公務員試験で捨てて良い科目
何科目まで捨ててもいいか? 普通の受験生は何科目捨てているか? こういった問いに対しては 、「受験先や勉強の進捗度による」 という答え方が、一応適切ではあるでしょう。 ただ、これは受験生が本当に求めている答えではないですね。 なので、具体的に数字で答えます。 公務員試験の捨て科目の数 捨てていい科目数は、 最大で7. 公務員試験(教養のみ)のボーダー・捨て科目・勉強法【現役講師が解説】 | 公務員ラボ. 8科目 一般的な受験生の捨て科目の数は、 平均で4. 5科目 これくらいでしょうね。 チューター・講師の経験から多くの受験生を見てきたので、間違いないと思います。 ちなみに、この科目数に関して、一部の方が抱くであろう疑問に以下でお答えします。 もっと捨ててもいいんじゃないの? 「もっと多く捨てて合格してる人もいるので、その科目数は適切じゃない」と思う方もいるでしょう。 もちろん、10~15科目捨てても合格できる可能性はありますよ。 ただそれって、もう一回受けても合格できますか? 公務員試験はある程度安定した得点をとることを意識したいですよね。 でもそんなに捨ててしまうと、 安定なんて無理 です。 自分が得意な科目で、難しい問題が出題されたら終わり ですから。 以上のことから、 安定して得点できる現実的なライン での数字を出しました。 人生がかかった公務員試験、博打にはしたくないですもんね?
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公務員試験(教養のみ)のボーダー・捨て科目・勉強法【現役講師が解説】 | 公務員ラボ
【教養試験の捨て科目の作り方】2人のモデルを用意しました! 『 ブタ君 』は【 大卒・行政職 】志望で、【 東海・北陸 】出身。 特別区、国税、国家一般職(東海・北陸)、地方上級(東海・北陸)(筆記倍率2. 5倍程度)、市役所の5つの試験を受けるとします。 『 ネコ君 』は【 大卒・技術職(土木) 】志望で、労基は理工系区分、それ以外は土木区分で受験。 都庁、労基B、国家一般職、地方上級(全国型)、市役所の5つの試験を受けるとします。 【教養試験の捨て科目の作り方】まずは目標の点を整理しておく! 例年通りなら まず間違いなくこの点数を取れば合格できる ↑という点数を整理しておく! (※当然、ボーダー点より1割程度高めに見積もってください) 専門試験に関しては、基本的に捨て科目等を作らずに、行政なら6~7割程度、技術なら4~5割程度は取れるように一生懸命勉強しておきたいところです。 ということで本番の教養試験では、だいたいこの表くらいの点数はとらなければいけないわけです。 だから次は 『 どうやってこの点数(目標)を取ろうかな 』 って頭を働かせるべきだと自分は思います。 この点数を取れば合格なわけですから、どんなとり方でも構いませんよね! まんべんなく勉強して取った20点も、主要科目だけ勉強して取った20点も価値は同じだと自分は思ってます。 【教養試験の捨て科目戦略】併願先をヨコに並べてみる! では、次は自分の受験先の教養試験の科目をすべてヨコに並べてみましょう! ※特別区は選択解答式ですが、とりあえず一般知識の出題数はトータルで考察していきます。 出題数の内訳が分からない場合は、メジャーなものを参考にしておけばOKです! ※ただ、 独自型には注意 が必要です! 人物重視の自治体等は、受験生の筆記対策の負担を減らすために『人文科学』と『自然科学』の出題数を減らしたり、廃止したり、『社会科学』を増やしたり、『地元の社会事情ネタ』をぶち込んできたりと、試験科目を変更している場合があります。 この手の試験というのは基本的に平均点が少し高くなってくるので、注意して目標の点数を設定するようにしてください! 公務員試験の勉強のコツは捨て科目を作って効率化を図ること!|赤ずきんくんのみんなで公務員になろう. 【教養試験の捨て科目戦略】出題数をまとめてみる! こうやって教養科目の合計や割合を見てみると、重要度が分かりやすいですよね! もちろん毎年内訳は違うので、ざっくりした値ではありますが、例えばネコ君は1年間の試験を通して数的・判断推理だけで約66問も解かなければいけないわけです。 どう考えてもココはきちんと対策していきたいですよね!
【公務員試験】取捨選択が大事!一次筆記試験の科目と優先度 - カモメのリズム
公務員試験を受けて実感 していますが、何種類もの参考書をみても効果が大きく上がることはありません。 購入したものを 何度も繰り返し解いて 、解法などを身に付けるほうが有効ですし点数は上がると思います。 極端な話ですが何回も過去問を解いて、 解法や傾向 を理解することで筆記試験を突破することも可能です。 リンク 数回繰り返し解いてさらに余裕があれば違うテキストに取組んでみてはいかがでしょうか? さいごに 今回は試験に必須となる教養試験について科目の出題数からとるべき戦略について書きました。 何度も書きますが教養試験は科目数が多いので、 自身に合う形で取捨選択 をしないと行き詰ります。 科目が多いからといって闇雲に進めるのではなく、どの部分で点数を稼いでいくか考えてから勉強にとりかかりましょう。 この他筆記試験の対策についてはこのような記事も書いています。
公務員試験の勉強のコツは捨て科目を作って効率化を図ること!|赤ずきんくんのみんなで公務員になろう
経済原論がはいってませんよ~ 安心しろこむちゃん。 次の捨て科目にできない科目一覧に載せてあるから! 捨て科目にできない科目一覧 最後に捨て科目にできない科目を一覧で載せておきます。 基本的にいままで捨て科目として紹介した科目以外は、全部勉強することをオススメしますが、その中でも絶対捨てれない、最優先でやるべき科目をまとめています。 とりあえず時間がない方や、何から勉強していいかわからない方は捨て科目にできない科目から勉強を始めてみましょう。 教養科目 数的推理 全範囲をテキスト、過去問で勉強&演習 判断推理 文書理解 現代文、英文を中心に過去問でひたすら演習 時事 「速攻の時事」を使って勉強、「トレーニング編」で演習 数的推理、判断推理、文書理解 は全て出題数がとても多いです。この3つだけで、教養試験の約半分程度を占めている状態です。 とてもじゃないですが、 出題量的に捨て科目とはできません。 時事 に関しては、教養試験だけでなく専門試験、論文試験、面接試験にまで入り込んでくる汎用性が非常に高い科目です。 公務員試験全般において時事を欠かすことはできません。しっかり勉強しましょう! ※教養科目の勉強方法については下記の記事でも解説していますので、是非ご覧ください。 【教養試験編】さくっとわかる!独学の公務員試験勉強法 専門科目 憲法 全範囲をテキストで勉強&過去問で演習 行政法 民法 民法ⅠとⅡの両方とも全範囲をテキストで勉強&過去問で演習 ミクロ経済学 マクロ経済学 憲法、行政法、民法、経済原論(ミクロ経済学、マクロ経済学)は主要5科目と呼ばれる、専門試験の中でも最優先勉強科目です。 ほぼ全ての専門試験で出題される科目であり、出題数もこの5科目だけで半分を占めています。よってこの5科目を捨て科目とすることはまずできません。 また、内容もボリュームがある科目なので、一通り勉強するのもかなり時間がかかります。 最初に最優先で勉強に取り掛かる必要がある専門試験、それがこの主要5科目というわけです。 ※専門科目の勉強方法については下記の記事でも解説していますので、是非ご覧ください。 憲法: 【憲法】さくっとわかる!独学の公務員試験勉強法! 【公務員試験】取捨選択が大事!一次筆記試験の科目と優先度 - カモメのリズム. 行政法: 【行政法編】さくっとわかる!独学の公務員試験勉強法! 民法: 【民法】さくっとわかる!独学の公務員試験勉強法! 経済原論: 【経済原論】さくっとわかる!独学の公務員試験勉強法!
こんにちは!元公務員のHiroshiです。 公務員試験受験者 公務員試験は科目数が多くて勉強が大変…それでも「捨て科目」を作らないで勉強した方がいいのかな? 公務員試験は教養・専門をあわせて30科目以上あるので、勉強していくのが非常に大変ですよね。 ただ、勉強していく中で「これじゃ対策が間に合わない」と思ったり、科目によって配点に差があったりします。 そのため、 「捨て科目を作っていいのかな?」 と悩む人も多いのではないでしょうか? 本記事はそんな悩みに答えていきます。 本記事の内容 公務員試験は捨て科目をつくるべき 捨て科目をつくる基準(これに該当したら捨て科目) 具体的な捨て科目の例 ちなみに、本記事を書いている僕は、独学で県庁に首席入庁した経歴をもつ元公務員です。 僕自身も捨て科目を作って公務員試験に合格してきたので、この記事の信頼性担保に繋がるかなと思います。 公務員試験は捨て科目をつくっていいの?