遠位型ミオパチー ガイドブック | Npo法人Padm
3KB) 登録者に計画(実施)中の臨床試験/治験の情報提供を依頼する → Remudy登録者への情報提供依頼書例(書式2) (PDF 71. 8KB) なお、これらの活動においては患者さまの個人情報に関わる内容については厳重に管理されたうえで行われることになります。患者さまの個人情報に関わる内容に関しては、ご提供することはできませんので、ご留意いただきますようよろしくお願いいたします。 治療法・治療薬の開発を計画されている研究者、製薬関連企業の皆さまで、REMUDYの活動内容へのご質問、登録されています患者さまの情報提供の依頼、患者さまへの情報提供をお考えの方は、以下の患者情報登録部門へご連絡ください。 お問い合わせ先 〒187-8551 東京都小平市小川東町4丁目1番1号 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター TMC 神経・筋疾患患者登録センター(Remudy)患者情報登録部門 電話・FAX:042-346-2309 E-mail:
東北大研究グループ 縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチーが対象の治験を開始 | 臨床検査技師(Mt)求人・募集転職情報【検査技師人材バンク】
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この病気は遺伝するのですか 遠位型ミオパチーは全て遺伝性疾患です。日本に多く、原因も分かっている「縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー(またはGNEミオパチー)」と「三好型ミオパチー」はともに常染色体劣性遺伝病です。すなわち父親由来の遺伝子と母親由来の遺伝子の両方に変異がある場合にしか発症しない疾患です。常染色体劣性遺伝病では、片一方の遺伝子にしか変異がない人(保因者またはキャリアーと呼びます)は、全く正常です。例えば、患者さんのご両親は通常、保因者ですが、全く健常です。患者さんが結婚されて子供ができた場合はどうでしょうか。相手の方が血縁関係にない場合は、相手の方がたまたま保因者である可能性は極めて低いので、お子さんは全員保因者になります。保因者は全く発症しませんので、完全な健常者です。現在、いわゆる健常者は、誰でも平均で7個程度の遺伝性疾患の保因者であることが明らかになっています。そうすると、例えばGNE遺伝子変異の保因者は、7個の遺伝子の内の一つがたまたまGNE遺伝子であるというだけであって、医学的には一般の健常者と全く同等です。「眼咽頭遠位型ミオパチー」も遺伝性疾患と考えられますが、その遺伝の仕方などについてはまだ結論が出ていません。 6. この病気ではどのような症状がおきますか 「縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー(またはGNEミオパチー)」では、前頸骨筋という足首を上に持ち上げる筋肉が特によく障害されます。従って、気づかないうちに足首が十分に上に持ち上がっておらず、小さな段差などで躓くことがよくあります。他にも走りにくいとか歩きにくいといった症状で気づかれることがしばしばあります。また筋肉が徐々に痩せてきます。発症すると10数年で車椅子を常時必要とするような状態になります。 「三好型ミオパチー」はふくらはぎの筋肉が障害されやすく、ふくらはぎが痩せてきます。この筋肉は足首を下に曲げる筋肉ですので、つま先立ちができなくなります。また徐々に走りにくくなったり、歩き方に変化が見られたりします。進行すると近位筋も侵され、階段が上りにくいとか、椅子からの立ち上がりが難しくなるといった症状が出るようになります。発症10数年で歩行ができなくなると考えられています。 「眼咽頭遠位型ミオパチー」は、「縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー(またはGNEミオパチー)」と同様に前頸骨筋という足首を上に持ち上げる筋肉が特によく障害され、小さな段差などで躓くなどの症状が出ます。これに加えて、瞼が下がる、ものが飲み込みにくいなどの症状が出てくることが特徴です。 7.