聖闘士星矢Ω-セイントセイヤオメガ- 公式サイト 東映アニメーション
」 光牙「蒼摩!? みんな…… どうして? 」 蒼摩「お前を見送りに来たんだよ! 」 ユナ「旅に出るなら出るって、ちゃんと言いなさいよ! 」 光牙「なんか苦手なんだよ、こういうの……」 龍峰「光牙、君は本当に水臭いんだから」 栄斗「それで、いつ帰って来るんだ? 」 光牙「さぁな…… みんな、俺が世界を守ったって言うけど、ピンと来ないんだよな。だって俺、この世界のこと、まだ知らないし」 拳を握りしめる光牙。 光牙「聖闘士として闘ってきたことに悔いはない。でも、俺自身が何もないって気づいたんだ。故郷も、親兄弟も。やりたいことも夢も、何もない…… だから、何かを見つけたいんだ」 ユナ「あるわ! 何もない、なんてことはない。あなたにはある! 」 ユナが拳を突出し、蒼摩たちも拳を重ねる。 光牙「……あぁ、そうだな! 」 光牙も拳を重ね、5人がしばし、見つめ合う。 不意に光牙が大ジャンプし、一気に一同を飛び越えて手を振る。 光牙「見送り、ありがとな! じゃ、行って来る! [無料ダウンロード! √] 獅子座 の アイオリア 155585. 」 ユナ「光牙……」 蒼摩「へっ、あいつらしいや! 」 聖域の出口に差し掛かる光牙。 光牙「見送りに来てくれたのか……」 エデンが静かに佇んでいる。 エデン「一応、挨拶くらいしておこうと思ってな。僕は旅に出る。自分のすべきことを捜すために……」 光牙「……っハハハハハ! 」 エデン「なぜ笑う? 」 光牙「俺とまったく同じだからさ」 笑いながら光牙が、エデンの肩を抱く。 エデン「お、おい? 」 光牙「行こうぜ、エデン! 」 エデン「……一緒に行くとは、一言も言っていないが」 光牙「旅は道連れってな! 1人で旅するより、仲間と一緒のほうが面白そうだろ? 」 エデンも笑みを浮かべる。 エデン「……それもそうだな」 光牙「行こう、エデン! 」 エデン「あぁ、光牙! 」 どこまでも続く広い世界を目指し、光牙とエデンが笑顔で駆けて行く── 最終更新:2015年05月10日 17:09
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聖闘士星矢Ωの最終回 - 初回・最終回まとめ@Wiki(エンディングドットコム・ミラー) - Atwiki(アットウィキ)
」 貴鬼「私は、この闘いで壊れた聖衣の修復で忙しい」 ハービンジャー「えっ? だったら、フドウ! 」 フドウ「ハービンジャー。君こそが教皇にふさわしい」 ハービンジャー「じゃあ……」 インテグラ「私も同感だ。それに、お前を教皇にと指名したのは、アテナだ」 ハービンジャー「ア、アテナだとぉ!? 」 貴鬼「星矢も同意見だ。聞いたぞ。我らのために憤慨し、 刻闘士 ( パラサイト) と激戦を繰り広げたと」 ハービンジャー「う……! それは……」 羅喜 ( ラキ) 「教皇はとっても骨の折れる仕事なのだ。人の骨ばっかり折ってないで、これからはお仕事で自分の骨を折るのだ! 」 ハービンジャー「簡単に言うな、羅喜! 」 貴鬼「権力欲しさに教皇の座を欲する者よりも、お前のような真っすぐな者のほうが適任だ」 フドウ「恐れることはない」 インテグラ「困ったときは、我々も手助けする」 羅喜「みんなで協力! Ωするのだ──! 」 貴鬼「ハービンジャー、頼む」 ハービンジャー「くッ…… わ、わーったよ! 教皇でも何でもやってやらぁ! その代り、てめぇら全員コキ使ってやるから、覚悟しやがれ! 」 声「ハハハハハ! 」 光牙が現れる。 光牙「新教皇ハービンジャーか。どんな聖域になるか、楽しみだな」 ハービンジャー「うるせぇ! 何の用だ、光牙!? 」 光牙「挨拶さ。貴鬼、聖衣の修復ありがとな。俺、旅に出るよ」 羅喜「どこへ行くのだ? 」 光牙「さぁな…… しばらく世界を回って来るぜ」 貴鬼「光牙。君の前途に、幸があることを祈っている」 ハービンジャー「フン! 聖闘士星矢Ωの最終回 - 初回・最終回まとめ@wiki(エンディングドットコム・ミラー) - atwiki(アットウィキ). どこへ行こうと構わねぇが、帰って来いよ! お前もアテナの聖闘士なんだからよ! 」 光牙「あぁ! 」 聖域の慰霊地。無数の墓標を見つめる沙織と星矢。 沙織「また、多くの命が失われました……」 星矢「それ以上に救われた命もある。忘れないでほしい。俺たち聖闘士はあなたを守り、支えているということを」 そこへ光牙が現れる。 光牙「沙織さぁ──ん! 」 星矢「光牙! 行くのか? 」 光牙「あぁ、行って来る! 」 光牙が手を振り、駆け去る。 沙織「寂しくなりますね……」 星矢「だから言っただろう? 俺がいるって。沙織さん」 沙織「ありがとう…… 星矢! 」 星矢がそっと沙織の肩に手を触れ、その手を沙織が握り返す。 聖域を出ようとする光牙を、蒼摩、ユナ、龍峰、栄斗の4人が待ち構えている。 蒼摩「よぉ、光牙!
」 そして、エデンの姿も浮かび上がる。 エデン「昴。お前の中にも、Ωがある」 サターン「何……? 」 エデン「昴。お前の正体が何者であろうと、共に戦う仲間に、素性も過去も関係ない。志と想いがあれば、十分だ。行こう」 昴「エデン……! 」 サターン「何だというのだ!? 人間の声を聞くたびに、昴の記憶が鮮明に甦ってくる! えぇい、人間ども、小癪なマネを! お前たちが昴の記憶で、余を誑かしているというのか!? 」 蒼摩たちの姿を掻き消しつつ、サターンが突進。 サターン「ならば、完全に消してやろう! 余は…… 余は、時の神サターン! 」 昴が初めて光牙に逢ったとき── そのときも昴は激昂し、光牙に拳を振るった。 昴「お前を倒して、俺は神になる! 」 かつての昴と同様に、サターンの拳が光牙の顔面に命中する。 光牙「この拳…… やっと、戻ってきたな! 昴!! 」 サターン「心が燃えたぎるように熱い……! この熱い拳が、昴!? 」 光牙「昴! 神だろうが人間だろうが、一度火がついた心の炎は、もう消すことはできない! 」 地球の向こうから太陽が覗き、光が溢れる。 光牙「太陽が何度も昇って来るようにな! 輝け! 俺の小宇宙ぉぉ!! 」 蒼摩たち「 俺たちのΩ!! 」 光牙「 ペガサス流星拳──っっ!! 」 サターン「余の前に、このような力など! 」 最後の流星拳を放つ光牙。サターンが防御で無数の拳を食い止める。 光牙「はあぁぁ──っっ!! 」 激しい力の奔流の中、中身の光牙とサターンが対峙する。 サターン「愚かな人間たちよ、地上は任せられぬ。お前たちは、これからも醜い争いを繰り返し、過ちを犯し続ける。歴史が証明するように」 光牙「そうかもしれない…… でも、俺は絶望しない。たとえ間違っていても、やり直すことができる。俺だけだったら、ここまで来られなかった…… 皆がいたから闘えた! 皆が、俺に勇気と力を与えてくれたんだ! 」 サターン「その力も、ここで消える── なぜ立ち向かう? 余の肉体は永遠、滅びることはない。何度挑んでも、余に勝つことはできぬのに」 光牙「その答が知りたくて、お前は昴になったんだろう? 何度でも立ち向かう! それがアテナの聖闘士だ! 」 光牙「 俺は諦めない! お前との闘いも、人間の未来も信じる!! うぅおぉ──っ!! 」 サターン「これは…… この輝きは、Ω!?