花粉や黄砂が気になってもマンション換気はそのまま。カビ対策にも換気は必要 | でんき案内板
正しい部屋の換気方法 換気すると部屋に溜まった花粉やホコリ・チリなどを含む空気を入れ替えることができるとお話ししましたが、 それと同時に花粉を含む外の空気が部屋に入ってきてしまってはあまり意味がありませんよね。 そうなってしまわないように換気をするときはただ窓を開けるだけではなく、 効果的に新鮮な空気を部屋に入れることが出来るような正しい換気方法を意識してみましょう。 網戸とカーテンを閉めて窓を開ける! まず、一番簡単に実践できるのは、 網戸をしてさらにカーテンを閉めた状態で換気する方法です! 花粉の粒子はある程度の大きさがあるので、網戸をしておけば侵入を多少防ぐことができます。 さらに、網戸を潜り抜けてしまった花粉も、 カーテンを閉めておけば部屋への侵入を防ぐことができるのでオススメです! この時、換気が終わったら必ずカーテンをコロコロや掃除機で掃除してくださいね。 花粉は、静電気でカーテンに付着しやすいので、 そのままにしておくとカーテンに花粉が付着したままの状態になってしまい、 結局、くしゃみや鼻水が出てしまいます…… より花粉の侵入を防ぎたい場合には網戸用の花粉防止フィルターや花粉防止シートの使用もオススメです! 安価なものであれば1000円程度で購入できますので、手軽に試すことができます。 2つの窓を使う or 換気扇を使う さらに、換気をする際には空気の 入口と出口を作ること を意識してください。 窓を一か所だけ開けていても、外の空気と中の空気を効率よく入れ替えることができません。 なので、相向かう位置にある窓2つを同時に開けて換気すると一番効率よく空気の入れ替えをすることができます! ただし、部屋によってはそんな都合の良い位置に窓があるとは限りませんよね。 窓が1つしか無い部屋もあるかと思います。 そんな時には、換気扇を回しながら窓を開けると効率的に換気することができます! ちなみに私の家も1Kのアパートなのでこのような方法で換気していますが、 花粉症が酷くなるような事は起きておらず、新鮮な空気が入ってきて良い気分になれますよ! 窓を閉めても花粉は侵入する!花粉症が発症しない驚異の換気方法と家の秘密 | WELLNEST HOME. 換気する時間帯と何分間換気すれば良い? 一般的に、換気をするのは晴れた日の湿度の低い時間帯(正午~14:00くらい)が一番良いです。 しかし、花粉症の人がいる場合は、この時間帯の換気はやめましょう!! 実はこの時間帯(11:00〜15:00くらい)は、一番花粉が多く飛んでいる時間帯なので、 ここで換気をしてしまうと多くの花粉を部屋に入れてしまうことになります。 言われてみれば確かに、通勤や通学中よりも、 お昼を過ぎたあたりから花粉症の症状がひどくなることが多いですよね…。 花粉症の人がいる場合には、 花粉が飛散量が最も少なくなる早朝や夜間の時間帯に換気をしましょう!
窓を閉めても花粉は侵入する!花粉症が発症しない驚異の換気方法と家の秘密 | Wellnest Home
スギ花粉・ヒノキ花粉の飛散が本格化してくると、 せっかくの洗濯日和・お出かけ日和もイマイチ気分が乗ってこない人も多いのではないでしょうか。 昨今、身の回りには様々な花粉対策グッズが充実していますが、 家具でも花粉対策の技術は進んでいます。 その一つがカーテンです。花粉をつかまえるカーテンのカラクリと、忘れがちな注意点について解説します。 窓全開で1, 000万個の花粉が侵入!
花粉流入を4分の1に減らす最適な換気法 - ウェザーニュース
花粉が入ってくるなら換気なんてしないほうがマシだ このジレンマに皆さんが悩まされる気持ちは痛いほど分かります。花粉という大きな問題を解決しない限り、皆さんも安心して換気なんてできないですからね。 皆さんが換気による花粉対策として真っ先に思い浮かぶのが、 給気口にフィルターを設置する ということではないでしょうか?しかし、フィルターを設置するというのは本質的な花粉対策ではないのです。 初めての方でも分かるように、もう少し噛み砕いて説明していきますね。 日本の多くの家で採用されている第3種換気システムとは何か? 皆さんのご自宅も含め、日本の多くの住宅で使われている換気システムが、第3種換気システムというものです。第3種換気システムでは、室内の汚れた空気を換気扇で強制的に押し出すと同時に、給気口を設けて外の新鮮な空気を取り込みます。自然給気というと聞こえは良いのですが、簡単に言えば窓を開けっ放しの状態のようなものです。 給気口から花粉が侵入するというのが一般的な話 そのため、給気口から新鮮な空気を取り込むだけなら良いのですが、それと同時に花粉まで家の中に侵入してしまうのです。 だからこそ、給気口にフィルターを設置することで花粉の侵入を防ごうというのが、世間一般で言われている花粉対策となります。 給気口から入ってくる花粉はごくわずかに過ぎない しかし、 いまの日本のほとんどの住宅では、給気口にフィルターを設置するだけでは花粉の侵入を防ぐことはできません。 何故ならば、 給気口から入ってくる花粉はごく一部に過ぎず、ほとんどの花粉は家中の至る所に空いている隙間から侵入してくる のです。 「隙間なんてどこに空いているの?」 こんな風に疑問に思われてかも知れませんが、目に見えないだけで家中の至るところに隙間が空いています。つまり、日本のほとんどの家は気密性の低い隙間だらけの家なのです。 気密性の指標としてC値(隙間相当面積)が用いられますが、日本の一般的な家のC値としては5. 0㎠/㎡となります。数値だけ言われてもピンとこないでしょうが、 100㎡の家におよそハガキ3枚分の隙間が空いている ことに相当します。 これだけの隙間が空いていると、給気口はほとんど意味をなしません。 給気口から入ってくる空気の割合はわずか15%に過ぎず、残りの85%の空気は家中の隙間から入ってくる のです。 ちなみに、 家の中に入り込む花粉の大きさはわずか5μm に過ぎませんから、 ハガキ3枚分の隙間が空いていれば花粉は簡単に侵入できてしまいます 。そうなりますと、いくら給気口にフィルターを設置したところで、花粉は家の中に入りたい放題ですよね。 花粉を入れずに換気するなら家の高気密化は欠かせない 皆さんが花粉を入れずに換気をしたいと考えるならば、家中の隙間をすべて塞ぐしかありません。しかし、現実的にそのようなことは不可能です。それこそ、壁を引き剥がして気密を取り直しでもしない限り、隙間を塞ぐことはできません。 だからこそ、皆さんがこれから家の購入や建て替えを予定されているならば、 気密性 にはぜひこだわっていただきたいのです。 C値をゼロにすることはできませんが、限りなくC値がゼロに近い家をつくることはできます。それによって初めて、換気システムが意味を成してくるのです。 WELLNEST HOMEの家は、全棟のC値の平均が0.
[自宅 チェックポイント] 花粉VS換気!24時間換気との上手な付き合い方 寒さがひと段落したら、迫りくるのが 「花粉」 のシーズン。 外はもちろん、室内でも花粉に悩まされている方も多いのではないでしょうか? 閉め切っているようで、どこからともなく入ってくる花粉・・・。 マンションのリビングや寝室の壁にある「換気口(給気口)」(物件により天井に取り付けられていたり、機械を通して外気を取り入れているケースも)からももちろん入ってきます。 この時期、「花粉が入ってくるから換気口は閉めている」という話もよく耳にします。 すべての花粉をシャットアウトしたい!換気口も閉めたい!という気持ち、よくわかりますが、閉めても大丈夫なのでしょうか? そこで今回は、 ホームインスペクター(住宅診断士)が、来る花粉シーズンに向け24時間換気システムの設置目的との上手な付き合い方をご紹介します。 換気口は閉めていいの?ダメなの? 新築マンションや新築一戸建ての引き渡し前に行われる「内覧会」などでは、売主不動産会社や施工会社から 「換気口は台風などのとき以外は閉めないでください」 と説明されることが多いもの。 その理由は、平成15年7月以降、 換気口が「シックハウス対策」の一環として建築基準法に基づき設置されている から。 換気扇で室内の空気を排出する分、外から空気を取り入れられるように取り付けられているのです。 換気口を閉めれば、外から空気が取り入れられない分、機械による空気排出の効率も下がってしまいます。 換気口を閉めるとどうなるの? 換気口を閉めてレンジフードや浴室換気扇などを使用すると、外気をなんとか補給しようと空気が引っ張られ、窓やドアに圧力がかかります。 特にマンションの玄関ドアは防火用に鋼製(スチール製)になっていて、ただですら重いところ、空気の圧力でさらに力を入れて押さないとなかなか開かなくなります。 また、換気効率が低下することで、窓ガラスの結露が多くなる場合もあります。 (冬でもカビが発生することがあるため、結露がひどいときは窓を開けるなど、お部屋の空気を入れ替えることをおすすめします) 「窓やドアが開けづらい」「結露が気になる」というのは、換気口をしっかり開けて換気効率の向上が必要な状態です。 花粉の季節、換気口はやっぱり閉めちゃだめ? では、やっぱり花粉シーズンも換気口は閉めてはいけないのでしょうか?