【「分かりやすい説明」の技術】から4つの有用なポイントをご紹介します | Tet
親切心の欠如、大前提の説明もれ、複数解釈ができてしまう…。「分かりにくい表現」の原因を事例をあげて追及し、「表現の達人」になれる16の極意を紹介する。チェックリスト付き。〔講談社 1999年刊の再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】 分かりにくいビジネスメール→【犯人!】重みづけの欠如 右か左か迷わせる交通標識→【犯人!】複数解釈ができてしまう 庶民には理解不能な法律条文→【犯人!】親切心の欠如 初心者にはチンプンカンプンのマニュアル→【犯人!】受け手のプロフィールの未定義 何が言いたいのか分からない上司の話→【犯人!】受け手の熱意の読み違い……etc 世の中にあふれる「分かりにくい表現」の犯人をつきとめ、「表現の達人」になれる16の極意 シリーズ累計65万部の名著がリニューアル!【商品解説】
【読書感想】「分かりやすい表現」の技術
視覚特性(見やすさ)を重視せよ 「見分けやすさ」は「分かりやすさ」に直結する 視覚効果を考慮することは「分かりやすい表現」の重要なポイント ルール14. 自然発想に逆らうな 蛇口の"赤色"はお湯、"青,白"は水、自然発想で分かっていることがある ルール15. 情報の受信順序を明示せよ テーマパーク内で順路を示さないのは、入場者を迷わすようなもの これと同じように、情報にも伝える順序がある ルール16. 翻訳は言葉ではなく意味を訳せ 翻訳作業は、原文の「意味」を理解して、その「意味」を日本語にすること このため原文を理解する英語力、テーマを理解出来る知力、自然な日本語を書ける日本語力が必要 著者:藤沢晃治 出版社:講談社
わかりやすい技術文章の書き方
「分かりやすい文章を書きたい」「プレゼンテーションをもっと伝わるように表現したい」など、 分かりやすく伝わる ようにしたいと悩まれておりませんか?
文章を書く前に 文章を書く前に次のことをしっかりとイメージしておく。 誰が読むのか。 読み手にどんな感想を持ってもらいたいか。 読み手はどれくらいの予備知識を持っているか。 読み手はどんな目的で、何を期待して読むのか。 読み手が真っ先に知りたいことは何か。 レポート・論文を知る レポート・論文とは何か 問いが与えられ、または自分が問いを提起し、 その問題に対して明確な答えを与え、 その主張を論理的に裏付けるための事実・理論的な根拠を提示して、主張を論証する。 標準的な構成要素とは何か レポート・論文の構成は、 概要 序論 本論 論議 という要素が標準的である。次にそれぞれの要素について簡単に見てみる。 論文全体を結論も含めて、すべて要約する。 本論で取り上げる内容は何か。 その問題をどんな動機で取り上げたのか。 その問題の背景は何か。 その問題についてどんなアプローチを取ったのか。 調査・研究の方法・結論 自己の議論・結論を客観的・第三者的に評価する。 そのほかに、文章の冒頭には論文のタイトル・著者名・所属機関、終わりには注・引用・参考文献などを書く。 文章を組み立てる パラグラフとは何か A君は根っからのスポーツマンだ.夏は水泳,冬はスキー,春と秋はテニスと,日焼けのさめる間がない.いちばん年季を入れたのはスキーだという. わかりやすい技術文章の書き方. パラグラフ は,上の例にみられるように内容的に連結されたいくつかの文の集まりで,全体として,ある一つの トピック (小主題)についてある一つのこと(考え)を言う(記述する,明言する,主張する)ものである.いまの例ではトピックは「A君」で、このパラグラフは全体として彼が「スポーツマンである」ことを述べている. パラグラフには,そこで何について何を言おうとするのかを一口に,概論的に述べた文がふくまれるのが通例である.これを トピック・センテンス という.上の例では第1文「A君は根っからのスポーツマンだ」がそれだ. パラグラフにふくまれるその他の文は, トピック・センテンスで要約して述べたことを具体的に,くわしく説明するもの(これを展開部の文という)か,あるいは そのパラグラフと外のパラグラフとのつながりを示すもの でなければならない. トピック・センテンスは,(中略)パラグラフの最初に書くのがたてまえである。 文章を組み立てる順番 問いを細分化する レポート・論文を書くときにはまずアウトラインを作る。アウトラインを作成するためには、レポート・論文の問いを細分化する。 細分化するためには、問いに対して次のような質問をする。 本当にそうなのか?