中華スープの素とは
「男子厨房に入らず」と言われたのも今は昔。最近は「弁当男子」も、週末ともなれば腕を奮ってホムパやキャンプ……という料理上手な男性もたくさんいます。でもその一方で、まだ「インスタントラーメンしか作れない」という方もある一定数いるのも真実。 そこで本連載では"週末鮨屋"として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れて、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。 第31回は「チャーハン」。それも、町中華の王道メニュー、焼き豚入りの卵チャーハンです。 誰が呼んだか、「町中華」。少し黄ばんだ白のれんに、赤いデコラのテーブル。カウンターには新聞やマンガが置かれているような「町中華」は、誰でも気軽に入れるご近所グルメとして愛されてきました。しかしながら、最近は雑誌やテレビで「町中華」特集が組まれることもあり、いままでいつでも入れた「町中華」に長蛇の列……なんてことも。 「あそこのチャーハン、うまかったんだけどな。1時間並ぶのはちょっとね」というアナタ! そのチャーハン、自分でも作れますよ。野本さんが初心者でも簡単に作れる、「町中華」のチャーハンをお教えします! 「王道チャーハンを作ってみよう!
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バジル、オリーブオイル、黒胡椒で仕上げていただきましょう。 材料に肉や魚介は使っていませんが、たっぷりのにんにくの香りが食欲をそそるスープです。本格的なイタリアンスープが簡単に作れるのはうれしいですね。 お子さま向けには、ピザ用チーズをトッピングしてオーブントースターでとろりと焼いて、オニオングラタンスープ風に仕上げても喜ばれそうですね! ボリューム満点! 2つの具材で作るがっつり『鶏ももとねぎのごろごろスープ』 こちらは、シンプルに長ねぎと鶏もも肉の2つの食材のみで作る中華風スープのレシピです。 鍋にサラダ油を熱してぶつ切りにした鶏もも肉、長ねぎを炒めます。具材に火が通ったら水を入れ、鶏ガラスープの素、醤油、ごま油、ラー油、塩胡椒を加えて30分煮込めば完成です。 お好みで黒ごまをかけて頂きましょう。 春雨や茹でたペンネなどを加えればおかずスープとしてお腹を十分満足させてくれそうなので、忙しい日に頼りになりそうなレシピです! がっつりなのにヘルシー!『アジア風あさりの春雨スープ』 ナンプラーを効かせたアジア風スープのご紹介です。 春雨スープと聞くとヘルシーにあっさりいただくイメージがありますが、こちらのレシピではにんにくやごま油のパンチが効いたがっつりテイストの春雨スープに仕上がっています。 鍋を熱してごま油でにんにくを炒めて香りを立てたら、あさり、鷹の爪、鶏ガラスープを入れて煮詰めます。あさりの口が開いたらナンプラー、水で戻した春雨を加えて煮込んで完成です。 器に盛ってパクチーとライムを飾ってお召し上がりください。 あさりをじっくり煮立てて貝の出汁をよく引き出すことが調理のポイントです。 エスニック料理の献立に合わせる一品としてはもちろん、春雨を多めに入れればランチや軽い夜食としてもお腹を満足させてくれそうです。春雨の代わりにフォーの麺を入れても相性が良さそうですね! まるで中華風の雑炊! ?『鶏肉のがっつりライススープ』 最後にご紹介するのは、鶏肉と卵とご飯をスープ仕立てでいただく変わり種スープのレシピです。 鍋に水、そぎ切りにした鶏肉、薄切りにした生姜を入れて煮立てたら、中華スープの素を加えてさらに8分ほど煮ます。小松菜を加えて醤油、塩胡椒で味をととのえてから卵を割り入れ、白身が固まるまで3分ほどさらに煮ます。 器にご飯を盛り、具材とスープをかけたら出来上がりです。 具沢山でがっつりとした食べ応えがありますが、中華風の雑炊感覚で食欲がわかない時にも食べやすそうな一品ですね!
にらは5cm幅に切り、玉ねぎは薄切りにする 2. ボウルに小麦粉、片栗粉、水、卵、海鮮味覇、塩 を入れ、なめらかになるまで混ぜる(このとき、海鮮味覇のダマを潰しながら細かくしていきます。完全に溶け切らなくても、焼けば馴染むので問題ありません) 3. 野菜と海鮮をボウルに入れ、混ぜ合わせる(生地は具材に薄く絡む程度の少なめで大丈夫) 4. タレの材料を全て混ぜ、砂糖を溶かすために少しおいておく 5. 熱した大きめのフライパンにごま油をひき、生地を流し込む。均等に薄くなるようにヘラで少し押しながら形を整える 6. 弱めの中火で、片面約4分ずつ焼く 7. 表面がカリッと焼け、中に火が通ったら、好きな大きさに切る 特別な材料がなくても、家にあるものでびっくりするくらいモチモチ食感になりますよ。多めのごま油で焼くのが外側のカリカリ食感の決め手なので、量を減らさずしっかり使ってくださいね。 簡単中華スープ 5分程度で完成してしまう、レシピといえないほどの超簡単料理ですが、このスープがめちゃくちゃおすすめ!海鮮の出汁がしっかりと効いていて、具材はシンプルなのに十分な満足感があるので、手間のかかる中華料理の日の汁物にぴったりです。 材料(2人分) ・水 300ml ・長ネギ 10cm程度 ・卵 1個 ・乾燥わかめ 小さじ1 ・海鮮味覇 小さじ2 ・塩 少々 作り方 1. 長ネギは薄く小口切りにし、卵を溶いておく 2. 小鍋に水を入れ、沸いたところに長ネギ、乾燥わかめ、海鮮ウェイパーを入れ、再度煮立たせる 3. 一旦火を止め、とろ火で加熱しながら溶き卵を加え、最後にひと混ぜしてから塩で味を整える 簡単で家計にも優しい、魚介の香りが広がる中華スープの完成です。濃いめに作って、ごはんにかけるアレンジもできそうです。 両方揃えちゃうのがおすすめ! 海鮮味覇と通常の味覇を比べてみると、それぞれに特徴があり完全に別の調味料でした。どちらも常備して、目指す味わいに応じて使い分けるのがおすすめです。 スタンダードな王道の中華料理を作りたいときは通常の味覇を、ちょっと贅沢な味わいに作りたいときや、いつもの味に飽きたときは海鮮味覇を使うのがベスト!いつもの料理を簡単にレベルアップさせることができます。 見かけたら、ぜひ購入して試してみてくださいね。