健康 診断 血液 検査 で わかる こと
5~7. 9g/dL 数値が低いと、栄養障害やネフローゼ症候群が疑われます 。ネフローゼ症候群は尿にたんぱく質(アルブミン)が流れてしまい、むくみなどを引き起こす病気です。数値が高いと、多発性骨髄腫や脱水が疑われます。 4:クレアチニン(Cr) 筋肉内にあるアミノ酸が代謝されたあとの老廃物です。腎臓の排泄機能の指標として使われます。筋肉量が多いほどクレアチニンの量も多くなるため、基準範囲に男女差があります。 基準範囲: 男性 1. 00㎎/dL以下 女性 0.
- 人間ドック・健康診断の血液検査、血圧検査でわかることとは? | 人間ドックのここカラダ
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人間ドック・健康診断の血液検査、血圧検査でわかることとは? | 人間ドックのここカラダ
8割以上の病気や異常は、血液検査で調べることができます。 「血液は体のカルテ」と言っても過言ではないですよね。 尿検査より精度が高いのですね? そのとおりです。血液検査は、 「手がかり」にも使われますが、診断確定をつけるための特別な検査としても有効 です。 検査のタイミングは、「5時間以上食事を取っていない空腹時」がベスト 検査結果は、その日の食生活などで変わりやすいような気がします。 特に血液のほうは食生活に左右されやすい ですね。例えば血糖値は、食事の前後で大きく変わります。ですから採血は、「5時間以上食事を取っていない空腹時」におこないます。 血液検査が「5時間以上食事を取っていない空腹時」だとすると、尿検査のタイミングはどうでしょう? 胃がんのリスクが血液検査でわかるABC検診とは?胃がん検診との違いも解説. 同じく 「5時間以上食事を取っていない空腹時」がいいでしょう。 自宅で採尿する場合、起床後の最初の尿を指示されることが多いと思います。 指示されたタイミングを守れば、「たまたまの異常値」は起こりにくいのですか? 「たまたまの異常値」は、 筋トレやマラソンの直後などに起こることがあります。 健診の時間に遅れそうでも、走って来院するようなことは避けましょう。遅れそうな旨を電話などでご連絡いただければ十分です。 尿検査や血液検査を、健診以外のタイミングで受ける意義はありますか? 尿検査や血液検査の必要性を判断するのは医師です。症状や違和感などがあれば、随時、医師へご相談ください。 その結果、尿検査や血液検査を勧められることはあるでしょう。この場合は、もちろん保険が使えます。他方、症状がなく、予防目的などで単独の尿検査や血液検査をすると、自費扱いとなってしまいます。 症状がなければ、定期健診のタイミングで十分ですね? そのとおりです。ただし、定期健診や特定健診は、1年に1回、必ず受けるように してください。費用負担をしてもらえますし、健康管理の要です。 最後に、読者へのメッセージがあれば。 尿検査や血液検査は、ご存じのとおり、数字の評価でおこないます。このとき重要なのは、時系列の変化です。その時だけの数字で一喜一憂することに"あまり"意味はありません。 ぜひ、定期的な健診を続けていただきたい ですね。
胃がんのリスクが血液検査でわかるAbc検診とは?胃がん検診との違いも解説
6以下 やせすぎ 19. 8以下 やせ気味 22 理想体重 24. 2以上 過体重 26.
健康診断の血液検査では、どんなことがわかるの?
8%以下 BSは食事によって変動するため空腹時に採血したのでなければ、基準値を超えていても心配ありません。しかし140を超えるような場合は、いくら食事の直後であっても糖尿病の可能性について検査する必要があります。逆に血糖値が低すぎる場合(60台以下など)には、低栄養やインスリンの産生が多くなる膵臓の病気などの可能性もあるので医師にご相談下さい。 HbA1cは直前の食事に左右されず、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映します。通常は、5. 健康診断の血液検査では、どんなことがわかるの?. 8以下、治療中の方であれば6. 5以下が目標です。 ■尿酸 尿酸はお酒の飲み過ぎや食べ過ぎで数値が上がります。7を超える場合は痛風のリスクあり。前述のγ-GTPと並び、お酒(特にビール)の影響を受けやすい値です。痛風の原因や症状、治療法については、「 痛風の症状・原因 」や「 痛風の予防・治療法 」をご覧下さい。 検査結果での不安があれば、迷わず医師に相談を! 気になる値、気になる症状、心配事がある場合は、医師の診察を。過去の検査結果も持参するのがベスト 一点注意が必要なのは、上で述べたのはあくまでも一般論ということ。血液検査の結果は非常に参考になる数値ですが、診察の所見やご自身の自覚症状、そして過去の検査データのトレンドなども踏まえた総合的な判断することが大切です。心配なことがあれば、まずは近くの内科を受診するようにしましょう。 最後に、一番してはいけないことをお伝えします。それは、気になる数値があるのに症状がないからと放置すること。せっかく受けた血液検査。しっかり有効活用してくださいね。 健康診断に関する詳しい情報は、「 尿検査・便検査・血液検査…職場の健康診断で何がわかるの? 」にまとめてありますので、宜しければこちらもご参照下さい。
9 40. 0以上 (単位 10 4 /μL) 感染症系検査 CRP 細菌・ウィルスに感染する、がんなどにより組織の傷害がおきる、免疫反応障害などで炎症が発生したときなどに血液中に増加する急性反応物質の1つがCRPです。細菌・ウィルス感染、炎症、がんはないかを調べます。 0. 30以下 0. 31-0. 99 梅毒反応(希望者のみ) 梅毒に感染しているかを調べます。 ただし、結核、膠原病など梅毒以外でも陽性になることがあり、これを生物学的偽陽性といいます。陽性の場合は区別するために精密検査を受けてください。 陰性(-) 陽性(+) HBs抗原(希望者のみ) B型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。 HCV抗原(希望者のみ) C型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。 陽性(+)
体内の輸送網ともいえる血管は、さまざまな物質を運んでいます。そのなかには、病気と関係している"荷物"も含まれるでしょう。荷物検査からわかる事実もあるはずです。では、どの程度の範囲で、どれくらいの精度をもって、鑑別できるのでしょう。「健康館鈴木クリニック」の鈴木先生を取材しました。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております] 【この記事の監修医師】 鈴木 和郎先生(健康館鈴木クリニック 院長) 久留米大学医学部卒業。昭和大学病院第二内科入局、血液学専攻。昭和大学病院血液内科専任講師を経て1995年、東京都大田区に「健康館鈴木クリニック」開院。医院全体で「よりよいライフスタイル」を提言できるよう心がけている。医学博士。日本内科学会認定内科医、日本血液学会認定血液専門医・指導医、日本人間ドック健診専門医・指導医、日本臨床内科医会専門医・指導医。 検査項目の見る目が変わる、それぞれに必要な理由編集部: 血液検査って、具体的に何を調べているのですか? 鈴木先生: 血液検査は、大きくわけると「血球系検査」、「脂質検査」、「肝機能検査」、「代謝系検査」の4種類があります。「血球系検査」は、「血液一般」などとも呼ばれていて、白血球や赤血球といった「血液に含まれる血球成分の数を調べる検査」です。例えば、赤血球やヘモグロビンの数が少なければ、貧血を疑います。 編集部: 血球系はわかりやすいです。続けて「脂質検査」は? 人間ドック・健康診断の血液検査、血圧検査でわかることとは? | 人間ドックのここカラダ. 「脂質検査」は、「コレステロールと中性脂肪の『量』を調べる検査」になります。いわゆる「悪玉」として知られるLDLコレステロールが増えすぎると、動脈硬化を引き起こします。「善玉」のHDLコレステロールは血管のお掃除役なので、一定量が必要です。中性脂肪は肥満や動脈硬化の原因ですが、少なすぎるとエネルギー不足を起こします。なお、中性脂肪といっても実際は「糖」で、お酒などを飲みすぎると高い数値が出ます。 案外、身近なことがわかるのですね。「肝機能検査」はどうでしょう? 「肝機能検査」は、「さまざまな血中成分の量から肝臓の『働き具合』を調べる検査」です。有名な成分は「γ-GTP」で、アルコールの分解能や肝炎などに関係します。また、「GOT」のように心筋梗塞と関係している酵素も検出できるため、肝機能だけの検査ではありません。筋トレが好きな人は、総じて「GOT」が高めです。 最後、「代謝系検査」についてもお願いします。 「代謝系検査」は、「血液中のブドウ糖や尿酸の『量』を調べる検査」です。糖尿病は、血液中のブドウ糖の調節が効きにくくなる病気といえます。尿酸の異常値なら、腎臓疾患、痛風、結石などを疑います。補足となりますが、以上の4分類に加え、昨今では「感染症検査」も注目されています。ただし、標準検査としてではなく、ご希望や必要に応じておこないます。 【関連記事】 「尿検査」や「血液検査」って、何がどこまでわかるの?