お墓に名前を彫る「追加戒名彫刻」「彫り方と種類」 | お墓の石良
日本は文化的に上下関係を重んじる国です。 ビジネスシーンでも宴会でも、「席順(席次)」は重要な意味を持ちます。 どこが「上座(かみざ)」でどこが「下座(しもざ)」かわかりますか? 一度このルールを理解すればいろんなことに応用できます。 もちろんお墓にも。 今日は一般的な「席順」について説明後、お墓にどの様に適応されるのかご紹介します。 席順決め方とマナーについて どんな席でも、席順には上座(上位)と下座(下位)があります。 和室、洋室、エレベーターや車内など様々な状況で「上座」「下座」が決まっています。 上座は入口で決まる 基本的には入口から遠いところが「上座」。近いところが「下座」です。 *人数や部屋の作りなどで異なる場合があります。 あなたが招待された場合、基本的には「下座」に座るのが一般的。ただし、すすめられた場合は「上座」「下座」に関わらず、すすめられた席(指定された席)に座るのがマナーです。 逆に、あなたがお客様をお迎えするときは、目上の方やお客様を「上座」にご案内しましょう。 左右で違いはあるのか? 入口から遠いところが「上座」というのはわかりましたが、左右で違いがあるのでしょうか?
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お墓には「○○家乃墓」「南無○○○」などと、その家の名前や宗派を示す文言を彫刻します。 それだけでなく、先祖の名前や命日、お墓を建立した人の名前も個別に彫刻します。 彫刻のタイミングに決まりはありませんが、納骨式に間に合うように石材店に依頼するのが一般的です。 あくまでも墓石に名前を彫刻するのは、そこに先祖や故人が眠っている証とするためです。 またお墓参りの度により強く生前の思い出を通じて故人に想いを馳せることができ、さらにはその人がたしかにこの世に生きたという証を後世に残すこともできます。 しかし、葬儀の経験がない人が多い社会では、おそらくほとんどの人がお墓への名前の彫刻経験がないのではないでしょうか。 さらに最近では、故人や先祖の名前を彫刻しない人も増えています。 この記事では「名前の彫刻」に関するこのような疑問を解消!
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文字の色は何色にするべき?実はそれぞれ異なる色の意味 お墓に使用される文字色は以下の基本の5色です。 白 仏陀の歯。黒同様よく使われる文字色。経年劣化で汚れが目立ってしまうことがデメリット。 黒(紫) 仏陀の袈裟。黒御影石などの黒っぽい墓石以外ではよく使われる色。 黄 仏陀の体。文字を強調したいときに利用されることが多い。 赤 仏陀の血液。生きているうちに自分や家族が入るためのお墓を建てるときに使用されることが多い。 青(緑) 仏陀の頭髪。お墓の色や位置、形などを意識して建てられた墓相墓に多い。 他にもグレーや金色、文字色を付けないという選択肢もあります。 お墓の名前彫りは早めから考えておきましょう 墓石に彫る名前は納骨式までに間にあわせる必要があります。そのため早い段階からどんな文字を彫るのか考えておきましょう。 文字の色には特に決まりはありませんが、赤色は生きている人が生前墓を建てたときに使用する色と言われているため、実際に入るときには白色に変えるということもあります。故人の供養になるような色を選択するのがおすすめです。 お墓は故人のためのものなので、生前にどんなお墓にしたいのかなど詳しく決めておくのも良いでしょう。墓石の材質やデザインだけではなく、名前の彫刻についてもしっかりと考えてみてくださいね。 ツイート はてブ いいね
故人の戒名や死亡年月日など「没年」などを墓石の竿石の側面に刻みますが、墓石とは別に墓誌を建立することもあります。墓誌には故人の「戒名」「俗名」「死亡年月日」「死亡時の年齢= 享年 」などを彫ります。 戒名はお墓にいつ彫るの?