鋭角?鈍角三角形?三平方の定理を使って見分ける方法を解説! | 数スタ
831\cdots\) になります。 【問②】下図の直角三角形の高さ \(a\) を求めてください。 底辺と斜辺から「直角三角形の高さ \(a\) 」を求めます。 三平方の定理に \(b=3, c=4\) を代入すると \(a^2+3^2=4^2\) ⇔ \(a^2+9=16\) ⇔ \(a^2=7\) よって、\(a=\sqrt{7}≒2. 646\) となります。 忍者が用いた三平方の定理の知恵 その昔、忍者は 敵城の周りの堀の深さを予測するのに三平方の定理を使った といわれています。 Tooda Yuuto 水面から出ている葦(あし)の先端を持ってグッと横に引っ張っていき、葦が水没するまでの距離を測ることで、三平方の定理から水深を推測したとされています。 【問③】葦が堀の水面から \(10cm\) 出ています。 葦を横に引っ張ったところ、\(a=50cm\) 横に引いたところで葦が水没しました。 この堀の深さは何\(cm\) と考えられるでしょうか? 鋭角?鈍角三角形?三平方の定理を使って見分ける方法を解説! | 数スタ. 三平方の定理 \(「a^2+b^2=c^2」\) に \(a=50\) \(c=b+10\) を代入すると \(50^2+b^2=(b+10)^2\) ⇔ \(2500+b^2=b^2+20b+100\) ⇔ \(2400=20b\) ⇔ \(b=120\) となり、堀の深さは \(120cm\) であることが分かります。 【問④】問③において、\(a=80cm\) 横に引いたところで葦が水没した場合 この堀の深さは何\(cm\) と考えられるでしょうか? \(a=80\) \(c=b+10\) を代入すると \(80^2+b^2=(b+10)^2\) ⇔ \(6300=20b\) ⇔ \(b=315\) となり、堀の深さは \(315cm\) であることが分かります。 三平方の定理を用いて水深を予測することで 水蜘蛛を使って渡る 水遁の術を使う 深すぎるので迂回する といった判断を行っていたのかもしれませんね。
【三平方の定理】覚えておきたい基本公式を解説! | 数スタ
次の問題を解いてみましょう。 斜辺の長さが 13 cm、他の一辺の長さが 5 cm である直角三角形の、もう一辺の長さを求めよ。 斜辺の長さが 13、他の一辺の長さが 5 である直角三角形 与えられた辺の長さを三平方の定理の公式に代入します。今回は斜辺の長さが分かっているので c = 13(cm)とし、もう一つの辺の長さを a = 5(cm)とします。 三平方の定理 \[ a^2 + b^2 = c^2 \] にこれらの辺の長さを代入すると \[ 5^2 + b^2 = 13^2 \] これを計算すると \begin{align*} 25 + b^2 &= 169 \\[5pt] b^2 &= 144 \\[5pt] \end{align*} 2乗して(同じ数を2回かけて)144になる数は 12 と -12 です(12 × 12 = 144)。辺の長さとして負の数は不適なので、 \begin{align*} c &= 12 \end{align*} と求まります。よって、答えの辺の長さは、12 cm です。 5:12:13 の辺の比を持つ直角三角形 定規で問題の図を描ける人は、実際に図形を描いてみましょう!辺の長さが三平方の定理を使って計算した結果と同じであることを確認してみてください。
鋭角?鈍角三角形?三平方の定理を使って見分ける方法を解説! | 数スタ
三平方の定理(ピタゴラスの定理)の公式とは?? こんにちは!この記事を書いているKenだよ。電気最高。 中学3年生になると、 三平方の定理 を勉強していくよね?? この定理は今から2500年ぐらい前に活躍した「ピタゴラス」っていう数学者が発見した定理だから、 ピタゴラスの定理 とも呼ばれてるやつね。 発見者の名前がついてるわけ。 この三平方の定理(ピタゴラスの定理)とは何かっていうと、 直角三角形の3つの辺の関係を表した公式 なんだ。 もうちょっと具体的にいうと、直角三角形には、 斜辺の2乗は、直角をはさむ辺を2乗して足したものと等しい っていう関係があるんだ。 たとえば、斜辺の長さがc、その他の辺の長さがa・bの直角三角形ABCがあっとすると、 a² + b² = c² っていう公式が成り立っているんだ。 たとえば、斜辺の長さが15cm、その他の辺の長さが12cm、9cmの直角三角形ABCをイメージしてみて。 斜辺ABの2乗は、 AB²=15² = 225 一方、その他の辺のBCとACの2乗して足してみると、 AC²+ BC² = 12² + 9² = 144 + 81 =225 だね! おっ。両方225になって等しくなってんじゃん! ピタゴラスの定理の公式すごいな。。 >> 三平方の定理(ピタゴラスの定理)の証明 はこちら 三平方の定理(ピタゴラスの定理)の公式の何がすごいのか?? でもさ、 三平方の定理(ピタゴラスの定理)の公式のすごさがいまいちわからないよね?? ぜんぜん生活に役に立ったないじゃん! って思ってない?? じつは、三平方の定理(ピタゴラスの定理)のすごいところは、 直角三角形の2辺の長さがわかれば、残りの辺の長さがわかる ってところなんだ。 たとえば、斜辺の長さ13cm、その他一辺の長さが5cmの直角三角形DEFがあったとしよう。 DFの長さって問題にも書いてないし、誰も教えてくれてないよね?? でも、大丈夫。 三平方の定理(ピタゴラスの定理)を使えば求められるんだ。 DFの長さをxcmとして、三平方の定理(ピタゴラスの定理)に代入してみると、 13² = 5² + x² x = 12 あら不思議! 長さがわからない直角三角形の辺を求めることができたね。 >> 三平方の定理(ピタゴラスの定理)の計算問題 にチャレンジ!! まとめ:三平方の定理(ピタゴラスの定理)の公式は便利だから絶対暗記!
例題2の \(y\) の値は、右の直角三角形が、 辺の比 \(3:4:5\) タイプであることに気づけば、 三平方の定理を用いずに求められます。 \(y:8:10=3:4:5\) なので 次のページ 三平方の定理・円と接線、弦 前のページ 三平方の定理の証明