私と小鳥と鈴と 詩
(まいどなニュース・竹内 章)
私と小鳥と鈴と 指導案
2021/3/8 2021/6/7 言葉 詩 私と小鳥と鈴と 私が両手をひろげても、 お空はちつとも飛べないが、 飛べる小鳥は私のやうに、 地面 ぢべた を速くは走れない。 私がからだをゆすつても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴は私のやうに たくさんな唄は知らないよ。 鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがつて、みんないい。 ※金子みすずの著作権は消滅している。
私と小鳥と鈴と
読点を打っているのはなぜか? 題名が「と」で終わっているのはなぜか? 三連では「と」で終わらず、「それからわたし」で終わっているのはなぜか? 三連になぜ「それから」をつけたのか? 発問5 3連の「みんな」とは誰のことですか。 ・わたし、小鳥、すず 多い ・地球上の生物 少ない ・存在する物すべて 多い 子どもたちは、題名の「すずと」の「と」や三連の読点を検討していた。 もちろん、「みんなちがって、みんないい」も根拠となった。
こんにちは、アイ・ワークス西明石の竹島です。 あなたは「○○が出来る人って、すごいな。私なんて何もできない・・」と、周りの人と自分を比べたことはありませんか? 今回は、小学校の教科書にも載っている《金子みすゞさん》の詩をご紹介します。 『私と小鳥と鈴と』 私が両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥は私のように、 地面(じべた)を速く走れない。 私がからだをゆすっても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴は私のように、 たくさんな唄は知らないよ。 鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがって、みんないい この詩は、【あなたは、あなたでいいんだよ】と優しく語りかけてくれているようです。 「私と小鳥と鈴と」=「自分中心」から「鈴と、小鳥と、それから私」=「自分以外の人(物)がいて、自分がいる」に変わっていきます。 【あなたがいてくれるから、私がいる】 【違うからこそ、お互いが大切な存在。優劣なんてないよ】 自信が無くなった時に思い出してもらえれば、少しは穏やかな気持ちになれるでしょうか・・・ 施設情報 就労移行支援事業所アイ・ワークス西明石 最寄駅: 西明石:JR神戸線(神戸~姫路) 週一日からでも通所できます!障害のある方の就職をサポートしています。 就労移行支援事業を通じて障害のある方の自立を支援し社会に貢献することを目指しています。 関連記事 人気記事