養 命 酒 と は
最新号 2021年9月号 Vol. 118 特集:SDGsのヒント、実はニッポン再発見でした。 SDGsが地球規模で人類のミッションとなり、あらゆる場面でその取り組みが急務になっています。言葉自体は新しく、輸入されたようなものですが、ひも解いていくと、もともと日本にはSDGsの理念と通ずる精神性がありました。環境省事務次官・中井徳太郎さんによる"SDGsに取り組むヒント"も大公開!本特集でニッポンを再発見しながら、SDGsを身近に学びましょう。 1, 100円(税込)/2021. 08. 06 発売 バックナンバー Discover Japanは毎月6日発売の月刊誌です。 こちらでは、最新号からバックナンバー、別冊Discover Japanの各シリーズなどの 関連ムック本や書籍まで、本書に関する本がご覧いただけます。 もっと見る
Discover Japan|ディスカバー・ジャパン「日本の魅力、再発見」
マグネシウムが持つ健康長寿効果 皆さんはマグネシウムについてどのぐらい知っていますか? しかし多くの人にとってマグネシウムは馴染みがないと思います。 そこで「 マグネシウムとはなんなのか? 」「 マグネシウムが健康に与える方法 」について書かれている横田邦信さんの「 医師が教える!マグネシウムのすごい力 」を参考にしてマグネシウムについて解説していきます。 マグネシウムは私たちが健康に過ごすためには、とても大切な栄養素です。 しっかりと知識を深めていきましょう! 気になる方は、ぜひ読んでみてください! 楽天Kobo電子書籍ストア ¥1, 100 (2021/08/01 08:20時点 | 楽天市場調べ) ポチップ マグネシウムとは? Discover Japan|ディスカバー・ジャパン「日本の魅力、再発見」. マグネシウムは自動車、航空機、パソコンなど様々な工業製品に使われている軽金属で、医薬品に用いられるなど数多くの病気の治療にも役に立っています。 さらにマグネシウムは人間だけではなく、家畜の飼料や農作物の肥料など動植物の成長にも必要な栄養素であり、 幅広い分野で利用されているミネラルの1種 です。 体に必要な5大栄養素は タンパク質 、 脂質 、 糖質 、 ビタミン 、 ミネラル です。 他の栄養素について記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください! ミネラルの中でもカルシウムやナトリウム、カリウムと並んで「 1日の摂取量が100mg以上 」必要な 必須主要ミネラル7種類の1つに分類 されます。 マグネシウムは主に歯や骨を作ったり、神経の伝達や筋肉の修復を手伝ったり、血圧をコントロールするなど人体機能のバランス調整に役に立っています。 また他にも350種類以上の酵素を活性化して、体内の様々な代謝や化学反応をサポートするので、 健康長寿を実現するために必須 と言えます。 しかし、ミネラルの中では カルシウムやナトリウムばかりが注目 されており、マグネシウムについてはあまり知られてません。 マグネシウムの摂取不足について 欧米では、早くからマグネシウムの摂取基準が決めれていましたが、日本では最近になってようやくマグネシウムの重要性と日本人のマグネシウムの摂取不足が認められてきました。 では、 日本人はどのくらいマグネシウムが足りていないのか? 厚生労働省の1日あたりの食事摂取基準 を見てみると、どの年代でも男女ともにマグネシウムが足りておらず、中でも 20~49歳の成人男性では 、1日あたり350mg前後のマグネシウムが必要なのに対して摂取量は230mg前後と 100~120mg程度のマグネシウムが不足しています 。 さらにWHO(世界保健機構)の推奨量は厚生労働省の基準よりさらに多いので、 日本人のマグネシウムの摂取不足は深刻 であると言えます。 この摂取量は健常な成人男性の目安で 糖尿病の人はさらにマグネシウム不足 だと考えられます。それは高血糖になると、尿へのマグネシウムの排泄が増えるためです。 マグネシウムの必要摂取量は年齢や性別によっても異なるため、自分にどれくらいの量が必要なのか、ぜひチェックしてみてください!
この 足がつった状態のことをこむら返り と呼びます。 自分の意思とは関係なく足の筋肉が突然収縮してしまうために起こり、これは夜中に寝ている時や、明け方、運動中や妊娠に起こることが多いと言われています。 こむら返りには冷え、運動不足、筋肉疲労など様々な原因がありますが、ミネラル不足も原因の1つです 。 私たちの体は、筋肉が伸び縮みを繰り返すことで動かされています。この筋肉の収縮とたるみをスムーズに繰り返すために、カルシウムとマグネシウムのどちらも必要不可欠です。 具体的には、マグネシウムは「 筋肉が縮む方向 」、カルシウムは「 緩む方向 」に作用しています。この2つのミネラルがバランスを保っていることで、筋肉がスムーズに動くことができます。 よって、マグネシウムが不足していると筋肉を緩めることができず痙攣を起こしやすくなります。激しい運動をするときはマグネシウムが消費されてこむら返りが起こりやすくなるため、 運動するときは水分、ミネラル、特にマグネシウムの補給をしましょう 。 マグネシウムの持つ力 私たちの体は 皮膚を通じてマグネシウムを吸収 することもできます。 湯船にエプソムソルトを入れると、痛みが緩和されてストレスが減少し、ぐっすり眠れるようになる ので、 オススメ です! このエプソムソルトは、硫酸マグネシウムと呼ばれるマグネシウムの一種であり、発汗や血行促進、保温効果があります。 また マグネシウムを入れたお風呂は 、水道水に含まれる塩素を除去し、毎日続けるうちに毛穴の奥の皮脂よごれを徐々に分解して、 滑らかな肌触りになる と言われています。 美容と健康のエプソムソルト入浴 ポチップ 新型コロナウイルスの影響でジムやサウナに行くことができず、汗をかいていない人はぜひ使ってみてください! まとめ マグネシウムとは? 幅広い分野で使われている必須主要ミネラルの一種で、1日の摂取量が100mg以上必要である。 マグネシウムの摂取不足について 日本の成人男性では1日あたりのマグネシウム摂取量が100〜120mg不足している。 マグネシウムの必要摂取量は年齢や性別によっても異なるため、厚生労働省の1日あたりの食事摂取量を確認する必要がある。 マグネシウムの摂取不足になった理由とは? 食生活の変化が主な要因であり、大麦や雑穀などの穀物繊維が一気に減ったことで、マグネシウム摂取量が激減したから。 マグネシウムの摂取方法 マグネシウムの多い食事を組み合わせた食事をとるようにする。 マグネシウムが引き起こす体の不調 ・2型糖尿病 ・メタボリックシンドローム ・骨粗しょう症 ・こむら返り マグネシウムが持つ力 私たちの体は皮膚を通じてマグネシウムを吸収することができるので、エプソムソルトを入浴の際に入れるのがオススメである。 私たちに馴染みがないマグネシウムには、私たちの体にとても大事な栄養素であることは理解いただけたでしょうか。 まだまだマグネシウムについて解説できないところがたくさんありますので、気になる方はぜひ本書をとって知識を深めてみてください!