N 型 半導体 多数 キャリア
5になるときのエネルギーです.キャリア密度は状態密度関数とフェルミ・ディラック分布関数の積で求められます.エネルギーEのときの電子数はn(E),正孔数はp(E)となります.詳細な計算は省きますが電子密度n,正孔密度p以下のようになります. 【半導体工学】キャリア濃度の温度依存性 - YouTube. \(n=\displaystyle \int_{E_C}^{\infty}g_C(E)f_n(E)dE=N_C\exp(\frac{E_F-E_C}{kT})\) \(p=\displaystyle \int_{-\infty}^{E_V}g_V(E)f_p(E)dE=N_V\exp(\frac{E_V-E_F}{kT})\) \(N_C=2(\frac{2\pi m_n^*kT}{h^2})^{\frac{3}{2}}\):伝導帯の実行状態密度 \(N_V=2(\frac{2\pi m_p^*kT}{h^2})^{\frac{3}{2}}\):価電子帯の実行状態密度 真性キャリア密度 真性半導体のキャリアは熱的に電子と正孔が対で励起されるため,電子密度nと正孔密度pは等しくなります.真性半導体のキャリア密度を 真性キャリア密度 \(n_i\)といい,以下の式のようになります.後ほどにも説明しますが,不純物半導体の電子密度nと正孔密度pの積の根も\(n_i\)になります. \(n_i=\sqrt{np}\) 温度の変化によるキャリア密度の変化 真性半導体の場合は熱的に電子と正孔が励起されるため,上で示したキャリア密度の式からもわかるように,半導体の温度が上がるの連れてキャリア密度も高くなります.温度の上昇によりキャリア密度が高くなる様子を図で表すと図2のようになります.温度が上昇すると図2 (a)のようにフェルミ・ディラック分布関数が変化していき,それによってキャリア密度が上昇していきます. 図2 温度変化によるキャリア密度の変化 不純物半導体のキャリア密度 不純物半導体 は不純物を添付した半導体で,キャリアが電子の半導体はn型半導体,キャリアが正孔の半導体をp型半導体といいます.図3にn型半導体のキャリア密度,図4にp型半導体のキャリア密度の様子を示します.図からわかるようにn型半導体では電子のキャリア密度が正孔のキャリア密度より高く,p型半導体では正孔のキャリア密度が電子のキャリア密度より高くなっています.より多いキャリアを多数キャリア,少ないキャリアを少数キャリアといいます.不純物半導体のキャリア密度は以下の式のように表されます.
【半導体工学】キャリア濃度の温度依存性 - Youtube
N型半導体の説明について シリコンは4個の価電子があり、周りのシリコンと1個ずつ電子を出し合っ... 合って共有結合している。 そこに価電子5個の元素を入れると、1つ電子が余り、それが多数キャリアとなって電流を運ぶ。 であってますか?... 解決済み 質問日時: 2020/5/14 19:44 回答数: 1 閲覧数: 31 教養と学問、サイエンス > サイエンス > 工学 少数キャリアと多数キャリアの意味がわかりません。 例えばシリコンにリンを添加したらキャリアは電... 電子のみで、ホウ素を添加したらキャリアは正孔のみではないですか? だとしたら少数キャリアと言われてる方は少数というより存在しないのではないでしょうか。... 解決済み 質問日時: 2019/8/28 6:51 回答数: 2 閲覧数: 104 教養と学問、サイエンス > サイエンス > 工学 半導体デバイスのPN接合について質問です。 N型半導体とP型半導体には不純物がそれぞれNd, N... Nd, Naの濃度でドープされているとします。 半導体が接合されていないときに、N型半導体とP型半導体の多数キャリア濃度がそれぞれNd, Naとなるのはわかるのですが、PN接合で熱平衡状態となったときの濃度もNd, N... 解決済み 質問日時: 2018/8/3 3:46 回答数: 2 閲覧数: 85 教養と学問、サイエンス > サイエンス > 工学 FETでは多数キャリアがSからDに流れるのですか? FETは基本的にユニポーラなので、キャリアは電子か正孔のいずれか一種類しか存在しません。 なので、多数キャリアという概念が無いです。 解決済み 質問日時: 2018/6/19 23:00 回答数: 1 閲覧数: 18 教養と学問、サイエンス > サイエンス > 工学 半導体工学について質問させてください。 空乏層内で光照射等によりキャリアが生成され電流が流れる... 流れる場合、その電流値を計算するときに少数キャリアのみを考慮するのは何故ですか? 教科書等には多数キャリアの濃度変化が無視できて〜のようなことが書いてありますが、よくわかりません。 少数キャリアでも、多数キャリアで... 解決済み 質問日時: 2016/7/2 2:40 回答数: 2 閲覧数: 109 教養と学問、サイエンス > サイエンス > 工学 ホール効果においてn型では電子、p型では正孔で考えるのはなぜですか?
工学/半導体工学 キャリア密度及びフェルミ準位 † 伝導帯中の電子密度 † 価電子帯の正孔密度 † 真性キャリア密度 † 真性半導体におけるキャリア密度を と表し、これを特に真性キャリア密度と言う。真性半導体中の電子及び正孔は対生成されるので、以下の関係が成り立つ。 上記式は不純物に関係なく熱平衡状態において一定であり、これを半導体の熱平衡状態における質量作用の法則という。また、この式に伝導体における電子密度及び価電子帯における正孔密度の式を代入すると、以下のようになる。 上記式から真性キャリア密度は半導体の種類(エネルギーギャップ)と温度のみによって定まることが分かる。 真性フェルミ準位 † 真性半導体における電子密度及び正孔密度 † 外因性半導体のキャリア密度 †