杏の花 花言葉
投稿ナビゲーション 【子季語】 からももの花/杏咲く/杏散る/花杏/杏花村 【解説】 高さ三メートルから五メートルの落葉高木。樹形は梅に似る。花も梅に似ているがやや大きい。四月頃、白もしくは淡紅色の五弁の花を咲かせる。 【科学的見解】 杏(アンズ)は、中国北部山岳地帯原産の果樹である。栽培の歴史は古く、原産地から中央アジアを経てヨーロッパへ達したグループは、甘みが強いのが特徴であり、主に生食や干しアンズにされている。一方、原産地から日本へ導入されたグループは、酸味が強いため、生食よりもジャムなどの加工用として利用されている。日本のアンズの代表的な品種は、新潟大実や平和などが知られている。(藤吉正明記) 【例句】 しほるるは何かあんずの花の色 貞徳「犬子集」 山梨の中に杏の花ざかり 正岡子規「寒山落木」 花杏受胎告知の翅音びび 川端茅舎「川端茅舍句集」 一村や杏の花にうもれ住み 星野立子「笹目」 投稿ナビゲーション
アンズ:杏 の花言葉・誕生花・イラスト | チルの工房【无域屋】花札庵
」 6位 アスチルベ 「恋の訪れ」 開花時期: 5月~9月 誕生花: 6月1日 花言葉の由来はフワフワとした花の姿から。淡いピンクの小花が集まって咲くアスチルベは、輪郭がぼやけていて、どこかフワフワとした印象を与えるんですよねぇ。愛らしい。 ⇒「 アスチルベの花言葉!フワフワとした花に由来するメッセージとは? 」 7位 アンズ(杏) 「乙女のはにかみ」 開花時期: 3月~4月 誕生花: 4月12日 サクラ(桜)に似た5弁の花が咲くアンズ。その愛らしい花姿からこの花言葉が付きました。薄いピンクの端正な花が、乙女が頬を染めてはにかむようだと形容されるんですよ。 ⇒「 杏の花言葉とその意味を詳しく!「疑い」というメッセージもあるよ! 」 8位 フジ(藤) 「恋に酔う」 開花時期: 4月~6月 誕生花: 5月28日 花言葉の由来は女性的な花の姿から。日本では古くからフジは女性に喩えられれますよね。垂れ下がって咲くフジが風に揺れる姿は、まるで女性の振袖のようですよね。 ⇒「 藤の花の花言葉を詳しく!女性のように美しい花のメッセージとは? 」 9位 ニゲラ 「夢の中の恋」 開花時期: 5月~6月 誕生花: 4月7日 花言葉の由来は幻想的な咲き姿から。ニゲラは細かく切れ込みの入った糸のような葉をもち、まるで霧の中で花が咲いているように見えるんですよ。英名はLove in a mist(霧の中の恋)。 ⇒「 ニゲラの花言葉を詳しく!幻想的な花の姿に由来するメッセージとは?
高校時代は、文学好きの友人と、気に入った詩や歌を見つけては、暗唱したものです。 この季節になると、思い出すのは室生犀星の杏の詩。 杏よ花咲け 地よ早に輝け 杏よ花着け 杏よ燃えよ 以前金沢に旅した時、犀川のほとりを一人歩き、犀星の詩碑の前にしばらく佇んでいました。 詩のイメージから、杏の花は真っ白なのかと思っていましたが、桃の花のような少し濃いピンクなんですね。 ふるさとは遠きにありて想うもの そして悲しく歌うもの 犀星はふるさと金沢をこう歌いました。 父もなく、母に捨てられた犀星にとって、ふるさとは母親そのものでした。 憎みつつ求め、求めつつまた憎む、それが犀星にとってのふるさとでした。 「杏の花」は、そんな犀星が純粋に愛した数少ないふるさとの思い出だったのでしょう。犀星には『杏っ子』という小説もあります。 高校の時の国語の先生は犀星をこよなく愛し、『杏っ子』にちなんで、娘さんを杏子と名付けたかったそうです。でも当時「杏」という字は名前には使えない字だったので、諦めたそうです。「カッパちゃん」というあだ名の厳しくも優しい先生でした。 杏の花