おみくじを二回引くのは罰当たり?引き直したいときはどうする? | なるのーと
おみくじはいつ引くの? 引いたあとどうする? などおみくじのあれこれを、マナーに詳しい鶴田初芽がお届けします。 おみくじはどこを見る? おみくじのあれこれ 寺社を参拝する際の楽しみのひとつでもあるおみくじ。あなたは書かれていることをどのように捉えていますか? 引いた後どうしていますか? そんなおみくじのあれこれを起源からじっくり紹介します。 ◆おみくじの起源 (c) おみくじは 国の重要事項を決定する方法が起源 、とされています。 おみくじは、仏さまの教えや政治的な行事の成功か失敗かを問う際に用いられた中国の天竺霊籤(てんじくれいせん)が日本に渡り、観音百籤(元三大師百籤)として広まったのが始まり。国の重要事項を決定する際に神仏のお告げを、参拝者個人が賜るようになったのがおみくじなんですね。なお、吉凶は日本のおみくじから表されるようになったんだそうですよ。 ◆おみくじはいつ引く? おみくじは 参拝後 に引きます。おみくじは、参拝時にしたお願い事に対する神さま仏さまからのメッセージ(アドバイス)なんですよ。 ◆おみくじは内容をチェックせよ おみくじで一番に気になるのは、吉凶ですが、実は神さまや仏さまのメッセージとして 熟読すべきはその内容 です。神社で引くおみくじの神さまからのメッセージは和歌で、お寺で引くおみくじの仏さまからのメッセージは漢詩で書かれていることが多いです。 この神仏からのメッセージを踏まえて、 誠実に過ごすことが大切 なんですね。 ◆おみくじは結ぶ? 【初詣】おみくじを2回引くと、どっちが有効?内容の信じ方 | 天国に一番近い個人旅行. おみくじを引いたあと、結んで帰りますか? それとも持ち帰りますか? おみくじの内容によって変えている方もいるかもしれませんね。おみくじの一番の目的は、神仏からのアドバイスを真摯に受け止め、誠実に過ごすこと。そのため、 持ち帰って 折に触れて読み返し、 日々の教訓とするのがオススメ です。 持ち帰った場合はくしゃくしゃになってしまうようなことがないよう大切にします。おみくじの役割を終えたと感じたときは捨てずに、感謝の気持ちを込めて寺社で結んだり、納札所に納めたり、お焚き上げして頂いたりします。このとき、できればおみくじをひいた寺社を訪れるのが良いですが、難しい場合は神社のおみくじは神社に、お寺のおみくじはお寺にお返しするようにしましょう。 ◆おみくじはなぜ結ぶの? おみくじを結ぶことは 寺社仏閣とのご縁を結ぶこと と言われています。そのため、凶のおみくじを結びさらなるご加護をお願いする、願いが結ぶよう吉のおみくじを結ぶ、どちらもありです。 さきほど、持ち帰って読み返すことをオススメしましたが、おみくじを読んでしっかり受け止めたら、 吉凶どちらであっても その場で 結んで帰って大丈夫 なんですよ。 ◆おみくじの有効期限は?
【初詣】おみくじを2回引くと、どっちが有効?内容の信じ方 | 天国に一番近い個人旅行
おみくじの有効期限は次のおみくじを引くまで? 基本的に、おみくじを2回引いた場合、信じるべきは2回目の内容らしいです。 おみくじの有効期限は、次のおみくじを引くまで、という説があります。 確かに、おみくじって初詣の時以外にも、年に何回か引く人もいるし、毎日引くような人もいるはず。 「最新のおみくじ」に書かれた内容が、その人の「今の戒め」になると考えて良さそうですよね。 初詣の時しかひかない人は、翌年おみくじを引くまでが有効期限。 つまり、おみくじを2回引いたら、1回目の方は既に期限切れ。 原則的には、後に引いた2つ目の方が有効なのだと思います。 リンク どっちを信じる?おみくじの考え方。受け止め方 おみくじを2回引いたときに、どっちを信じるか。 原則的には、二つ目の方が「最新の有効おみくじ」ということになります。 しかし、個人的には、おみくじの信じ方は気持ちの問題だと思います。 おみくじは、占いとは違います。 おみくじは、「戒め」「教え」だと思います。 おみくじに書かれた内容を心にとめて生活していれば、何かしらに注意を向けたり、信じたりしながら行動できると思います。 おみくじって、神様から「これに気を付けて頑張れ」という応援だと受け取ればいいのではないでしょうか? その証拠に、大吉が出たとしても「今年は超ラッキーだから大丈夫です」とは書かれていません。 「良い年になりそうなので、油断せずに頑張りましょう」と書かれています。 逆に、「凶」のおみくじが出ても、必ずしも悪い内容ばかり書かれている訳ではありません。 「ここに注意して、気を引き締めなさい」と書かれていることが多い。 つまり、おみくじは「より良い人生を生きるための教え」を与えてくれるだけ。 未来予想の占いではありませんから、気持ちの問題なんです。 受験生のおみくじに「学問…よくない」と書かれていた時は、 「今年はダメだぞ」と解釈するのではなく、 「このままだと良くないぞ。より一層気を引き締めなさい」と解釈すればいいのでは? おみくじの内容で人生が決まることはありません。 人生を決めるのは、いつだって自分の意思です。 結論:おみくじは2回引いてもいいし、どっちを信じてもいい 今回のブログ記事では、初詣などでおみくじを2回引いてしまったとき、どっちを信じれば良いのか問題について、書いてみました。 神主さんや仏教による統一的な正解は、ありません。 つまり、おみくじは何回引いてもいいし、どっちを信じても良いのだと思います。 自分なりに、都合のよいように、解釈すればいい。 自分がより良い人生を生きるために、おみくじはあります。 おみくじに悪いことが書かれているのなら、それを自分の努力で払拭する。 おみくじ2つに違う内容が書かれているのなら、自分はどうしたいかを考えて、同じく努力で達成していく。悪いことは回避していく。 このような姿勢が、おみくじの有り難い使い方、信じ方なのではないでしょうか。 あまり宗教的に考えすぎず、スピリチュアルに考えすぎず。 自分の人生は、おみくじで決まるわけではないので。絶対的に。 一応、2回引いたときは、2回目の方が「最新の教え」ということにはなりますが、自分の気の持ちようで、おみくじというイベントを楽しみましょう。
では最後にもう一度、良い場合・悪い場合についてまとめておきますと、 何回も引いて良い場合 別のお願いをするとき ただし、その場合には「日を改めてから行く」もしくは「別の神社に行く」の2点に注意。また、同じをお願い事を別の神社でする場合は、すぐに行かずに期間を開けると良い。 何回も引くのは悪い場合 その場で何度も引き直すこと (大吉を出すため、凶以外を出すため) ということでしたね! 何と言いますか、今回のことを調べておみくじに対する考え方が180度変わりました。今までは、ただ大吉を出すためのものくらいの認識でしたが、今後はそこに書いてある神様からのメッセージをしっかりと受け止めたいと思います。 というか、これまでに引いた数々の凶にも大切なことが書いてあったのかもしれない... 。うん、まぁこれから気を付けよう。 ちなみに、今回の記事はこちらの本を参考にしています。 おみくじの正しい読み方などが詳しく書かれていますので、興味のある方は是非読んでみてください^^ というわけで、以上最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になりましたら幸いです〜 この他にもおみくじに関する記事がありますので、良ければ合わせてご覧になって下さい! おすすめ おみくじは結ぶ or 持って帰る?ついにこの議論に終止符を打つ! 初詣などでおみくじを引く方は多いと思いますが、それを木に結びますか?持って帰りますか?本日はそれぞれの意味や理由を調べた上で、どちらが正しいのか徹底解説したいと思います! おすすめ おみくじの処分方法を徹底解説!場所やタイミングを把握しておこう! 初詣にはおみくじを引くと思いますが、そのおみくじはどのように処分していますでしょうか。以外と知らない方も多いかと思います。本日はおみくじはいつ、どこに、どのように処分するのか徹底解説したいと思います! おすすめ おみくじの待ち人の意味が判明!まさかこんな人を指していたとは!? おみくじの項目の1つに「待ち人」というのがありますが、一体どんな意味なのでしょうか。また、後ろ続く「来ず」「来るが遅い」「遅いが来る」などの意味も気になりますよね。本日はそれらを徹底解説したいと思います。また「恋愛」「求人」との違いも合わせて。 あわせて読みたい記事 - おみくじ