紫外線に当たってはいけない薬 | くすりの勉強 -薬剤師のブログ-
腰痛や打ち身に処方してもらう事の多い湿布薬。以前はモーラステープという湿布薬を日の当たる部分に使ったところ、光線過敏症でただれてしまった……という事も以前話題になりました。他にも使い過ぎてはいけない湿布も、実はあるのです。 【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】 ■ 痛み止めとして優秀なロキソニン。実は…… 大概の痛みに効果を発揮するロキソプロフェン(日本薬局方:ロキソプロフェンナトリウム)という薬剤名のロキソニン。飲み薬として処方される時は、大概胃薬がセットになって処方されます。何故でしょう? 実はこのロキソプロフェンは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の中でもかなり効果が強いものに分類されます。それゆえ、打ち身や神経痛からリウマチの関節痛、手術や抜歯後の消炎鎮痛や炎症による発熱を抑える働きもあり、幅広く使われています。 ただし、効果が強いものというのは、その分副作用も起きやすいもの。薬剤師や医師が参照する添付文書に記載された、主な副作用をざっと挙げるだけでも「浮腫、溶血性貧血、急性腎障害、うっ血性心不全、消化性潰瘍、消化管出血、消化管穿孔、小腸・大腸の狭窄・閉そく、過敏症、発疹、そう痒感、胃部不快感、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ」と出てくるのですが、薬剤性のアレルギーによる蕁麻疹よりも、循環器から消化器に及ぼす症状が明らかに多く挙げられています。 この消化器症状の副作用を打ち消すために、ロキソプロフェンを処方する時は胃粘膜保護などの効果を持つ胃薬が処方されます。 ■ 内服薬の飲み過ぎはダメなのは分かるけど、湿布も!?
肩こりにロキソニンは効果的なの??「飲む・塗る・貼る」どれがよい? | Ns整骨院
モーラスパップは医薬品に該当しますし、市販されていないほど効き目が強いので、正しい使い方と貼り方を押さえておかなければなりません。 ・成人は1日に2回に渡って痛みを起こしている患部へと貼り付ける ・湿疹や発疹のある部分には貼り付けてはいけない ・粘着力が弱く、剥がれやすい関節にはテープ剤が適している 2回分を一度に使うのは皮膚へと刺激やダメージが引き起こされやすくなるので危険ですし、使用期限は3年間と決められているので劣化したモーラスパップは使わないでください。 モーラスパップに副作用のリスクはある? 正しい使い方や貼り方を心掛けていても、モーラスパップには副作用のリスクがあります。 副作用の発生率は2. 04%と報告されているので低いものの、思わぬトラブルで悩まされる場合もあると頭に入れておくべきです。 皮膚が赤くなる発赤 皮膚が痒くなる 刺激感 色素沈着 蕁麻疹 皮下出血 眼瞼の浮腫 呼吸困難 アナフィラキシー様症状 アスピリン喘息 接触皮膚炎 光線過敏症 これらの症状が報告されており、湿布薬を貼り付けた患部に生じます。 また、 モーラスパップの添付文書では妊娠中や授乳中の女性、チアプロフェン酸やフェノフィブラートを含有する製品で過敏症の既往歴がある人、気管支喘息を持つ人は、医師や薬剤師へと相談しなければならないと記載されていました。 他に医薬品を服用している場合も、お互いに作用が強まったり弱まったりするので、自己判断での使用は避けるべきです。 ⇒管理人も利用したトンデケアを見てみる。
ロキソニンテープと、モーラステープは素人考えですがイメージ的に似... - Yahoo!知恵袋
5%が波長290〜320nmのUVB(中波長紫外線)、6. 3%が320〜400nmのUVA(超波長紫外線)、38. 9%が可視光線、54.
93%)であり、発現した副作用は、発疹11件、発赤9件、そう痒感18件、刺激感5件等の接触皮膚炎54件(4. 67%)、貼付部の膨疹、動悸、顔面及び手の浮腫各1件(0. 09%)などであった。(承認時) 関節リウマチ 総症例525例中副作用が報告されたのは45例(8. 57%)であり、発現した副作用は、接触性皮膚炎17件、適用部位そう痒感12件、適用部位紅斑6件、適用部位発疹6件、適用部位皮膚炎3件等であった。(効能追加承認時) ほかに医師などの自発的報告により、ショック、アナフィラキシー、喘息発作の誘発(アスピリン喘息)、光線過敏症の発現が報告されている。 重大な副作用及び副作用用語 重大な副作用 ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(0. 1%未満) ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。 喘息発作の誘発(アスピリン喘息)(0. 1%未満) 喘息発作を誘発することがあるので、乾性ラ音、喘鳴、呼吸困難感等の初期症状が発現した場合は使用を中止すること。気管支喘息患者の中には約10%のアスピリン喘息患者が潜在していると考えられているので留意すること。なお、本剤による喘息発作の誘発は、貼付後数時間で発現している。(【禁忌】の項(2)参照) 接触皮膚炎(5%未満、重篤例は頻度不明) 本剤貼付部に発現したそう痒感、刺激感、紅斑、発疹・発赤等が悪化し、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日を経過してから発現することもある。 光線過敏症(頻度不明) 本剤の貼付部を紫外線に曝露することにより、強いそう痒を伴う紅斑、発疹、刺激感、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日から数カ月を経過してから発現することもある。 その他の副作用 頻度不明 0. 1〜5%未満 0. 1%未満 皮膚 注) 皮膚剥脱 局所の発疹、発赤、腫脹、そう痒感、刺激感、水疱・びらん、色素沈着等 皮下出血 過敏症 注) 蕁麻疹、眼瞼浮腫、顔面浮腫 消化器 消化性潰瘍 注)このような症状があらわれた場合は直ちに使用を中止すること。 高齢者への投与 類薬(0.