牛乳でお腹を壊す人も「豆乳」なら大丈夫? – 乳酸菌のキモチ
牛乳でお腹を壊す理由として、まず考えられるのは、日本人に多い 乳糖不耐症 です。これは、牛乳に含まれる 乳糖 という栄養素を分解出来ないために起こる症状です。 通常の場合、乳糖は小腸で乳糖分解酵素(ラクターゼと言います)によって分解され、小腸粘膜から吸収されます。 しかし、乳糖不耐症では、ラクターゼが生まれつき欠損していたり、少量しか作られないために、乳糖が分解されず、未消化のまま腸内に残ってしまうのです。 未消化の乳糖は、大腸の中の腸内細菌によって発酵され、炭酸ガスと脂肪酸と水になります。 発生した炭酸ガスや脂肪酸が腸を刺激して、腸の排泄活動である「ぜんどう運動」を活発にすることにより、下痢になってしまうのです。 次に牛乳でお腹を壊す原因として考えられるのは、 乳製品アレルギー でしょう。乳糖不耐症との違いは、下痢だけでは無く、湿疹や喘息等の症状が出ます。 こうした症状は多くの場合、幼児の段階で判明します。 豆乳ならお腹を壊さない?
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[医師監修・作成]乳糖不耐症と言われたら知っておくべき注意点 | Medley(メドレー)
!まとめ 二次性乳糖不耐症は治療で治るのか?と問われたら、大人になるにつれて乳糖不耐症になる方は増え、そして一過性のモノでない限りは治らないのが通常のようです。 その場合は、 治療といえるかわかりませんが、乳糖が含む食べ物を食べないのがいちばんよい方法です。 乳糖不耐症が疑われる方は、参考にしてみてくださいね。 The following two tabs change content below. この記事を書いた人 最新の記事 本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。 「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪ ▼プロフィール詳細は コチラ ▼活動内容詳細は コチラ ▼取材やお仕事の依頼は コチラ ▼instagramは コチラ ▼noteもはじめました コチラ からどうぞ
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乳児が乳糖不耐症になると栄養を補う治療が要ることもありますが、多くは自然 治癒 し、症状を起こさずミルクや母乳を飲めるようになります。成長による乳糖不耐症は治癒しませんが、乳製品に気を付ければ症状なく生活できます。 1. 乳糖不耐症は自然治癒するのか 乳糖不耐症は自然治癒するのでしょうか。 乳糖不耐症は乳糖を含む食品を摂ると下痢や腹痛などの症状が現れる病気です。自然治癒は「乳糖をとっても下痢や腹痛などが現れなくなること」と言い換えることができます。乳糖不耐症が自然治癒するかどうかは病気の種類や程度によっても違いがあります。自然治癒の話の前に乳糖不耐症の種類について説明します。 乳糖不耐症は次のように分類できます。 一次性 乳糖不耐症 二次性 乳糖不耐症 成長にともなう乳糖不耐症 乳糖不耐症は上の3つの種類に分けることができます。それぞれの原因について説明したうえで、自然治癒が可能かどうかを説明していきます。 一次性乳糖不耐症は自然治癒するか? [医師監修・作成]乳糖不耐症と言われたら知っておくべき注意点 | MEDLEY(メドレー). 一次性乳糖不耐症は遺伝的な原因により起こるまれな病気で、生まれついて乳糖を分解・吸収する力がありません。一次性乳糖不耐症を持つ子供は、普通のミルクなどから栄養をとれないので、生まれてすぐから乳糖を含まない無乳糖ミルクなどで栄養を得なければなりません。無乳糖ミルクなどによって栄養を得ることができるので成長には支障を来さないことが多いです。しかし、成長しても乳糖を吸収できるようにはなりません。つまり、乳糖を吸収できるようになるという意味においては自然治癒することはありません。 一次性乳糖不耐症は、自然治癒しないので、日常生活で乳糖を避ける工夫が必要です。具体的には乳児期は乳糖を取り除いた無乳糖ミルクや乳糖を分解するβ-ガラクトシダーゼという薬を上手に用いることで栄養を得ることができます。また成長に伴って色々なものを食べられるようになれば乳糖以外の食品から栄養をとれるようになります。 このように一次性乳糖不耐症を持つ子供は食生活を工夫することで順調に成長することができます。 二次性乳糖不耐症は自然治癒するか? 子供の乳糖不耐症のほとんどは二次性乳糖不耐症です。二次性乳糖不耐症とはどんな状態なのでしょうか。二次性乳糖不耐症は、主に 急性胃腸炎 など腸にダメージを与える病気のあとで引き続いて起こります。病気により腸がダメージを受けると、乳糖を分解する力が低下してしまいます。乳糖が分解できないと乳糖を栄養として得られないばかりか下痢や腹痛などの症状が現れます。この状態が二次性乳糖不耐症です。 二次性乳糖不耐症になっても、原因が一時的なものであれば時間が経って腸の状態が回復するので以前のように乳糖を摂取できるようになります。その意味で二次性乳糖不耐症は自然治癒すると言えます。 二次性乳糖不耐症は原因となった病気が治ったあとにもしばらく続きます。腸が受けたダメージの程度によって乳糖不耐症の状態がどれくらい続くかが決まります。長い場合で数ヶ月ほどです。この間は少しずつ乳糖をとらせて症状が現れるかなどを治癒したかどうかの判断材料にします。 では二次性乳糖不耐症が治癒するまでの間にはどのようにして栄養を得ればいいのでしょうか。乳糖を栄養にすることができないので、乳糖を含まない無乳糖ミルクや、乳糖の分解を助けるβ-ガラクトシダーゼを利用して栄養をとります。離乳食が十分にとれているのであれば乳糖を含む食品をメニューから外すことも対応策の1つです。 成長にともなう乳糖不耐症は自然治癒するか?
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牛乳を飲んで、お腹を下したことがありませんか? 小学生の頃に、学校で出された牛乳を飲んでお腹が緩くなった経験はありませんか? 大人になって気にならなくなってきた方も、必見、これにはちゃんと理由があったのです。 じつはこれ、 「 乳糖不耐症 」 によるものなのです。 乳糖不耐症 とは、 乳糖の消化 酵素 であるラクターゼが 元々小腸などの消化器系に不足 していることで起こります。 ラクターゼの欠乏の割合は、 アフリカ黒人90% タイ人90% 日本人85% アラブ人78% アメリ カ白人8% デンマーク 人2% と、 日本人の85%以上がラクターゼという消化 酵素 を持っていない ことが分かります。 ラクターゼが不足しているところに牛乳などの乳製品が届くと、それを分解することができず、分解できなかった 乳糖を吸収することができません。 そのため、 下痢などの症状を起こします。 日本人の 8 ~ 9 割は 乳糖不耐症 ! 「牛乳を飲んでも下痢にならないから、私は 乳糖不耐症 ではない」 と思った人もいるかもしれません。 ところが、目立った症状がないだけで、日本人の 8 ~ 9 割は 乳糖不耐症 なのです。 乳糖不耐症 という病名はついているものの、考えてみれば、 長い歴史の中で乳糖をエネルギーとして生きてきた欧米人に対して、 ここ 50 年ほどしか乳製品を摂取してこなかった日本人(アジア人)が 乳糖不耐症 なのは 当然なのかもしれません。 実は、海外では日本人に乳製品が合わないことはよく知られているのに、日本人自身が自覚していないといわれているのです。 なんだかちょっと恥ずかしいですね。 牛乳は飲まないほうが良い? では、牛乳は飲まないほうがよいのでしょうか。 個人的には、結論は 「はい」 です。 また、牛乳を飲むと、腸の膜を守るために身体が粘液を分泌し、それにより、栄養の吸収が損なわれるため、 牛乳を飲めば飲むほど 骨粗しょう症 を引き起こしたり、 「牛乳を1日コップ3杯以上飲むと寿命が短くなる」 といった研究結果もあるくらいなのです。 でも、なぜなのでしょう? それは、タンパク質を体内に取り入れることで、 身体が尿を通じてカルシウム排出してしまうから なんです。 カルシウムをたくさん摂取しても、動物性タンパク質の摂取量が多いと酸・塩基平衡が酸性側に傾き、骨のカルシウムが溶け出して尿中に排泄されてしまうのです。 実際に、カルシウムおよび 動物性タンパク質を多く取っている人ほど、骨折する可能性が高い ことが認められています。 牛乳の質も問題 現在スーパーで並べられている牛乳は、 ホルモン剤 や 抗生物質 投与の問題や、 ホモジナイズといって、高温殺菌によりタンパク質が変異してしまっているものが多く、 発がん性などが指摘されています。 ちなみに、コーヒーショップで、カフェラテなどに使われる「ミルク」は、 牛乳以外にも、クリームなどが入っているので、純粋な牛乳ではありません。 というわけで、我が家には数年前から牛乳はありません。 パンも食べないので、必然的に牛乳を飲む機会もないので、全く気にならなくなりました。 「ココアが飲みたい!」 「クリームソースが作りたい!」 という時は、 豆乳で代用 します。 最近ではスーパーにも 「有機豆乳」 が置いてありますので、おすすめですよ。 (ただし豆乳は身体を冷やす作用が非常に強いので、使い過ぎには要注意です。) おすすめはお味噌汁!