論理 的 に 話せ ない
結論は?」 上司が推測した結論 結論A:私に客先に謝りに行ってほしいのかな? 結論B:自分で謝りに行くのかな? 結論C:私に工場に交渉してほしいのかな? 結論D:自分で工場に交渉するのかな? 〈結論がなくても問題ないシチュエーションの例〉 仕事上のコミュニケーションでは、多くの場面で「結論」が求められます。ただし、結論が必要ないコミュニケーションもわずかながらあります。情報交換やアイデア出し、悩み相談などです。 例えば情報交換のときには、「最近、関西では〇〇〇〇が売れているらしいよ」「そうなんだ、東京ではむしろ△△△△が流行っているけどね」といったやりとりが交わされます。この場合は情報を交換することに意味があり、「結論は何だっけ?」などと必ずしも考える必要がありません。 アイデアを出し合うときも、いちいち「そのアイデアが一番よい結論か?
論理的に話せない
根拠B:A社の商品はデザイン性が高いからかな? 根拠C:A社の商品は高品質で故障しにくいからかな? 根拠D:A社とは付き合いが長くて実績があるからかな?
論理的に話せない人の特徴
論理的に説明するってどういうこと? 論理的な説明って必要なの? 論理的な説明ができない人にはどうするのがいいの? このような疑問にお答えします。 本記事の内容 論理的思考による話し方のコツを解説します 論理的思考を学ぶ書籍も紹介します 話すことだけでなく、メールや資料作成にも役立ちます ビジネスシーンでは、自分の考えを誰かしらに説明して、相手に理解してもらう必要が出てきますよね? 論理的な話し方ができれば、会議やプレゼンなどで、筋道を立ててわかりやすく相手に説明することができるようになります。 あなたの上司がいかに論理的に話せていないかもわかるようになりますよ?
みなさんの上司や先輩は、そもそも、『論理とは何か?』を説明できるでしょうか? 多くの方が、外資系コンサル出身者が著者の『論理的思考力(ロジカルシンキング)』関連の書籍を思い浮かべていると思いますが、実際には「論理力」と「思考力」は別物です。 日本の哲学者であり、東京大学名誉教授の野矢茂樹 氏は以下のように述べています。 論理の力といっても、しばしばそう誤解されているような、「思考力」のことではない。 論理の力とは思考を表現する力、あるいは表現された思考をきちんと読み解く力 にほかならない。 それは、言葉を自由に扱う力、われわれにとっては日本語の力のひとつなのである。 引用: 論理トレーニング101題 (野矢 茂樹/産業図書) 例えるならば、論理力というのは、パソコンでいう所のOSで、思考力というのはアプリケーションのようなものかもしれません。 つまり、土台となる論理力がないと、そもそも、ロジックツリーやMECEなどは作れないということです。(仮に作ったとしても、作った気になっているだけで、実際は穴だらけのツリーになる) したがって、論理的に書いたり・話したり、相手の意図を理解することに難しさを感じる方は、まず論理力を鍛えることから始めるのが良いと私は思います。 論理的になりたければ、接続詞を意識すべき理由とは? では、どうやって論理力を鍛えればいいのか?