年中行事とは
2018/01/05 毎年決まった日や時期に行われる様々な行事のことを年中行事といいます。なぜその行事が始まったの?と調べていくと、3つの勢力が元になっていることが分かります。そんな年中行事の始まりと、語源の由来について説明しますね。 スポンサードリンク 年中行事の言葉の始まりは公家や神社? 先ず、ご存知の通り、漢字は中国から伝来していますが、年中行事という言葉は日本で生まれた言葉だといわれています。 いつ頃から年中行事という言葉が使われるようになったの? 年中行事という言葉が発生したのと、毎年決まった日時などに行われる行事が始まったのは"別々"と考えてください。 毎年行われる「行事」は、中国から伝来したものや、各地の農村で行われてきたものなどがあります。そして、年中行事という言葉は、 「平安時代」 に宮廷で始まりました。 年中行事の始まりは? 年中行事の使い方や意味は?例文、種類や由来を解説 | 文章書き方まとめセミナー. 832年の「内裏式(だいしりき)」に、一年間の行事が示されました。また885年、清涼殿に「年中行事御障子文」が衝立に記されて置かれたとあります。 この「年中行事御障子文」には、一年間の行事と儀礼の詳細や方法などが記され、その中に「年中行事」という文字も含まれていました。 その後の年中行事が定着するまでは? 「九条年中行事」「小野宮年中行事」など、各儀礼の作法を記した書物が作られるようになり、徐々に宮廷の各儀礼を正しく行い、伝える為の、重要な文章と位置付けられてきました。 並行して、もう一つ別の視点から年中行事が定められるようになりました。 武士の習慣が元の年中行事は? 平安時代、宮廷と並んで急速に「武士」が強い立場をえるようになりました。どの様に武士が勢力を伸ばしながら、年中行事を取り込んでいったのでしょうか? 農村部の支配と年中行事 武士は、先ず農村部を自分達の領土に収めていきます。このとき、各村々の決まった季節に決まった行事を行う習慣、つまり年中行事として取り込まれて行きました。 宮廷の行事の影響 平安時代に「年中行事」の言葉が作られただけで、宮廷には毎年決まった時期に決まった行事を行う習慣が、古くからありました。当然、これらの各行事は、武士の生活にも影響を及ぼしました。 仏教による年中行事 仏教でも、毎年決まった行事を決まった時期に行ってきました。宮廷の年中行事の他に、宗教による年中行事も定着していきます。 武士の時代の行事 江戸時代になると、宮廷と同じように公式の年中行事を定めるようになります。こうして、大名から身分の低い武士まで、毎年決まった行事を行い、これが次第に平民に広がるようになりました。 それでは、農村部や各地の年中行事はどうなのでしょうか?
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中元節(お中元)とは?中華圏の伝統行事の歴史や風習を解説 | 訪日ラボ
中元節 (お中元)とは、中国の伝統行事で日本でいうお盆にあたります。2021年の 中元節 は8月22日(日)で、2020年は9月2日(水)でした。 多くの訪日中国人が 春節 などの年中行事の大型連休に合わせて日本を訪れています。 経済発展著しい中国ですが、古くからの伝統を大切にする精神はまだ多くの都市で残っています。こうした伝統行事や文化、風習への理解は、訪日中国人のニーズや好感を抱くモチーフを把握するために、ますます重要になっています。 なかでも「 中元節 」は中国だけでなく、中華圏(台湾、香港、シンガポールなど)で行われている年中行事です。中華圏の年中行事によくあることですが、旧暦(太陰暦)に基づき日にちが決定されるため、その日取りは毎年異なります。 中元節 は旧暦7月15日で、2020年の太陽暦でいうと9月2日です。 今回は中国の伝統行事のうちの一つ、日本のお中元の由来でもある 中元節 の由来や風習とともに、日本のお盆との違いについて解説します。 関連記事 春節とは?インバウンド対策も紹介 端午節とは?日本との違いについて 訪日中国人観光客の特徴を解説 中元節とは? 中元節 とは、中元に行われる中国の伝統行事です。日本にも「お中元」という言葉がありますが、これは中国の 中元節 からきています。 中元の起源は道教の三元と呼ばれる思想です。三元とは、上元(旧暦正月15日)・中元(同7月15日)・下元(同10月15日)でありそれぞれが 神様の誕生を祝う日 です。中元は、冥界の帝と言われている地官大帝の生誕祭となります。 伝統行事、中元の由来は?日本への伝来は?
【解説】神社の年中行事と各行事に込められた意味 | 神社チャンネル
言葉・カタカナ語・言語 2021. 03. 27 2020. 01. 31 この記事では、 「年中行事」 と 「伝統行事」 の違いを分かりやすく説明していきます。 「年中行事」とは? 「年中行事」 とは、毎年一定の時期に行われる行事を指して使われる言葉です。 これという決まった名称や開催時期、場所などに特に決まりのない 「お花見」 や 「月見」 といったものもこれに含める場合がありますが、一般的には青森の 「ねぶた祭り」 や東京の 「隅田川花火大会」 などの正式な行事がこのように表現されます。 言葉としては、 「そろそろ年中行事の三社祭のシーズンだ」 のような使われ方になり、地域ごとに年間のそれらの一覧表などが作られているものです(近年では役所のホームページにもよく掲載されています)。 「伝統行事」とは?
年中行事の使い方や意味は?例文、種類や由来を解説 | 文章書き方まとめセミナー
公開日: 2018年9月4日 / 更新日: 2019年1月5日 『年中行事』の使い方や意味を解説します。 『年中行事』の例文や由来、種類も一緒に紹介していきます。 年中行事の意味や由来とは?
私たちの暮らしは、様々な年中行事で彩られています。年中行事には、お正月や五節供のように貴族や武家の儀式からきているものや、節分や彼岸のように暮らしに深くかかわる雑節から生まれたものなどがありますが、いずれも文化や季節感を大切にし、行事を通じて日本の心が養われるものばかりです。 こうした日を「ハレ」(非日常)と呼び「ケ」(日常)と区別しますが、「ハレ」の日を過ごすことで心身に潤いを与えて「ケ枯れ」を防ぎ、明日への活力にしてきたのです。 ※詳しくはこちらをご覧ください。 → ハレとケ また、ひとつひとつの行事には深い意味が込められています。毎年同じ時に同じような経験を重ね、他の人と共有できる体験をして、自分をとりまく様々な物事に気づくことで、心豊かに過ごせるはず。暮らしを彩る年中行事は、人生を彩る行事でもあるのです。 ※二十四節気に基づく行事(冬至など)について詳しくはこちらをご覧ください。 → 二十四節気 ※雑節に基づく行事(節分、彼岸、土用など)について詳しくはこちらをご覧ください。 → 雑節 ※暮らしのまつり(夏まつり、紅葉狩り、酉の市など)について詳しくはこちらをご覧ください。 → 暮らしのまつり・遊び 当サイトに記載の行事については「 行事インデックス 」で一覧が可能です。 また、特定の行事についてお探しの場合は、各ページ右上のサイト内検索機能をご利用ください。
色々な形の神様とのかかわり方があることを知っていただけたと思います。これらは「感謝」の気持ちから生まれるもの。 まだいまいちピンと来ていない、 自分はちゃんと感謝できているのかな・・・? と思う方は、まず参加してみるところから始めてはいかがでしょうか?