作所
難削材ってどんな材料? てつお「 小坂鉄工所は、難削材の加工が得意 って聞くけど、難削材ってどんな材料のことを言っているの?」 てつこ「 難削材 っていうのは、削りにくくて 加工がしづらい材料 で、 工具の性能が発揮されにくかったり 、加工能率の低下によって 加工費の増大を引き起こす要因 になったりするもののことよ」 てつお「なんだか難しいかも・・・」 てつこ「例えば、ダイヤモンドをかじったらどうなる?」 てつお「そんなに硬いものをかじったら、歯が欠けちゃうよ!」 てつこ「じゃあ、ガラスをかじった時は?」 てつお「ガラスが割れちゃう!」 てつこ「そうね。 難削材の特徴として 、今言ったような 硬度が高いもの や 硬くて脆いもの があるわ。工具そのものが破損してしまったり、無理な力を加えると材料が割れてしまうようなものは削りにくいわよね。」 てつこ「ほかには、 加工硬化性が大きいもの 、 工具との親和性が高いもの 、 熱伝導率が小さいもの 、 靭性の高いもの なんかが挙げられるわよ。」 てつお「???
多品種小ロットかつ高い精度を要求される当社の製品は、優れたテクニックを有す人材なくして語れません。 設備の自動化や無人化が進もうとも、最終的な判断はやはり人間であり、豊富な経験に裏打ちされた職人的カンは必要不可欠なものです。 私たちの職人的カンが高精度が必要とされるあらゆる産業で活躍していることを誇りに今日も図面と向き合っています。