川崎 市 健康 安全 研究 所
社会 | 神奈川新聞 | 2021年3月6日(土) 05:00 再び解除が見送られた1都3県の新型コロナウイルス緊急事態宣言。政府が2週間の延長を決めた5日、専門家2人が県内の状況を踏まえた課題と展望を明らかにした。 判断は妥当だったのか、封じ込めるには何が必要か、解除への道筋をどう描くのか─。「緩み」を警戒し、対策徹底の継続が必要と訴えた。 川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長 内閣官房参与で川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「ワクチンやコロナ対策を考え、少しでも粘りたいという気持ちだ」と、延長を決めた政府の意向を代弁した。 「感染者数にとらわれず」 宣言再延長、解除の条件は 川崎市健康安全研究所所長に聞く 一覧 こちらもおすすめ 新型コロナまとめ 追う!マイ・カナガワ 緊急事態宣言に関するその他のニュース 社会に関するその他のニュース
川崎市健康安全研究所 所長
試験検査、調査研究、研修指導、情報発信の4つの柱を通じて、感染症や食中毒等の健康危機発生時のみならず平常時から、常に健康危機課題の解決に寄与する業務・研究を実施し、市民の健康をサポートしています。 健康安全研究所概要 試験検査業務・検査情報 感染症情報センター 調査研究・業績 当所で実施している調査研究について紹介しています。
川崎市健康安全研究所
独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 本部 清瀬地区 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 本部 清瀬地区 〒204-0024 東京都清瀬市梅園1-4-6 TEL042-491-4512 FAX042-491-7846 敷地面積 34, 532㎡ 登戸地区 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 登戸地区 〒214-8585 神奈川県川崎市多摩区長尾6-21-1 TEL044-865-6111 FAX044-865-6116(管理課) FAX044-865-6124(研推センター) 敷地面積 22, 942㎡
川崎市健康安全研究所 住所
国レベルでの仕事はおもしろい一方で、細かいことが見えなくなることもあります。また、大きな組織だから、ほんの少しハンドルを切ったつもりが急カーブを切っちゃうようにグワーッと動いてしまうこともある。自分たちが行ってきた感染症対策が、地域ではどう動いているのかを見たいななどと思い、今の部署に誘っていただいたのを機に移りました。 見えてきたもののなかで、新たな気づきはありましたか?
川崎市健康安全研究所 コロナ
川崎市健康福祉局健康安全研究所 感染症情報センター お問い合わせ:
川崎市健康安全研究所 所長 岡部 信彦
一人ひとりを見ながら全体を見る。そして1つの事柄を見ながら、それに影響を与えるものはどういうことか、常に考えています。ただ、"公衆衛生的"に偏り過ぎると、全体を見ようとするあまり、"一人ひとり"を犠牲にしてしまうときがあるので、そのバランスは非常に難しいですね。 その判断に悩む場面もありますか?
全国の医療機関には、感染症に定められた ウイルス や細菌などによって引き起こされる感染症の発症状況を定期的に報告することが求められています。神奈川県川崎市では、川崎市と川崎市健康安全研究所が、市内各医療機関より寄せられたデータの取りまとめを行ない、市民への情報還元および国への報告をしています。 今回は川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦先生に、川崎市健康安全研究所が持つ機能や、川崎市内の健康安全にどのように関わっているのかについて教えていただきました。 感染症とはウイルスや細菌などによって引き起こされる病気 細菌や ウイルス ・真菌(酵母やカビ)などの微生物は、空気中や水中、ヒトを含む動物の体内に存在しています。微生物はときにヒトの体内に侵入し、何かしらの病気を引き起こす原因になることがあります。こうして生じた病気のことを 感染症 といい、感染症の原因となった微生物は 病原体 と呼ばれます。 感染症にならないようにするためには、やたら無闇に恐れるのではなく、まずはその感染症について 正しく知ること が必要だと思います。 川崎市健康安全研究所とは? 川崎市健康安全研究所とは、全国約80か所に設置(都道府県、政令指定都市などに設置)されている地方衛生研究所のひとつです。地方衛生研究所では、 当該地域の市民の健康を守る をキーワードに、 ・理化学部門(飲食物や家庭用品類の安全性のチェックなどを行う) ・微生物学部門(感染症や 食中毒 に対する病原診断などを行う) ・感染症情報センター部門(感染症情報の収集・解析・還元提供などを行う) が中心となり、各種の試験・調査・研究を実施しています。 川崎市健康安全研究所では、試験検査、調査研究、情報発信研修指導、を4つの柱として、平常時から健康危機管理や、感染症や食中毒発生時に対する問題解決、再発防止や予防対策を通じて川崎市民の健康・安全をサポートしています。 感染症サーベイランスの取りまとめと情報発信 日本中の感染症の動向を知るためにはオールジャパン体制が不可欠!