【日沿道通信】日沿道 朝日温海道路事業
7メートル。それだけ大きな防潮堤を整備しても、東日本大震災で浸水したエリアの75%が災害危険区域となる。震災を経験した市民からは「もっと高くしてほしい」という意見が出た一方で、「今回のような津波を防げないなら必要ない」「コンクリートの壁に囲まれた刑務所の中にいるみたい」「海が見えなくなる」「砂浜や磯場を埋め立ててまで必要ない」と反対意見も噴出した。 高校生が泣いた小泉海岸 復旧・復興事業で整備する防潮堤は、市内に78海岸106カ所もあった。そのうち新しい高さに決めたのは72カ所で、残りは震災前の状態に復旧した。説明会と合意形成はそれぞれ別に必要だったため、話し合いによって多様な結果が生まれ、冒頭の草木沢地区のように計画を撤回したケースもあった。 合意形成の在り方を考えさせられる対照的な事例を紹介する。 環境省の「快水浴場百選」にも選ばれた小泉海岸には、宮城県内最大の14. 7メートルの防潮堤が計画された。見込まれた総事業費は、防潮堤から続く河川堤防も含めて全長4.
- 秋田新幹線岩手・秋田県境をルート変更へ…約15kmの長大トンネルで7分程度短縮 | レスポンス(Response.jp)
- 常磐道の福島県南部、4車線化工事が13日完了: 日本経済新聞
- 秋田道4車線化を推進へ 「横手工事事務所」を設置|秋田魁新報電子版
秋田新幹線岩手・秋田県境をルート変更へ…約15Kmの長大トンネルで7分程度短縮 | レスポンス(Response.Jp)
6%にとどまる。本州有数の漁獲量を誇る秋サケの記録的な不漁が復興の足かせになっており、育てる漁業への転換で漁協の経営安定化を目指す。 新おおつち漁業協同組合(大槌町)は 日本水産 (ニッスイ)と組み、海で育てるニジマス「トラウトサーモン」とギンザケの養殖に挑んでいる。吉里吉里地区沖に設置した直径25メートルの円形のいけす2基に、それぞれの稚魚を5万匹ずつ放しており、2021年夏に計200トン以上の水揚げを見込む。平野栄紀組合長は「海が以前と変わってきて秋サケ漁に頼れなくなっている以上、生き残るには新たな漁業に挑戦していくしかない」と話している。 すべての記事が読み放題 有料会員が初回1カ月無料 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら
三陸道 仙台~宮古つながる 2021年の春には、全国で多くの道路が開通します。通常は年度末の2、3月に集中しますが、今シーズンは年度を跨いで4月、5月に開通するものも。おもなものについて、開通順に見ていきます。 高知東部自動車道 高知IC~高知南IC(高知市) ・開通日:2021年2月27日(土) ・延長:6. 2km 高知道から東へ延びる計画の高知東部道のうち、高知道に接続する高知ICから、既存の高知南ICまでをつなぐ区間が開通しました。これにより高知東部道は高知道から高知竜馬空港ICまでの事業名「高知南国道路」15. 0kmが全線開通。高知駅から高知龍馬空港までの所要時間も約36分から約26分に短縮されました。 なお、高知龍馬空港ICより先は、香南のいちICに至る区間が建設中、香南のいちIC~芸西西IC間は開通済みです。 都城志布志道路 有明東IC~志布志IC(鹿児島県志布志市)、金御岳IC~末吉IC(宮崎県都城市~鹿児島県曽於市) ・開通日:有明東IC~志布志IC=2021年2月27日(土)、金御岳IC~末吉IC=3月28日(日) ・延長:いずれも3. 秋田道4車線化を推進へ 「横手工事事務所」を設置|秋田魁新報電子版. 6km 宮崎県都城市と、国際港のある鹿児島県志布志市をつなぐ都城志布志道路のうち2区間が開通。都城市側で宮崎道に接続する都城IC~横市IC間はまだ建設中ですが、都城市内から志布志市街地近くまで、高規格の自動車道がつながります。 志布志港は南九州の畜産や農産品が集まり、フェリーさんふらわあが大阪行きの大型旅客フェリーも運航するなど、観光の拠点ともなっています。志布志へは、鹿児島市側から東九州道の延伸工事も進んでいますが、北の都城側へのルートが先行してつながることになりました。 三陸沿岸道路 気仙沼港IC~唐桑半島IC(宮城県気仙沼市)、洋野種市IC~侍浜IC(岩手県洋野町~久慈市) © 乗りものニュース 提供 気仙沼湾横断橋(画像:仙台河川国道事務所)。 ・開通日:気仙沼港IC~唐桑半島IC=2021年3月6日(土)、洋野種市IC~侍浜IC=2021年3月20日(土) ・延長:気仙沼港IC~唐桑半島IC=7.
常磐道の福島県南部、4車線化工事が13日完了: 日本経済新聞
JR東日本と秋田県は7月26日、田沢湖線(秋田新幹線)新仙岩(しんせんがん)トンネル整備計画の推進に関する覚書を締結したと発表した。 同トンネルが計画されている赤渕~田沢湖間は岩手県と秋田県の境を通るが、南北に連続している急曲線がスピードアップの妨げになっている上に、自然災害の多さや経年40年以上の老朽化した橋梁が集中していることもあり、安定運行や保守面でもネックとなっていた。 そこで2009年にはJR東日本東北工事事務所が、長大トンネルによるルート変更を土木学会で提唱。2017年11月からはJR東日本と秋田県がトンネル整備へ向けた経済波及効果分析や国への予算措置を求める要望などを行なっていた。 今回の覚書締結では、早期の整備実現へ向け両者の間で緊密な連携と情報交換などに努めることが確認され、「事業スキーム確定に向けた検討」「事業化に資する調査及び検討」「財政的支援を得るための国への働きかけ」などを行なうとされている。 整備計画によると、長さは約15kmで工期は約11年。事業費約700億円を見込んでおり、完成した場合、秋田新幹線は7分程度短縮されるという。
7メートルの防潮堤。冬場でもサーフィンを楽しむ人たちが訪れている 説明会を拍手で終えた大島の漁港 東北最大の有人島である気仙沼大島。自然と暮らしの豊かさから「緑の真珠」と形容されるその島が、防潮堤計画で大きく揺らいだ。 島民のほとんどが巨大防潮堤に疑問を抱き、海水浴場の高さ11. 8メートルの防潮堤計画を撤回させ、隣の浜も防災林の丘を整備することでコンクリート防潮堤を回避した。しかし、海の玄関口だった浦の浜漁港で計画された7.
秋田道4車線化を推進へ 「横手工事事務所」を設置|秋田魁新報電子版
秋田県と国交省が分担して事業を進める大館能代空港西側の日本海沿岸東北道について2020年度の開通見通しを発表した 秋田県と国土交通省 東北地方整備局 能代河川国道事務所は12月5日、大館能代空港西側に整備している日本海沿岸東北自動車道(E7)の延長計6. 95kmを、2020年度に開通する見通しとなったことを発表した。 日本海沿岸東北道については、2018年3月に大館能代空港東側の鷹巣大館道路 大館能代空港IC(インターチェンジ)~鷹巣ICが開通。一方、空港の西側は、県道大館能代空港西線「鷹巣西道路」(延長5. 25km)を秋田県が、鷹巣西道路と鷹巣大館道路との接続区間(延長1. 7km)を国交省がそれぞれ事業を進めている。 この区間について用地取得の進捗など、完成に向けた円滑な事業実施環境が整ったことから、2020年度までに開通する見通しになったとしている。秋田県が事業を進める鷹巣西道路には、緑ヶ丘IC、蟹沢IC(いずれも仮称)も設置される。 2018年3月の大館能代空港IC~鷹巣IC開通により、東北自動車(E4)からの高速道路ネットワークが構築されたことで空港の利便性が高まり、大館能代空港の利用意向が向上。西側区間の開通後は能代市方面からのアクセス向上が高まることから、空港のさらなる利用者の増加や、東北道へのアクセスも高まることで物流、産業活性化に期待がかけられている。 【記事修正:2019年4月19日】初出時の誤字を修正いたしました。 日本海沿岸東北自動車道(E7) 鷹巣大館道路 大館能代空港IC~鷹巣ICの開通効果など
5. 5km北へ延伸します。 日本海東北道の酒田みなとIC~遊佐比子IC間が開通する(画像:国土交通省東北地方整備局酒田河川国道事務所)。 国土交通省東北地方整備局酒田河川国道事務所と山形県、酒田市(山形県)、遊佐町(同)は2020年10月29日(木)、日本海東北道の酒田みなとIC~遊佐比子IC間5. 5kmが12月13日(日)15時に開通すると発表しました。 日本海東北道は、新潟市から日本海沿いに秋田市まで至る道路です。新潟・山形・秋田の各県内で一部区間が開通しています。 山形県内の北側の新しい終点となる遊佐比子ICは国道7号に接続。これにより、鶴岡や庄内空港などから鳥海山方面へのアクセス性が向上します。 今回開通の区間は無料で通行できる自動車専用道路です。歩行者や自転車、軽車両、125cc以下の二輪車は通行できません。 なお、遊佐比子ICから先、遊佐鳥海ICまでの6. 5kmの区間は2023年度に開通する見込みです。途中には遊佐菅里ICが設置されます。遊佐比子IC、遊佐菅里IC、遊佐鳥海ICの名称は今回の発表で決定しています。