お 熱い の が お 好き サウナ
2019/08/04 感想・レビューをもっと見る
大町テラス | Matogrosso
ロウリュウサウナとは、昔から日本に根付いている一般的なサウナとは一風違うサウナの様式の一つです。昨今、東京をはじめ地方でもロウリュウサウナを体感できる施設が増え、そのロウリュウサウナという名称も耳にする機会も多くなってきました。 今回はそんなロウリュウサウナ(ロウリュ)について、意味や歴史、特徴から効果までをまとめてご紹介したいと思います。ロウリュウという名前を聞いたことはあっても実際によくわかっていなかったという方には必見です。 ロウリュウサウナ(ロウリュ)とはそもそも何? ロウリュウサウナ、別名ロウリュとはいわゆる、サウナの一種です。 日本で一般的なサウナと違う点は、温度が比較的低く、湿度が高いところです。 一般的な日本のドライサウナといわれるサウナは、100℃前後なのに対し、ロウリュウサウナは80℃前後で中温多湿のサウナと呼ばれます。フィンランド発のロウリュウサウナはサウナ室の中で、熱したサウナストーンに水やアロマオイルをかけ、蒸発させることによりリラックス効果を得ることができます。 適切な温度は?熱くない? ロウリュウサウナは一般的なドライサウナと違い、温度自体は低いのですが、日本のロウリュウサウナではアロマ水を蒸発させた後にうちわなどで仰いで熱波を送る様式が普及しており、その熱波によっては瞬間的にかなりの高温を体感することになります。 熱いサウナが苦手な方は熱波を直接受けるようなサウナストーンの近くなどは避け、うちわから離れることをおすすめします。そうすることで快適な70℃から60℃のロウリュウサウナを楽しむことができます。 水蒸気によって湿度が高いのも特徴! ロウリュウサウナは、前述のようにサウナストーンにアロマ水をかけることで水蒸気を発生させます。その水蒸気を体に浴びることで体の芯から体感温度を上げ、湿度によって発汗を促すのが最大の特徴です。 アロマ水も特徴的! アロマ水とは、アロマオイルを加えた水のことです。サウナストーンに直接アロマをかけるロウリュウサウナに一般的なアロマオイルを用いると、香りがキツくなり過ぎてしまいます。そこで使用されるのがアロマ水。リラックス効果のあるアロマの香りが精神を和らげてくれます。 発祥の国はフィンランド?意味や歴史は? 大町テラス | Matogrosso. ロウリュウサウナ発祥の地はフィンランドです。日本では近年ようやく定着しはじめたロウリュウサウナですが、サウナ大国と呼ばれるフィンランドでは比較的ポピュラーなサウナ利用法の一種なんだとか。『ロウリュウ』とは、フィンランド語で「蒸気」を意味する言葉なんだそうです。 ロウリュウサウナ発祥の地はフィンランドであるとご紹介しました。しかし、現在日本で親しまれているロウリュウサウナと、本場フィンランドで日常的に実践されているロウリュウサウナとでは微妙に様式が異なることをご存知でしょうか?例えば、本場フィンランド式のロウリュウには、日本のように係の方がタオルやうちわで扇いでくれるといった習慣がないんです。それもそのはず、日本で親しまれているロウリュウサウナの様式、実はこれドイツ発祥のアウフグースという温浴法に似ているんです。 ロウリュウの岩盤浴との違いは?アウフグースやバニャとはどう違う?
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