合唱コンクールで良い指揮をするコツを元教員が解説【指揮者賞とりたい人へ】|もちおスクール
良くないところは解りやすく 提案する! これが一番良いです。 やっぱり誰もが褒められたら嬉しいです。 実は嬉しいというよりもこうして欲しいんだね、と指揮者が求めている方向を 明確に理解して貰える事 が大切なんです。 それから指揮者としての方向性や意見を言う時は命令ではなくて、 「ちょっと悲しい感じにしたいんだけど、そこは小さく歌ってみない?」 みたいに、 提案 してみて下さいね。 少しでも良い方向に変化したら、解りやすく "いいね~!" とか "良くなっているよ!" とか褒めてあげると、気持ちも明るく楽しくなります。 きっと練習の疲れも感じなくなりますよ!
合唱コンクールで使える指揮のコツ|振り方編 – 合唱指揮法独学サイト|Conductor
それでは、練習頑張ってくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。 合唱曲・合唱コンクール関連人気記事
rit. ・ accel. ・ a tempo を振り分けよう rit. (リタルダンド/だんだん遅く)や accel. (アッチェレランド/だんだん速く)といった速度に関する記号はどう振れば良いでしょうか。 特に rit. からの a tempo (ア テンポ/元の速さで)は頻出ですよね。 これはシンプルに、腕の動きをだんだん遅くしたり、速くしたり、元に戻したりすることで実現できます。 コツとしては次の3点を挙げたいと思います。 どれくらいテンポを変えるのか自分の中でイメージを持つ 自分がテンポを変えるという意識を持つ テンポを変える部分は特にしっかり見せる 繰り返しになりますが、指揮が先にあり、音楽が後というのがキモです。 テンポが変わったからそれに動きを合わせるのではなく、 指揮が変わるからテンポも変わる のです。 テンポの変化と言うのは音楽の中でもかなり重大な出来事ですので、これが上手くいかないと演奏が破綻してしまう恐れも出てきます。 そのため、 3. 「テンポを変える部分は特にしっかり見せる」 と書いたように、指揮を見てもらえるように指揮者自身がアピールするのも大切です。 指揮の動きだけではうまくいかないこともありあります。練習の際に「ここは rit. 合唱コンクールで使える指揮のコツ|振り方編 – 合唱指揮法独学サイト|CONDUCTOR. 掛けます」「ここからテンポ戻します」などプレイヤーとすり合わせておくのも有効です。 中級編6. フェルマータの振り方 rit. と並んで初心者の方が頭を悩ませるのがこのフェルマータです。 中級編7. 左手を使おう 指揮に関する悩みで 「左手はどうすれば良いの?」 「両手が使えない!」 ということも良く聞きます。 こうすれば正解! と言うものは無いのですが、私の場合ですと 右手:拍子(図形)やテンポをキープする役割 左手:アクセントやレガートなどの表情の指示を与える役割 のように使い分けていることが多いです。 ※左利きなら反対になります。 上手い指揮者ほど左手(聴き手と逆)の使い方が優れていると思います。 中級編8. ポリフォニー(掛け合い)を振り分けよう ポリフォニーと言うのは2つ以上(3つ以上? )のメロディーを絡み合っている音楽などを指す言葉です。 合唱においては歌詩がずれて歌われる個所など。掛け合いとも言われますね。 ポリフォニーではメロディーの歌い出しの部分が特に重要ですので、それに対して キュー出し(歌って!