心筋梗塞は突然に?前兆症状はある? : 三大疾病 | 全国共済お役立ちコラム
薬剤溶出性ステント(DES) やくざいようしゅつせいすてんと ステントに、再狭窄を防止する薬剤が塗布されていて、血管内留置後、薬剤が溶出するようにしたステント。動脈拡張治療に際して、拡張後の再狭窄が問題になる。これを防止するために、ステントに細胞増殖抑制薬を塗布し、ある期間、拡張部位に薬剤を溶出させようとするものである。 や行の一覧に戻る
ステントグラフトってどんな治療法?メリットとデメリット教えます。 | 現役診療放射線技師のお助けブログ
急性心筋梗塞が起こってしまった場合でも 、胸の痛みが発生してから2時間以内に治療が完了すれば、後遺症は残りません 。残念ながら、それ以上時間が経てば経つほど治療効果低下していき、48時間遅れてしまった場合は期待される治療の効果は得られなくなります。
現在は主な治療法として、「カテーテル治療法」がありますが、カテーテル治療法の中でも最も選択されているのが「 ステント治療 」です。
ステント治療は、金属でできた網目の筒(ステント)を、直径数㎜の柔らかい管(カテーテル)につけたものを冠動脈までするすると挿入し、狭窄部分でカテーテルのバルーンを膨らませる事によりステントを開かせ留置し、血流を確保します。
カテーテル治療法が終了したら、予後の改善の為に抗血小板剤など数種類の内服薬を使用した投薬治療が始まります。
まとめ
心筋梗塞は症状が出てから治療終了するまでの時間がとにかく大事になってきます。狭心症の場合は痛みが20分以内、それ以上持続する場合は…と述べましたが、もしいつもと違うような胸の痛みや圧迫感、冷や汗などを感じたら、 20分様子を見るよりも躊躇せず早急に救急車を呼び、治療を受けるため行動する事が大切 です。
頸動脈ステント留置術 動脈硬化によって頸動脈が狭くなる頸動脈狭窄症は脳梗塞の原因となります。頸動脈狭窄症は狭心症などと同じく全身の動脈硬化の一症状であり、最近は人間ドックや糖尿病患者のスクリーニングとして施行される頸動脈エコー検査で見つかることが多くなっています。頸動脈狭窄症はその程度に応じて外科治療が必要になることがあります。治療には手術によって血栓を取る頸動脈内膜剥離術(CEA)とカテーテルを用いてステントを留置し狭窄部位を広げる頸動脈ステント留置術(CAS)があります。 当科では、超音波、MRI、脳血流SPECTや血管撮影など最新の機器を用いて頸動脈病変の精査を行っています。また、必要があると判断した場合は、脳外科と協力して頸動脈ステント留置術を施行しています。