第二種電気工事士の技能試験対策/複線図をマスターするポイントとは? | 翔泳社アカデミーの通信講座
この記事では、2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士 技能試験 候補問題 No. 4 の複線図の書き方を、豊富な図とともに詳しく解説しています。 お読みください 本記事内に掲載されている画像には「平成 30 年度 (2018 年度) 候補問題」という記載がありますが、2018 年度と 2021 年度の候補問題の内容は同じなので、2021 年度技能試験の複線図の書き方を練習されている方でもご利用いただけます! 画像は順次差し替え中です! 2021年度 技能試験 候補問題 No. 4 単線図 単線図から読み取れること ・ 単相2線式100V(1φ2W100V) と 三相 3線式200V (3φ3W200V) の2系統の電源回路あり ・「イ」のスイッチで「イ」の引掛シーリングを点灯させる ・ 三相 3線式200V の系統から電源を取り ランプレセプタクル(電源表示灯)を点灯させる 使用する器具一覧 端子台(5端子: 配線用遮断器(B) と 漏電遮断器(BE) の代用) コンセント スイッチ 引掛けシーリング(角形) ランプレセプタクル(電源表示灯) ジョイントボックス 単線図から複線図を書く手順 単線図を基に、以下の手順で複線図を書いていきます。 配線図と同じ場所に器具を配置する 単相100V回路の接地側(N)と電灯・コンセントをつなぐ 単相100V回路の非接地側(L)とスイッチ・コンセントをつなぐ 三相3線式200V回路の電源を三相電動機につなぐ スイッチと電灯、電源表示灯と電源をつなぐ 電線の色や注意事項を書く それでは、手順に従って複線図を書いてみましょう! 1. 配線図と同じ場所に器具を配置する まずは単線図を基に、下図のように使用する器具を全て配置します。 スイッチと対応する器具が分かるよう、「イ」の記号を入力します。 2つの遮断器 ( 配線用遮断器(B) 、 漏電遮断器(BE))は、 1つの端子台(5端子) で代用します。 2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士技能試験 候補問題No. 第二種電気工事士 候補問題No.2|複線図の書き方|電気工事士受験対策ネット. 4 複線図の書き方 (器具の配置) 端子台部は上から配線用遮断器(B)の 接地側「N」 、 非接地側「L」 、漏電遮断器(BE)の3つの相「T」「S」「R」と書きます。 2. 単相100V回路の接地側(N)と電灯・コンセントをつなぐ 配線用遮断器の 接地側「N」 の電線を 電灯 と コンセント に繋ぎます。 電線同士を接続する箇所は、あとで見直してひと目で分かるよう黒丸「・」などの印を付けましょう。 2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士技能試験 候補問題No.
第二種電気工事士 候補問題No.2|複線図の書き方|電気工事士受験対策ネット
・マークシートへの記入には、HBの鉛筆又はシャープペンシルを使用してください。ボールペン等は使 用しないでください。 ・複線図等を描く場合は、問題用紙の余白を使用してください。その際、色鉛筆、色ボールペン、蛍光ペン、 マジック等を使用することができます。 引用: 第二種電気工事士 令和2年下期 筆記試験受験者 試験案内|電気技術者試験センター 筆記試験で複線図を解くためのまとめ まず、複線図の書き方をマスターする 手順 指定箇所に来ている電源の元を探す 指定箇所から末端の負荷の流れを洗い出す 関連範囲の複線図を書いて確認する あとは問題に沿って答えを導き出すだけです。何度も繰り返して技術を身に着けましょう。 ひまる もし筆記試験で複線図問題を捨てても、技能試験で必ず必要になるよ。 これから電気工事士として仕事をするならば現場でも必要ですし、接続ミスを発見するためにも複線図は必要です。
複線図の描き方初級編
この記事では、2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士 技能試験 候補問題 No. 1 の複線図の書き方を、豊富な図とともに詳しく解説しています。 2021完全版!第二種電気工事士に合格する勉強のコツと参考書まとめ 2021年度 (令和3年度) 技能試験 候補問題 No. 複線図の描き方初級編. 1 単線図 単線図から読み取れること ・3 つの機器を 3 つのスイッチでON/OFFする回路 →「イ」のスイッチで「イ」の引掛シーリングを点灯 →「ロ」のスイッチで「ロ」のランプレセプタクルを点灯 →「ハ」のスイッチで「ハ」の蛍光灯を点灯。 ただし、蛍光灯器具部分は施工省略 ・「イ」のスイッチは 位置表示灯内蔵 のタンブラスイッチ (図中の「H」マークより) 単線図から複線図を書く手順 単線図を基に、以下の手順で複線図を書いていきます。 配線図と同じ場所に器具を配置する 電源の接地側(白)と電灯・コンセントをつなぐ 電源の非接地側(黒)とスイッチ・コンセントをつなぐ スイッチと電灯をつなぐ 電線の色や注意事項を書く それでは、手順に従って複線図を書いてみましょう! 配線図と同じ場所に器具を配置する まずは単線図通りに器具を配置しましょう。 下図のように、接地側と非接地側の電源、器具 2 つ(引掛シーリング、ランプレセプタクル)、スイッチ 3 つ、ジョイントボックス 2 つを配置します。 同時に、スイッチと対応する器具が分かるよう、「イ・ロ・ハ」の記号も入力します。 また、「イ」のスイッチは 位置表示灯内蔵 のスイッチなので分かるように印をつけます。 2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士技能試験 候補問題No. 1 複線図の書き方 (器具の配置) 電源は 接地側が白 、 非接地側が黒 ですので、非接地側を黒く塗りつぶしたり、接地側に「W」、非接地側に「B」と書くなど分かりやすいように工夫しましょう。 電源の接地側(白)と電灯・コンセントをつなぐ 電源の接地側(白)の電線は 電灯 と コンセント に繋ぎます。 電線同士を接続する箇所は、あとで見直してひと目で分かるよう黒丸「・」などの印を付けましょう。 「ハ」の蛍光灯は施工省略ですが、電線は引いておく必要があるため忘れずに接地側と接続します。 2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士技能試験 候補問題No. 1 複線図の書き方 (接地側の電線接続) 電源の非接地側(黒)とスイッチ・コンセントをつなぐ 電源の非接地側(黒)の電線をスイッチへつなぎます。 電源の非接地側と「イ」のスイッチをつなぎ、「イ」から「ロ」へ渡り線をつなぎ、「ロ」から「ハ」へ渡り線をつなぐという手順になります。 2021年度(令和3年度) 第二種電気工事士技能試験 候補問題No.
こんな方におすすめ 電工二種の技能試験を受験予定 複線図の描き方を知りたい 技能試験でどんな知識が必要か知りたい このような方に向けて、記事を作成しています。 第二種電気工事士の技能試験は、配られた配線図(単線図)と施工条件をもとに、作品を完成させる試験です。 しかし、単線図のまま施工してしまうと、こういった感じで 欠陥 ・ケーブルが短すぎor長すぎ ・結線する色の誤り ・スイッチ(イ)と異なる器具(ロ)への結線 などの、ミスが多くなってしまいます。 このような施工ミスを避けるために作成するのが複線図です。 単線図を複線図にすることで、 ポイント 電線を結線する色がわかる スイッチと対応する器具への結線がわかる ケーブルの切断長さ、剥ぎ取り長さがわかる といった感じで、施工しやすくなります。 パット見ただけでは、どうやって複線図にするのかわからないと思うので、この記事にて 複線図の描き方を解説 します。 候補問題の練習を始める前に、複線図をマスターしておきましょう! この記事を書いた人 電験三種:2018年合格 電工二種:2020年合格 ブログとYouTubeで電工二種の情報を発信しています (複線図を描く前に)まずは、施工条件を確認 配布された上記のような単線図から複線図を描く場合、まずは 施工条件 を確認しましょう! 施工条件(例) 1. 配線及び器具の 配置 は、図に従って行うこと。 なお、「ロ」のタンブラスイッチは、取付枠の中央に取り付けること。 2. 電線の 色別 (絶縁被覆の色)は、次によること。 ①電源から接地側電線には、すべて白色を使用する。 ②電源から点滅器までの非接地側電線には、すべて黒色を使用する。 ③次の器具の端子には、白色の電線を結線する。 ・ランプレセプタクルの受金ねじ部の端子 ・引掛シーリングローゼットの接地側極端子(W又は接地側と表示) 3.