ビーゾカイン歯科用ゼリー20%...|株式会社ビーブランド・メディコーデンタル
整腸効果を考える上で、もうひとつ忘れてはいけない成分があります。それは、「難消化性デンプン」と呼ばれるもので、これが、食物繊維と同様の働きをすることが分かっています。
しかも、この難消化性デンプンは、『青めバナナ』に多く含まれ、熟成するにつれて分解されて糖化していきます(バナナが熟成に従い甘みを増すのはこのためです)。バナナは、100gあたり19. 3~25. 8gが糖質ですが、弘前大学の加藤陽治教授らの研究(*)によると、未熟な段階では約20%がデンプン質の形をとり、糖分との割合はデンプン:糖=20:1で、これが熟成すると1:20に逆転することが分かりました。つまり、まだ熟しきっていない『青めバナナ』には、食物繊維と同様の働きをする難消化性デンプンが多く含まれている分、特に「整腸効果」が期待できるのです。
【バナナ100g当りの糖量(単糖・オリゴ糖)と細胞壁および澱粉】
弘前大学の研究(*)では、フィリピン産のバナナでは、デンプン量が0日目22. 5g、8日目18. 4g、15日目3. 1gと減少し、糖分が0日目1. 2g、8日目4. 0g、15日目19. ゲルバナ の こう の観光. 1gと増加しました。この結果が示すように、『熟度』が進むにつれてデンプンが糖化され、果実の熟成を迎えることが分かりました。
(*)『バナナの澱粉』(2011年3月・弘前大学教育学部 食物学研究室 教授 加藤 陽治ら)による
【監修】 有限責任事業組合 ABC コンサルティング 代表 首都大学東京 名誉教授 農学博士 東 直樹
1966(昭和41)年東京大学農学部農芸化学科卒。サントリー株式会社研究部部長、首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授などを経て現職。食品等の機能性研究・評価、医薬・食品等の開発指導、講演、執筆等で活躍中。 書籍『知るほど、なるほど、バナナのチカラ!! 』(2010年2月白馬書店/著者:山吉久雄)も監修。
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