蜘蛛ですが何か 魔王
(会心のギャグ おあとがよろしいようで。
蜘蛛 です が なにか 魔王336
概要 主人公たちが転生してきた世界の今代の魔王。 名前は「アリエル」。 見た目は少女のような容姿をしているが、世界最古の魔物と言われており、悠久の時を生きている存在。 種族は「オリジンタラテクト」であり、主人公たち蜘蛛系モンスター「タラテクト」の始祖でもある存在。とは言え彼女自身に蜘蛛としての特徴は表出していない。 なぜか露出度が高い独特の服装をしている。 八つに枝分かれしたマントやサークレットに埋め込まれた装飾などによって、彼女が蜘蛛系の魔物の頂点に立っていることを示唆しているのだろう。 9万超の平均ステータスに加えスキルも多数取得しており、この世界でも最上位に属する力を持つ。 主人公 の生みの親であるクイーンタラテクトも彼女の眷属であり、血縁上は主人公の祖母にあたる。 直属の配下であるクイーンタラテクト「マザー」に対し、並列意思(体担当)のスキルによる精神攻撃を仕掛けた主人公に接触。 圧倒的な力で粉砕するが、主人公を殺しきるまでには至らず、反撃によってマザーを含めた多数の眷属を失ったばかりか、自身もマザーを介して並列意思による浸食を受けてしまう。 アニメ版では 『蜘蛛子の使った技を真似る』 、 『マザーから奪ったスキル』と口走る 、 地龍ガキアに『ユニークな技の名は叫ばんのか…? 』と言われキレるなど 、浸食描写が明確に描かれている。 また、浸食前の素の彼女の姿も描かれており、上坂氏によって明確に演じ分けられている。 最終的には利害の一致と打算から主人公との休戦を妥結し、紆余曲折を経て友人関係となる。 その過程の中で主人公の魂(人格)の一部が流入、融合したため、主人公の記憶の一部が入り込んでおり転生者のことも完全に理解し、本人はわりと軽い性格になってしまったが、根幹のところで「とある存在」への敵意を隠さない人格に変わりはない。 「パペットタラテクト」と呼ばれるモンスターを使役する。 現魔王として、種別の異なる十人の幹部を従える。 関連タグ 余談 アニメ版で彼女を演じることになった 上坂すみれ は、アニメ化前に作成されたラジオドラマで主人公を演じていた。魔王と主人公の関係を考えるとニヤリとさせられる配役である。 関連記事 親記事 兄弟記事 もっと見る pixivに投稿された作品 pixivで「魔王アリエル」のイラストを見る このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 967213 コメント
というか、鑑定一回目は妨害された。 叡智様のゴリ押しで妨害を突破して鑑定した結果がこれだ。 これ、正攻法で勝つの不可能でしょ? ゆっくりと近づいてくる魔王。 見た目は人間の少女のようだけど、中身は完全な化物。 こんな化物とやってられるかい。 逃げるが勝ちよ。 転移。 あれ? 転移が発動しない。 な、なんで? 「ふふ。驚いているようね。逃げられないわよ。私の持つスキル大魔王には相手の逃亡を妨げる効果があるの」 Dー! あんたの仕業か! これあれだろ! 「大魔王からは逃げられない」ってそういうあれだろ!? やばいやばいやばい。 「ちっ。やはり支配者階級か。鑑定を妨害したわね?」 む? 魔王アリエル (まおうありえる)とは【ピクシブ百科事典】. 鑑定されてたのか。 まあ、鑑定は常時妨害する設定にしといたから問題ないけど。 私は叡智様があるからそれを突破できるけどね。 「まあいいわ。ここまで来たらあとはあんたを殺すだけ」 あわわわわ。 どうしよう? 「ここまで追い詰められたのはシステム構築以来初めてよ。そこは誇っていいわ」 魔王が召喚を発動する。 現れたのは10個の箱。 その箱の中から、人影が這い出してくる。 それを人影と呼んでいいのかは疑問だけど。 現れたのは人形だ。 おもちゃ屋さんに売ってるような可愛らしいものじゃない。 色とりどりの武装がついた、戦闘用の人形。 私の鑑定が、その人形の正体を看破する。 人形の中に、小さな蜘蛛の魔物が入っている。 おいおい。 ステータスがアーク超えてんですけど。 こんな隠し玉もあったんかい。 「クイーンはあんたに掌握されかけてるから使えない。まったく、とんでもない化け物よね、あんた」 あんたには言われたくないわ! 「じゃあ、死ね」 襲いかかってくる人形。 1体1体のステータスは1万をちょっと超えるくらいで、対処できないことはない。 けど、連携がうますぎる。 10体が隙なく波状攻撃を食らわせてくる。 為す術なくHPを削られていく。 う、やばい。 HPがなくなった。 MPもこの速度だとすぐ削られる。 「これで、止め」 魔王が魔法を発動させる。 それは、私も知ってる、けど、見たことはない魔法。 深淵魔法レベル10の反逆地獄。 真っ黒い逆さ十字が無数に降り注ぐ。 ゆっくりとそれが降ってくるその光景は、むしろ幻想的だった。 けど、その威力はシャレにならない。 逆さ十字が体に当たる。 その部分の体が消失した。 たった1つの逆さ十字だけで、私の体は半分くらいが消し飛ぶ。 超速回復で再生するけど、それよりも新たな逆さ十字が降ってくる方が早い。 空中には避けることなんかできっこないほどの逆さ十字。 私以外のものには一切影響を与えず、雪のように降り注ぐ破壊の象徴。 避けることも、迎撃することもできない。 当たる。 削れる。 あ、これ、ほ、ん、と、や……。 ブックマーク登録する場合は ログイン してください。 ポイントを入れて作者を応援しましょう!