歯が冷たいものでしみるのはなぜ?
アイスクリームやかき氷を食べていて、急に歯がしみる感じでキーンと痛くなり、思わず食べるのをやめてしまった経験ありませんか? 冬場の歯磨きの後のうがいで冷たい水道水を口に含んだ時に、歯がしみてきた経験はありませんか? そんなとき、どんな原因が考えられ、それに対してどのような治療法があるのでしょうか? 今回は、歯がしみる時に、そのまま放置しないために、考えられる8つの原因と、歯科医院での治療方法、自宅での対処法を詳しく解説します。 1. 歯がしみる原因ってなにがあるの? 冷たいものがしみる時の虫歯の進行度合い | くぼくら歯科医院. 歯がしみる原因は、やはり 最も多いのが虫歯 になります。虫歯を治した後にもしみてくることもあります。 象牙質知覚過敏症という病気もあります。そして、他にもいくつかあります。わかりやすくまとめてみました。 1-1. 虫歯 虫歯になると、しみるというよりも痛いというイメージが先行します。 しかし、虫歯の初期の段階であれば、痛み止めを使わなければならない様な痛みよりも、冷たい水が歯にしみるような症状の方が多いです。 虫歯の進行度は、虫歯の穴の深さで分類されます。 C1:エナメル質という歯の最も外側の層で虫歯が留まっている状態 C2:象牙質というエナメル質の内側まで虫歯が進んだ状態。 C3:象牙質の内部にある歯髄という歯の神経にまで虫歯が進行した状態 C4:歯の根がわずかに残るほどまでに虫歯が進んだ状態 以上の4段階に分類されます。このうちC1あたりで症状が現れてくれば、その症状のほとんどが「歯がしみる」ような痛みとなります。 ただし、C1であれば、この「歯がしみる」という症状さえも認められないことがあります。 1-2.
冷たいものがしみる時の虫歯の進行度合い | くぼくら歯科医院
虫歯の治療も、歯髄保護も、神経を取る治療も、感染してしまった根の治療も、いずれも大変手間のかかる精度の要求される治療です。特に不幸にして神経を取る場合や感染してしまった根の治療は「根管治療」と呼ばれ歯内療法分野の中心となる治療です。技術の差がどうしても成功率の差となって現れます。再治療が繰り返された歯の末路は抜歯となります。再治療の少ない成功率の高い治療を求めると歯内療法の専門医を選ぶのが良いと考えます。 本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
最後に、熱いものや冷たいものがしみる場合についてまとめます。 1. 虫歯が原因でしみる場合 :進行して象牙質まで到達しており、刺激に対して敏感になっている 2. 歯周病が原因でしみる場合 :進行して歯肉が下がり、象牙質が剥き出しの歯の根元が露出している 3. 知覚過敏が原因でしみる場合 :エナメル質が破損しているため、刺激に対して敏感になっている 4. 歯を健康に保つために :熱いものや冷たいものによってしみるのは、歯が発しているSOSのサイン これら4つのことから、熱いものや冷たいものがしみる場合について分かります。 可能性として考えられるのは、虫歯か歯周病か知覚過敏です。 いずれの場合も放置して治るものではないため、歯科医院に行っての治療が必要です。 また、放置すれば治らないどころか症状はさらに悪化します。 熱いものや冷たいものがしみるだけでも充分な辛さがありますが、 悪化すればそれ以上の痛みや辛い治療をしなければならず、それを防ぐためにも早く治療を受けましょう。