ツツジ と サツキ の 違い 見分け 方
ツツジとサツキの違いと見分け方!簡単に見分ける2つのコツ! あなたを雲のような自由な気持ちにするブログ 公開日: 2020年1月29日 日本各地の道路沿いには、春になると綺麗に花を咲かせる街路樹がありますよね。これの多くは ツツジ という花です。 その一方で、ツツジに似ている花に、 サツキ というものがあります。 "あ、ツツジだ"と思ったら、付いてる名札には"サツキ"と書いてあったなんてことがよくあります。 いったいツツジとサツキって、どうやって見分けるのでしょうか? そこで、今回はツツジとサツキの違いと見分け方を紹介します。 ツツジとサツキの違い ツツジなのか、いやサツキのような気がする…。 見慣れた花なのに、ツツジかサツキか分かりにくいものです。 というわけで、まずはそれぞれの違いから見ていきましょう。 ツツジ ツツジは 『ツツジ目ツツジ科』 の植物の総称です。 アジア各国の地域に広く分布していて、 耐寒性が強く、栽培しやすい植物 です。 園芸の世界でも、昔から人気があり、たくさんの品種が生み出されました。 盆栽向けの品種や、街路樹としての品種など、色々な種類が存在するため、 私たち日本人にも馴染みが深い植物 です。 ちなみにツツジの花には、蜜があることで有名です。私も子供の頃は、花を摘んで、チュウチュウと蜜を吸ったものです。 今考えると、たくさんの車が通る道路脇の花なんて、汚くて体に悪そうです。大人になった今は絶対にやらないです。 良くも悪くも無邪気でした…。 サツキ サツキは 『ツツジ目ツツジ科』 の植物で、別名 皐月躑躅 ( サツキツツジ) と呼ばれています。 他のツツジに比べて、1ヶ月ほど遅い、 旧暦の5月(皐月)頃に、花が咲くため この名前で呼ばれるようになりました。 つまり、 植物の分類上は、サツキはツツジ なんです! 見分け方は?「さつき」と「つつじ」の違い – スッキリ. たくさんあるツツジの中の一つの品種に過ぎないんですね…。 ツツジとサツキの違いと言っても、兄弟同士なので、似ていて当然です。 それでも見分けるには、どうすれば良いのでしょうか? ツツジとサツキの見分け方 一言でツツジと言っても様々な品種があります。それらの数あるツツジとサツキの見分け方なんて、1つや2つではすみません…。 というわけで、たくさんあるツツジの中から、特に多く見かけるであろう、街路樹として植えられている ヒラドツツジ や オオムラサキツツジ との見分け方を紹介します!
見分け方は?「さつき」と「つつじ」の違い – スッキリ
今回のものもヤマツツジですね~ ヤマツツジは朱色~赤紫系まで色の幅があります。 ヤマツツジとレンゲツツジの違いですが、 ヤマツツジ:1つの芽から出る花は2~3個、花の時期の葉は楕円形~卵形で枝先に5枚ほど集まってつく傾向が強い、しわは目立たない、葉の両面に褐色の伏した毛がまばらにあってざらつく質感、葉の裏面主脈や葉柄に淡い褐色の剛毛がおおくはえる レンゲツツジ:1つの芽から出る花は2~8個でつぼみのときは蓮華のよう、葉は細長く倒披針形、葉脈が表側で凹むのでしわがある、葉の表や縁に剛毛がある といった点です。 花があるときは花の出方、そうでないときは葉のしわや形や毛のはえ方でみるのがよいと思います。
ただ、1つ子供たちにツツジのことで教えておきたいことがあります。 普通のツツジには毒性はありませんが、レンゲツツジという品種にはグラヤノトキシン、ロドジャポニンなどの強い毒性があり、痙攣や呼吸停止などに陥ることもあります。 その他ツツジ科の植物で毒性のあるのはホツツジ、イソツツジ、アゼビなどです。 レンゲツツジの実物はこちらです。 ちなみにレンゲツツジは朱色の花が多く、黄色い種類はキレンゲツツジという名称になっています。 群馬県の県花、栃木県矢板市の市花にされていますが、北海道南部から九州までの日当たりのよい草原に多く自生しており、毒性があるため野生動物は食べず群生地になっているところも多いようです。 まとめ サツキとツツジの違いは今は品種改良が進み、分かりにくいものもありますが、よく道路沿いに見かけるものはツツジの中で一番花が大きい、ヒラドツツジが多く、この品種には毒性がないので蜜を吸っても大丈夫です。 廃れがちな自然の遊びとして、ツツジの蜜を吸うことも教えたいと思うのが親心ですが、現代は排気ガスや大気汚染などの問題もありますし、公共の草花の取り扱いについてもマナーを教える必要はあるので、子供たちには1つ1つ配慮しながら教えていきましょう。