優れ た もの と つまらない もの
p. s. 死ぬまでに一度は、 ラクダに乗ってみたいです。 敬語の他の記事は こちらのマガジンにあります↓ #日本語 #日本語教師 #日本語教育 #敬語 #謙譲語 #大学生 #新卒 #スキルアップ #毎日noteの会
- 優れた人間ってどういうこと?人の価値を決めるものについて
- 「つまらないものですが…」は時代遅れ? なんと言うべき?【手土産マナー】 | Oggi.jp
- 「つまらないもの」に関連した英語例文の一覧と使い方 - Weblio英語例文検索
- 敬語⑩入門編 謙譲語〜「つまらないもの」は愛情表現〜|みおいち@着物で日本語教師のワーママ|note
優れた人間ってどういうこと?人の価値を決めるものについて
「つまらないものですけど」の意味 西洋では、人に何か物を差し上げるとき、決して「つまらないものですけど」というような言葉を添えることはありません。もしそんなことをしたら、「つまらないものならなぜ人にあげるのか?」と怒って、突き返されるでしょう。英語に直訳してみると「bauble」(安っぽいもの)「chaff」(もみ殻)「rag」(ぼろ布)「waste」(廃棄物)というような英単語になります。このような言葉と一緒に物を頂いても、誰も嬉しいはずがありません。 ここで考えてみたいのは、はたして、私たち日本人は英語と同じ意味で「つまらないものですけど」という言葉を使用しているでしょうか? きっと首をかしげる方がほとんどだと思います。しかし、日頃から習慣としてよくこの言葉を口にする日本人であっても、なぜこのような言葉を添えて人に物を差し上げるのかを知っている方は、今日では少なくなっているような気がします。私自身、学生時代にスコットとは別のアメリカの友人から尋ねられるまで知りませんでした。 まず、理解しなければならないのは、「つまらないものですけど」というのは、人に差し上げる「物」を指しているのではないということです。この「つまらないもの」が指すのは、日頃「私」「あなた」が相手から受け取っている「手助け」「お世話」「親切心」のことなのです。このように自分を常日頃から支えてくれているものと比較すれば、差し上げようとする「物」などまったくたいしたものではないということで、「つまらないものですけど」という言葉が生まれるのです。先ほどの英訳の意味とは、ほど遠いものなのです。 ここには、共生(共に生かされている)という東洋独自のやわらかい受動的な精神が流れています。西洋では、このような受動的な感覚はあまりなく、表現もどちらかというと能動的かつストレートです。そんな感覚が漂う環境で生まれ育ったスコットが、「つまらいものですけど」という言葉を添えてお土産をくれたのです。私は心の底から驚かざるをえませんでした。
「つまらないものですが…」は時代遅れ? なんと言うべき?【手土産マナー】 | Oggi.Jp
「自己評価が上手にできないのは、評価のための知識や基準がわからなかったから」 え?評価のための知識や基準がわからなかったら、自分のことを高く評価することなんてないでしょ?
「つまらないもの」に関連した英語例文の一覧と使い方 - Weblio英語例文検索
日本語教員をしていると、外国人たちから日本語や日本文化に対する疑問を投げかけられることがあります。 もちろん、日本語を軸に、日本のコトについて、教授するのが私の役目。 疑問を投げかけられるのがお仕事ととも言えます。 私たち日本人にとってみると、日本のコトは、日々の日常で、ライフスタイルであるため、立ち止まって、日本語や日本文化について疑問を持って生きるってあまりないことかなと思います。 日本語は、ネイティブだから努力しなくても、無意識に流暢に話せるし、日本文化といわれても、日本人からすれば、ほぼ日々の生活。 だから、私は、 日本語はどうして、、、ですか? 「つまらないものですが…」は時代遅れ? なんと言うべき?【手土産マナー】 | Oggi.jp. 日本人は、なんで、、、ですか? と疑問を投げかけられると、お仕事でありながら、いつも少し困惑していました。でも、こういった外国人からの疑問は、ふと、自分のライフスタイルを振り返って、確かにね、、、と妙に納得させられる瞬間でもあるなぁと最近思います。 例えば、、、なぜ、日本人は、贈り物を渡すとき、 「つまらないものですが、、、これどうぞ、、、」 「たいしたものではありませんが、、、」 「心ばかりのものですが、、、」 と、前置きをするのか?という疑問。 つまらないものを贈り物にするのか?というちょっと意地悪な疑問も。 その他に、 誰かを招くとき、たくさんの料理を用意し、普段は使用していない食器を出し、スリッパ、おしぼり、箸置きまで並べて、家中を掃除して、迎える準備を完璧に整えているにも関わらず、なぜ、日本人は、 「何もありませんが、、、どうぞ。」 「よごしていますが、、、おはいりください、、、」 と言うんですか? 目の前に用意されたお料理やピカピカに磨かれた部屋が目の前にはあるので、なんて言葉を返せばいいか分からない、、、。あなたの為に用意したんだ‼️と言われた方が、ありがとう‼️と言いやすいのに、、、等の疑問。 そう言われてみると、確かにね、、、と思います。 でも、日本人は、大抵、どんなに完璧な準備をしていても、、、 万全な準備で、あなたをお迎えしました‼️とは、言わないし、どんなに高級なデパートで買ってきた手土産を贈り物に用意していても、、、 これは高級なデパートで買ったんです‼️とは言わず、つまらないもの、と言ってしまうのが、日常。 なぜ、そういうのか?考えても、正解は出てきませんが、これはもう日本人の精神性かな。 私たち日本人にとっては、「謙虚であることが美徳」のような考え方がどこかにあって、主張はしない、、、のような気持ちが日本語の表現に結びついて、こんな言葉があるのかなぁという結論に辿り着きました。 何が正解だとは言えないのですが、 この疑問を投げかけられることって意外に多いので、書いてみました。 ちなみに、ちょっと調べてみたら、日本語の研究の中には、日本人の謙虚さの表れのようなテーマで、今日、書いた日本語表現を題材にした論文もあるみたいです。まだ、論文までは読んでいませんが、意外と面白いテーマなのかも?と思いました。
敬語⑩入門編 謙譲語〜「つまらないもの」は愛情表現〜|みおいち@着物で日本語教師のワーママ|Note
!」と思う人が間違っているとは思わないです。 それはその人の価値観なので、別に否定もしないし、間違ってるなんて言わない。人それぞれが自由に、それぞれの価値観を持っていたら良いと思っています。 誰がどんな価値観を持っていようと、それはその人の自由ですよね。 価値がある人間ってどんな人? 優れた人間ってどういうこと?人の価値を決めるものについて. どんな人が価値がある人間であるかというのは、 最初に述べた通り、 それを判断する人の価値観によって変わります。 誰かが「価値がある」と感じるのならば「価値のある人間である」ということになるのです。 とはいえ、何に価値があるのかなんてことは簡単に測れるものではなくて、すべての人に価値があると思うのです。というのは私の考えですが。 だけど、やっぱり人間だから、こう言う人が好きとか、こう人だと尊敬するなぁ…と感じるポイントはやっぱりあります。 私の場合、それは、社会的立場とか、年齢とか、有名人とか、そう言うものとはちょっと違っていて、そう言った判断基準ではないんじゃないかなって思うんです。 私が重視したいなって思うのは人への対応の仕方です。 なので、社会的に高い立場の人であっても、人への対応が「それってどうなんだろう?」って思う場合はその人って優れた人間だなって思えないんですよね。 「そんなの誰でもそうだ」と言う人もいるかもしれないですが、けっこう、偉い立場になったらふんぞり返っていても良いような風潮ってあると思うんですよね。 それってどうなんだろう? もともとふんぞり返ったような偉そうな態度の人で、誰に対してもそう言う態度なのであれば、そう言う人なんだろうって思うけど、ある人にはすごく丁寧で、ある人にはひどい態度って、私は好きではなくて。 とはいえ、人間だから個人的感情があって、「この人には丁寧にできない」とかもあるのだろうけど。 だけど、だからってめちゃくちゃひどい態度ってのはやっぱり違うと思うんです。 人に対してのふるまいってのは、どんなことがあったとしても、ある程度は人としてきちんとするものであると思う…というか、私はそういう、きちんとする方が好き (親しき中にも礼儀ありというか…) で、そうでない場合は「これって違う」と感じるんですよね。 社会的立場で人の優劣って決まらなくない? 社会的な立場で人の優劣って決まらないと思うんです。だから、社会的立場を振りかざして威圧的にふるまおうとする人はとてもつまらない人間だと感じてしまいます。 (個人的感覚です。) まだ独身だったころ、知的障害者施設で働いていた時のことです。 けっこう重度な人が通ってくる施設だったんです。だから、たまに利用者さんが大きな声を出すこともあったのですね。 たまにですよ。 施設の近隣住人に、よくクレームを言ってくる人がいたんですが、その人、職業が警察官だったんです。 なので、クレームを言ってくるときに出ていた言葉が「俺は警察だぞ!
お礼の品やお土産を渡すときに使える、「つまらないものですが」の言葉。謙遜表現で取引先にも目上の人にも使用できる便利な言葉ですが、相手によっては誤解されることもあります。言い換えや類語表現をうまく使い分けながら、感謝の気持ちを伝えましょう! トップ画像・アイキャッチ/(C) Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら
写真拡大 日本には昔から、手土産やプレゼントを渡す際に、「つまらないものですが」という言葉を添える習慣がありますが、最近では、あまり使わない傾向にあるのだとか。そこで本稿では、その理由とともに、「つまらないものですが」に代わる表現をご紹介します。 ○■「つまらないものですが」とは 「つまらないものですが」という表現は、日本人が美徳とする配慮表現の一つで、自分の言動をへりくだって言うことで相手を立てる謙譲表現になります。では、どうへりくだっているのでしょうか。 みなさんもご承知のとおり、本当につまらないものを渡しているわけではありません。むしろ、良い品を厳選しているはずです。しかしながら、「高級なお菓子をお持ちしました」と言えないのが日本人ですね。また、「良い品」の基準は人それぞれですから、安易に「良い品」とは言い難いものです。 そこで、「私にとっては良い品ですが、○○様のように素晴らしい方からすれば、つまらないものだと思います」「私のような者には、つまらない物しか選ぶことができなくて」などと謙遜の意味を込めて、「つまらないものですが」という言葉を添えるのです。なんとも日本人らしい謙虚な考え方ですね。 ○■「つまらないものですが」は失礼?