加計学園騒動は何が問題なのか?わかりやすくまとめてみた | 政治経済ニュースの解説板
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、衆院予算委員会で安部晋三首相が閉会中審査に出席し答弁をしました。 和泉洋人首相補佐官から「総理は言えないから私が言う」と言われたと証言した前川喜平前文部科学事務次官が、この日も出席。「私の記録と記憶に基づいて」と前置きしながらも、詳細に当時の様子を話しました。 和泉首相補佐官は前川氏と会ったことは認めるも、「記録がないため、どういった意図であったかは確認できない」と答弁しました。 前川前文部科学事務次官が証言した内容については、「こんな極端な話をすれば、私も記憶に残っています。そういった記憶はまったく持っておりません。したがって言っておりません」と否定しました。 「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と、さらに確認を求められると、「記憶に残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」と答え、結局は水掛け論。 「やはり・・」と言わざるを得ない内容に終始しました。記憶も記録もない。さらには証拠もない。結局何も分からない。とないない尽くし。 結局、真相は闇の中となってしまうのでしょうか・・? 閉会中審査終了!加計学園問題の何がわかった? 7月24日、25日に行われた弊害中審査で、安倍首相を含め答弁する中でなにがわかったでしょうか?25日には部隊が参議院に変わった集中審議。少しまとめてみます。 まずポイントとして・・ 長年の友人が理事長を務めている獣医学部の新設をめぐって、特別扱いがあったのではないか? <最新版>加計学園問題とは?わかりやすく解説してみた! - にしログ. 首相の意向、そして、行政はゆがめられていないのかという疑惑。 この疑念に対し、集中審議で、首相の答弁したのは・・ わたしが指示したことは全くない 加計学園の申請は、正式決定した1月20日に知ったんだ 行政はゆがめられたのではなくて、岩盤規制の改革を指示したものであって、その過程に一点の曇りもない この計画を白紙にすることは考えていない これまでの説明と同様の説明。この結果に、マスコミによっては、どちらに有利に働いたか?とか言ってますが、そもそも、真実を追求していこうというものではないのでしょうか? この集中審議、安倍政権の信頼回復につながるものとなったのかというと、わたしはならなかったと思います。それどころか、「かえって疑惑を深めた」とすら思えています。 内閣の支持率下落が続く中、今回の集中審議は、安倍首相自身が出席を決断し、実現したもので、低姿勢を貫くことで不信感を払拭し、8月3日に予定される内閣改造につなげる狙いがあったのは言われている通りでしょう。 しかし、そのようにイメージできた人は少なかったのではないでしょうか?しかし、野党側も、安倍首相と加計学園を結びつける決定的な証拠を突きつけたことにはならず、事実解明にはほど遠く、もやもや感が増した感じですらありました。 次も、重要情報などが分かり次第追記していきます。 加計学園問題に新たな展開!?
加計学園問題とは? わかりやすく動画を交えて解説! - 世の中をわかりやすく
なにかと難しくてわからない 政治のことば 、このコーナーで解説するよ 今回は 加計学園問題 加計学園問題 とは 国家戦略特区に基づき、2017年1月、愛媛県今治市で学校法人「加計学園」の獣医学部の新設が認められました。獣医学部の新設が認められるのは52年ぶりです。 国会で野党は、安倍総理大臣の長年の友人が学園の理事長を務めていることや、文部科学省から「総理のご意向」などと書かれた内部資料が見つかったなどとして、その選考が加計学園ありきだったのではないかと追及しました。これに対し、安倍総理大臣は、選考は法令にのっとって行われており適切だったと説明しています。 その後、文部科学省の審議会で審理が行われ、加計学園の獣医学部は2018年4月の開学が認められました。 (その後の動きはこちらをクリック)
<最新版>加計学園問題とは?わかりやすく解説してみた! - にしログ
もし、安倍首相が設立を認めてあげた見返りに金銭などをもらっていた場合は犯罪です。しかし、お金をもらっている様子は全くありませんし、 首相自身も「友人に対して、便宜をはかったとか、権力を使ったなんてことは、全くない」 と説明しています。 何が問題なのか? この問題を大きく報道している マスメディア や、国会で膨大な時間を割いて追求をしている 民進党 は 「友人をひいきした、不公平なことをしたのが悪い」 と言っています。あと、 「説明責任を果たせ」 と主張しています。 つまり、 「何もしていないのなら、堂々と、国民が納得できるように何もしていない証拠を出して説明せよ」 ということです。 しかし、先ほども述べたように首相は何度も「何もしていない」と説明しています。 いくら説明しても、民進党やマスメディアは納得してくれないのです。 何もやっていないのが事実だとしたら、「無実を証明する」のは難しいでしょう。 この問題の責任は誰にあるのか?
石破)安倍さんの為にもならないでしょう。安倍さんが「加計を認めろ」なんて言ったとは思わないですよ。ただ周りが慮って言ったとして、本来認められるべきではないものが認められるとしたら、それは駄目でしょう。安倍さんの為にもならないです。 高嶋)大学設置なんたらというのがあるらしいですね。 石破)これは文部科学大臣の諮問機関で、最終的にはここが決めるのです。 高嶋)それはいつ頃決めるのですか? 石破)8月です。だけどそこで仮に駄目だということになったとしたら、他の大学がもう1回やるとすれば、それで1年くらい遅れてしまう。もっと遅れるかもしれない。それって国民全体にとってどうだったのかな、ということです。 高嶋)そういう経済問題も含めていろんなところで、一見表向きに平穏に見える日本ですが、いろんなことが内蔵されていて、なんとかしなければいけないということまで渦巻いている。石破さんは来年の総裁選挙に出るのですよね? 石破)またそれですか(笑)。 高嶋)一応それは押さえないと。 石破)だから、自分がそれに値するものであれば出る責任があるし、なって国民にご迷惑が掛かるようであればやってはいけない。そこへ向かって自分を高めていくというのは責任だし「お前頑張れよ」って言ってくれる方々に対する責任である。それは自分の努力なのです。