子供の歯が茶色に…虫歯?それとも着色?自分で判断できる?|子供の歯ガイド
ある日、鏡でよく見ると自分の歯が茶色くなっていることに気付いた方、ショックなことに自分で気付く前からすでに周りの人たちに「○○さんは歯が茶色い」と思われていたかもしれません・・・。 歯が茶色くなるのには 変色 と 着色 があります。簡単に言うと、 変色 は歯の質や内部的な色の変化、 着色 は表面的な色の変化を意味しています。 変色 の理由としては、加齢によるもの、薬物(テトラサイクリン、フッ素)によるもの、虫歯によるもの、先天的な歯の形成異常によるものなどがあげられます。また 着色 の理由としては、お茶、コーヒー、カレーなど色素の濃い飲食物の摂取によるもの、喫煙によるものなどがあげられます。 これらのうち表面的な 着色 については、歯科医院での歯のクリーニングで比較的簡単に除去することが可能です。ただし、 着色が 強いということはブラッシングが上手にできていない可能性が高いとも言えます。自分では見えなかったり気付きにくい歯の裏側や奥歯に、歯石が付いてしまっていたり虫歯が進行していたいたりするかもしれません・・・。 歯の着色に気付いたら早めに歯科を受診して、その歯だけではなく全体的なチェックもしてもらう事をお勧めします。
歯が茶色くなる原因は何?症状別対処方法を解説! | ホワイトニング東京の院長がご紹介するホワイトニングの知識
最近、乳歯をぶつけて来院される方が複数いたので、乳歯をぶつけたその後の話について触れておきます。 一般的に歯をぶつけた時に起こる現象は ①歯が抜ける ②歯がぶつけた拍子に移動してしまう ③歯が揺れる ④歯が折れる、欠ける ⑤揺れなどの症状がない 今回は①~③が起こった時の話をします。 ①歯が抜けてしまった場合 抜けた歯を洗わず に、すぐに 牛乳 (できれば 成分無調整 のものがよい)につけてかかりつけの歯医者に持って行ってください。 そのまま、戻る可能性があります。 歯を洗わないのは歯根についている歯根膜をはがさないためです。この歯根膜がちゃんと残って生きていれば、抜けた歯が元に戻せる可能性が高くなります。 ①~③が起こった場合歯医者さんから受ける説明 ・歯が茶色く変色する可能性。 ・乳歯が歯や抜けたり、永久歯の萌出が遅れたりする。 ・乳歯の下にある永久歯の表面がうまく形成されず、弱い歯質(白かったり、茶色)になって出てくる可能性がある。 ここまではどの歯医者さんからも説明を受けると思います。 本当はこの後が大事!
ホワイトニング専門歯科「ホワイトニング東京」院長の富岡です。 歯が茶色くなる原因としては「着色汚れ」が代表的ですが、それ以外にも様々な原因が考えられます。 歯が茶色くなっている場合、その原因によって対処方法が異なります。本記事では、歯が茶色くなる原因と症状別の対処方法を紹介します。 ※歯の色が気になる方は ホワイトニング専門歯科である 当院サイト も合わせてご覧ください。ホワイトニングに興味はあるけど、疑問や不安があるという方には、カウンセリングのみのご予約も受け付けております。 1.歯が茶色くなる原因を症状別に解説 (1)前歯の表面の茶色い汚れ 前歯の表面に付く茶色い汚れは、ほとんどの場合は着色汚れですが、虫歯で歯が茶色く見えている場合もあります。 a. 歯の着色汚れ(ステイン) 歯が茶色くなる原因の多くは、歯の表面に付く"ステイン"といわれる着色汚れ です。歯の表面のエナメル質に、飲食物などの色素が付着する事で起こります。同じ食事を摂っていても、すぐに着色汚れが付いてしまう人とそうでない人がいます。着色のしやすさは、歯の質や唾液の質とも関係しており、個人差があります。唾液の量は、加齢によって減少します。唾液の量が減少すると、着色も起こりやすくなります。 着色汚れの原因となる飲食物には次のものが挙げられます。 <原因となる飲食物> カレーやソースなど色の濃い食べ物 赤ワインやブルーベリなどポリフェノールを含むもの 紅茶・緑茶などタンニン・カテキンを含むもの、コーヒー スポーツドリンク、柑橘系の食べ物、お酢等の「着色補助食品」 b. 虫歯 虫歯というと黒いイメージが大きいですが、 初期の虫歯や溶け始め(脱灰)の状態は、黄色〜茶色をしています。 着色汚れのように歯の表面に色が付いていても、歯質が凹んでいる場合や、ザラザラとしている場合は虫歯かもしれません。 (2)歯と歯茎の間、歯の付け根の茶色い汚れ 歯と歯茎の間付近や、歯の付け根のあたりに茶色い汚れが付いている場合、「茶色い歯石」である可能性があります。 歯石には2種類あり、歯ぐきよりも上の部分に付着する「縁上歯石」と、歯ぐきの中である歯周ポケット内部に付着する「縁下歯石」があります。 「縁上歯石」は歯を同じような乳白色〜黄色をしていますが、「縁下歯石」は、赤褐色〜茶色をしています。 歯と歯茎の間付近や、歯の付け根あたりに茶色い汚れが付いている場合は、歯周ポケット内に付着する「縁下歯石」が見えているという可能性があります。 (3)歯の表面に縞模様や筋、まだら模様のような変色がある 歯の表面が、模様や筋のようになっている場合には、生まれつきの歯の変色である「テトラサイクリン歯」や「エナメル質形成不全」である可能性が高いです。 a.