大分 市 ハザード マップ アプリ
防災は、結局、いかに地域を愛しているかを問われることだと思います。防災といいながらも、防災以外の事柄にも目を向けていくことが、結果的に防災につながると考えてみてください。 一口に防災マップといってもバリエーションがあり、いろいろな工夫を施すことができます。今回は、防災マップに焦点を当てて考えてみましたが、マップと同じことが、他のさまざまな地域防災活動にも当てはまります。例えば、地域によっては、熱心に避難訓練を行っています。避難訓練では、どれだけ多くの人々が、どれだけ早く避難できるかが問われます。その際、マップで考えたように、訓練実施に至る過程こそが大切ではないかと問うてみてください。 誰の視点で避難訓練を行うのか、どの時間帯に行うのか、どの季節に行うのか、誰のために行うのか、避難訓練だけでよいのか、そして、避難訓練を通して結局地域には何がもたらされるのか。多様な問いを浮かべ、工夫をして、避難訓練をレベルアップしていくことが大切だと思います。 (2013年2月22日 更新)
ハザードマップの見方は難しい?市区町村ハザードマップの活用法
まずは決定的に違うこの2つに注意してください。 「避難所」 ⇒ 災害ニュースなどでよく見る、一定期間滞在することができる建物(体育館や公民館など) 「避難場所」 ⇒ 災害の危険性がなくなるまで滞在する場所(主に屋外) 建物内に避難したい場合は、開設されている 避難所 に行く必要があります。 避難所の種類 ※ 自治体によってハザードマップに記載されている避難所は違います。基本的に一次避難所を記載されているハザードマップが多いです。 2次避難所・福祉避難所は、必要に応じて開設され、誰でも入れるわけではありませんので注意してください。 風水害時避難所 自主・事前避難のため、災害発生前に開設⇒開設情報をもとに避難 1次避難所 災害が発生したときに最初に開設⇒開設情報をもとに避難 2次避難所・福祉避難所 ※すぐに開設されるわけではありません 一次避難所開設後、一次避難所での避難生活が難しい(妊産婦、傷病者、障がい者、高齢者、乳幼児等)と思われる世帯がある場合に、 必要に応じて開設 します。民間の施設等と連携している場合が多いですが、直接駆け込んでも受け入れられませんので注意が必要です。 避難所までのルートも確認しておきましょう! 避難する途中に橋などがないか(橋を渡るのは危険) 避難する途中に浸水予想区域がないか 避難経路に土砂崩れの危険性がないか アンダーパスがないか(水が貯まって通れない可能性あり) 避難所自体が浸水しそうな場合に備えて、2つ以上の避難所をチェックしておく 車が動かなくなる、車のドアが開かなくなる、濁流にのまれるなど、避難の途中で水害に巻き込まれる方も多いのです。 避難はとにかく早めに、安全に。 まとめ ハザードマップを隅々までチェックすることの重要性がわかっていただけたでしょうか? 平成19年の台風では、 足首までの浸水が30分で首まできた という地域もあったといいます。 それだけ避難にはスピード感が必要なのだと思います。 いざという時、どんなリスクがあって、どう避難するか。 いつか確認するよりも、今確認してみませんか? 再度、わがまちハザードマップを貼っておきます^^ ⇒ わがまちハザードマップ 使い方は簡単ですが、ちょっとスマホが苦手という方には、使い方を画像付きで細かく説明しています⇒ スマホで簡単!1分で検索できる「わがまちハザードマップ」の使い方 それではみなさん、よい防災を!