フィンガーテスト
発酵が進んでくると生地は2倍以上にふくれてきますが、発酵状態を正確に知るために、フィンガーテストをします。人差し指に粉を付けて生地に差し込んて、指の跡がすぐ戻るのは発酵不足。もう少し発酵させましょう。指の跡がそのまま残っているようならよい状態です。
失敗例
指の跡が残り全体が沈むようなら発酵オーバーです。
5. 手ごねで基本のバターロール by たーちゃん | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ. 分割・丸め・ねかし(ベンチタイム)
生地を手でおさえガスを抜き、2か所スケッパーで切れ目を入れ棒状に伸ばします。
1コ40g~50gに等分し、まるめて、粉をふった台の上に並べ、乾かないようにラップをかぶせて10~15分ねかせておきます。
6. 成形
丸めた生地を手のひらで少しつぶし平たく伸ばし、上下を1/3ずつ折りこみ、円すい型にします。
めん棒で延ばし幅の広い方から巻きます。
一気に薄くのばさないで、軽く力をいれてころがすようにしながら、何回にも分けてのばしてゆきます。
必要なら手粉をつけて、生地の表面を破らないようにのばします。
のばす前の「ベンチタイム」が足りないとのびにくく、縮んだり破れたりします。
巻きはじめはひと折りし、あとは軽く巻きます。また、薄くのばしすぎてクルクルと何回もきつく巻くと、膨らみが悪くなります。
7. ホイロ(最終発酵)
巻き終わりが下になるように天板に並べ、36度前後で2倍くらいにふくらむまで30~40分おきます。
8. 焼成
2倍位にふくれ、指で触れると跡が残るようになったら、表面につや出し卵液(卵1に対して水1/2でうすめたもの)を軽くぬります。
約180度に熱したオーブンで約10分、全体がキツネ色になるまで焼きます。
卵液をぬるときははけをねかせて、ぬりましょう。はけの先で生地に傷がつくことがあります。
手ごねで基本のバターロール By たーちゃん | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ
二次発酵
クッキングシートをしいた天板に並べて、濡れふきんをかぶせます。暖かい部屋に40~50分置き、1. 5~2倍ほどにふくらめば二次発酵完了です。 寒い時季は、お湯を張った鍋の上に天板をのせるか、レンジの発酵機能を使用しましょう。レンジ発酵(スチーム)の場合は、濡れふきんをかけず生地の表面に霧吹きをかけます。
6. 溶き卵を塗りオーブンで焼く~完成
オーブンを200℃で予熱している間に、生地の表面に溶き卵をハケで塗ります。溶き卵は少量の水を混ぜると、ムラにならず塗りやすくなります。生地の表面が少し乾いてから塗り、そのまましばらく置いてオーブンに入れると、光沢のある仕上がりになります。
200℃のオーブンで10分焼けばできあがり。
つくる時のコツ
一次発酵後の「ガス抜き」で大きな気泡がつぶれ、活性化したイースト菌が二次発酵できめ細かな気泡をつくります。切り分けや成形をすると、生地の一部分が縮んで気泡が壊れるため、「ベンチタイム」や二次発酵で生地を緩めてきめを整えます。ちょっとしたひと手間ですが、大切なポイントです。
■使用した食材はこちら
ドライイースト 3g×10袋
価格:本体268円(税込289円)
パンをふんわりと膨らませ、小麦の風味を活かした味わいに仕上げるドライイースト。直接粉類に混ぜてご使用いただけます。食パン1斤分の3g×10袋入りで便利! こだわり新鮮たまご 10個入
価格:本体221円(税込238円)
飼料にハーブとマリーゴールドをブレンドした、コクのある鮮やかな卵黄の卵です。出荷から店頭までチルドで運ぶことで新鮮さをキープしました。生産履歴がわかるので安全・安心です。
北海道バター(加塩) 150g
価格:本体295円(税込318円)
北海道十勝産の生乳を使った、風味豊かな加塩バターです。お料理やケーキ・クッキーなどのお菓子づくりに最適な150gサイズ。
■今すぐ食べたい時はこちらがおすすめ
バターロール 4個入り
価格:本体98円(税込105円)
しっとり、もっちりと焼き上げたバターロールです。そのまま朝食にしたり、具材をサンドしても楽しめる、シンプルな味わいに仕上げました。
レーズンバターロール 4個入り
しっとり、もっちり生地にレーズンを混ぜ込み仕上げたバターロールです。飽きのこない味わいで、毎日の朝食にぴったり。
マーガリン入りバターロール 4個入り
価格:本体100円(税込108円)
中にマーガリンが入った、しっとり、もっちり食感のバターロールです。そのままはもちろん、少し温めてマーガリンを溶かしても、おいしくお召し上がりいただけます。
■ロールパン生地であんパンやコッペパンも!
手ごねでつくる、ロールパンの基本レシピをご紹介します。初心者の方でも簡単につくれるよう詳しく解説しますので、休日にパンづくりを楽しんでみませんか? 風味豊かな香りとふわふわ食感は格別のおいしさ。マスターすればアレンジも自在です! ■ふわふわロールパンの基本レシピ
ほんのり甘いふわふわ生地のロールパンをつくりましょう。手ごねと2回の発酵で、パンづくりの基本を覚えることができる、初心者向けのレシピです。初めての方も、ぜひチャレンジしてください。
材料 8個分
・A強力粉…200g ・A薄力粉…30g ★Aドライイースト…3g(小さじ1杯) ・A砂糖…大さじ2杯 ・A塩…小さじ1/2杯 ・牛乳…110ml ★こだわり新鮮たまご…1個 ★北海道バター(加塩)…30g ・溶き卵(つや出し用)…適量
★=セブンプレミアムです。
※ドライイーストは、小麦粉に直接混ぜて使用できるタイプを使います。 ※卵とバターは常温に戻しておきます。
つくり方
1. 材料を混ぜる
牛乳は30℃ほどに温め、卵は溶きほぐしておきます。ボウルにAを入れ、手で全体を混ぜます。
牛乳と溶き卵を加え、指を広げた手でぐるぐると混ぜます。粉っぽさがなくなれば、ひとまとめにして台に取り出します。
2. バターを混ぜ込み生地をこねる
生地を平らに広げ、バターを1/4ほどすくい取り表面に塗ります。生地を半分に折り、90度返して手のはらで生地をのばします。これを数回繰り返し、バターを全部混ぜ込みます。
ときどき台に生地を数回たたきつけながら、生地をのばす・折る・90度返す、を繰り返します。はじめは生地がべたつきますが、しだいに粘りと弾力が出てきます。なめらかな生地になるまで10分ほど続けましょう。
3. 一次発酵
こね上げた生地をボウルに入れラップをかけ、暖かい部屋に1時間ほど置いて発酵させます。気温が低い時季は、レンジの発酵機能(30分)を使うか、ボウルごと40度の湯せんにします。
生地が1. 5~2倍にふくらみ、指で押してへこめば一次発酵の完了です。
4. ベンチタイム~成形
台に生地を取り出し、数回げんこつで押して「ガス抜き」します。1~2回軽くこねてまとめ、スケッパーか包丁で上から押し、8等分します。
生地の周りをつまみ寄せて閉じ、軽く丸めます。閉じ目を下にして並べ、ラップか濡れふきんをかぶせ、そのまま10分置きます(ベンチタイム)。
生地を円すい形にして置き、めん棒でのばします。作業前の生地には、乾燥を防ぐためにラップをのせておきます。
台の上で生地を手前から奥に巻き、手に取り、巻き終わりを指でつまんで閉じます。成形後は濡れふきんをのせて乾燥を防ぎましょう。(ラップをかぶせると、生地に貼りつき形崩れする場合があるので注意)。
5.