腹部超音波検診で発見された膵管拡張の検診後の経過に関する検討
IPMN(すい管内乳頭粘液性腫瘍)があり経過観察を始めて5年目です。多少大きくなっています。IPMNはいずれ悪性になることが多いと聞きます。不安な日々をおくって... すい管拡張 原因と今後は? 夫が健康診断で「すい管拡張」と言われ、CTと内視鏡の精密検査を受けましたが、悪性腫瘍は見つかりませんでした。拡張の原因は何が考えられますか?受診した病院... すい臓がん手術後にIPMN 2年前、すい頭部がんの手術を受けました。すい頭と十二指腸を切除し、抗がん剤のS-1を1年間服用しました(1日100mg)。今のところ再発の徴候はありません。しか... 腫瘤(りゅう)の摘出をすすめられたが、なぜ? ことし5月「すい尾部腫瘤[りゅう]」と診断されました。「悪性の可能性もある」とのことで腫瘤の摘出をすすめられています。この腫瘤は平成17年に「脾[ひ]腫」、18... すい臓がん転移 抗がん剤の選択は? 日本超音波医学会会員専用サイト. ことし3月、すい臓がんが見つかり肝臓にも転移していました。ナブパクリタキセルとゲムシタビンを使った抗がん剤治療を3投1休で行っています。2クールを終えて... IPMNを手術できないのか? 6年前にIPMN(すい管内乳頭粘液性腫瘍)と診断され、半年ごとに超音波検査、1年ごとにCTまたはMRIの検査を受けています。7~8cmの腫瘍が2つですが... 分枝型多房性のう胞 8年ほど前に分枝型多房性のう胞が見つかりました。最初16mmで現在は19mmです。超音波とMRIの検査を1年おきに受けています。すい臓がんと関係ありますか? すい臓がんの再発について 再発予防 日常生活は? すい臓がんの手術で、すい頭と十二指腸を切除し、抗がん剤S−1を半年間服用しました。再発や転移を防ぐために、日常生活ですべきことやすべきでないことはなにかあります... すい臓がん 再発しなければ生存率高い? 家族がすい臓がんです。腫瘍は直径3cmですい尾部にあります。手術で切除し、そのあと抗がん剤治療を半年間行う予定です。私としては「すい臓がんは再発しなければ生存率... 関連する病気の記事一覧
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主膵管の拡張を認める=病気がある、というわけではありません。 先ほども述べたように、膵臓の加齢性変化により、線維化が進み二次的に拡張することもあります。 また、人によってはとくに異常は見つからないのに拡張が目立つ場合もあります。 その場合は、画像で定期フォローとなります。 また再検査をすると、膵管の拡張は目立たなくなったということもあります。 実際に膵管の拡張を指摘されて、精密検査では異常が認められなかった症例を見てみましょう。 症例 70歳代男性 腹部エコーで膵管の拡張を指摘された 上のように腹部エコー検査で、主膵管は3. 3mmと拡張を指摘されました。 確かに主膵管の拡張がやや目立ちますが、閉塞機転となるような所見は認められませんでした。 その後のフォローにおいても同様です。 膵管拡張の症状は?
3.石灰化像 石灰化像そのものはカテゴリー2(良性)であるが,小さな悪性病変が隠されていることがないか慎重な観察が必要である. 4.主膵管拡張 主膵管拡張も膵の悪性腫瘍の診断において重要な所見である. 主膵管拡張があれば,①その下流側を注意深く観察し狭窄部位やその原因疾患に迫ることが必要である.膵がんの浸潤による狭窄や膵石が原因となっている場合もある.②主膵管型の膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は悪性化の可能性の高い病変であるが,狭窄部位が特定できないことが多く,拡張した主膵管内に結節を認めることもある.③また,体部で3mm以上の主膵管拡張を認める膵臓は膵癌の発症リスクが高いので,精査の結果悪性が否定されても経過観察が必要である.従って,主膵管拡張(体部にて3mm以上)はカテゴリー3(良悪性の判定困難ないし高危険群)でD2(要精査)とし,主膵管内結節や下流側の狭窄を認める場合にはカテゴリー4(悪性疑い),D2(要精査)とした. 主膵管径の計測は測定誤差を少なくするために,モニタ上で拡大し,前壁エコーの立ち上がりから後壁エコーの立ち上がりまでを計測する.小数点以下は四捨五入する. 5.形態異常 腫大や萎縮は膵炎や膵の線維化を示す所見であり,悪性病変との直接的な関係はない. 6.限局腫大 膵臓の形状を保ちながら増大している進行膵がんがあるので注意が必要である.腫大部分について,エコーレベルの低下・エコーパターン不整・主膵管などの内部構造の不明瞭化,のいずれかを伴う場合はカテゴリー4(悪性疑い),D2(要精査)とした.