しそ と 大葉 の 違い
「紫蘇(しそ)」の葉は、赤いものと青いものがありますが、地方によっては青い紫蘇の葉を「大葉」と呼ぶこともあります。 ところで、なぜ青紫蘇の葉をわざわざ大葉と別の名前で呼ぶようになったのでしょうか。 また、赤い紫蘇と青い紫蘇にはどのような違いがあるのでしょうか。 この記事では、意外と知られていない 大葉と紫蘇(しそ)の使い分け、そしてちょっと気になる色や味の違い などについて解説します。 大葉とは? 大葉とは、 青い紫蘇(しそ)の葉のこと です。 ただし、大葉という名前で呼ばれるのは、葉の形のまま香味野菜として使用する場合に限られます。 細かく刻んで薬味として使う場合や、ハウス内などで栽培されている状態では「青紫蘇」あるいは「紫蘇」と呼ばれます。 青紫蘇の葉を「大葉」と呼ぶようになったのは、かつて青紫蘇の芽と葉を区別して販売する必要があったからです。 静岡県で、青紫蘇の葉を束ねて出荷する際につけられた販売名が「大葉」で、いつの間にかその名称が浸透していったそうです。 紫蘇(しそ)とは?
シソ(紫蘇)と大葉の違いは名前だけ。何で違うの?
ホーム 今さら聞けないチガイ 2021/06/10 1分 お刺身やお寿司に添え物としてついてきたり、一緒に巻物になったりしている 大葉 。さてこの 大葉のことを紫蘇と呼ぶ 方もいらっしゃいませんか?実際どっちが正しいんだろう?なんて疑問がある方もお見えだと思います。 みなさんは 紫蘇 と 大葉 の違いってご存知ですか! ?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは 「紫蘇」と「大葉」の違い についてです。 紫蘇とは!? 紫蘇 は シソ科シソ属の植物 のことで 原産地はミャンマーや中国 と言われています。 シソ というのは植物の名前のことで、 食用の紫蘇のことは赤じそとか青じそ と呼ばれます。シソは一年生の植物で独特の香りが特徴ですが、 β-カロテン、ビタミンB群も豊富 なので積極的に使いたい食材の一つでもあります。日本には数千年前に伝わったとも言われているそうですが、実際に書物に登場するのは1400年頃だそうです。 梅干しをつけるときに 赤紫蘇 が使われる理由は赤紫蘇には シアニジンという成分 があるからです。シアニジンとは色素成分の一つなのですが、このシアニジンが 梅干しに含まれるクエン酸によって赤く発色し、梅干しが赤くなります。 ちなみに赤紫蘇の旬は6,7月ころだそうです。 シソ には赤じそ・青じそ以外にも 穂ジソ・芽ジソ いったものもあります。穂ジソはシソの花穂の部分をつかった紫蘇のことで、花をつけたままの花穂ジソと花がなくなって実が熟すまでの穂じそがあります。芽ジソはいわゆるスプラウトのことで、発芽したばかりの双葉の状態のシソの若葉のことです。 大葉とは!? 大葉 とは シソの中でも青ジソ のことで、刺身なんかに飾りに使われています。 つまり 大葉 とは シソ が シソ科シソ属全体のこと であるのに対して、シソの中の 青ジソのこと ということになります。 大葉こと青じそ の旬は赤紫蘇よりも少し長い7~10月くらいの4か月少々だそうです。 刺身についている大葉は飾りのためだけではなく、生モノということもあり 大葉の細菌増殖抑制や殺虫効果にも期待 されてのものです。昔お寿司屋さんの大将に、生モノについてくるものは基本的に一緒に食べることをすすめられましたが、理由はここにあったんですね。 また 大葉(シソ) には 食欲増進作用のあるぺリアルデヒドという芳香成分も含まれている ので、夏の食欲が進まない時期にはおすすめの食材ということになります。 紫蘇と大葉の違いまとめ 紫蘇はシソ科シソ属の植物の総称 大葉はシソの中の青ジソのこと 梅干しに色をつけるために一緒に漬けられるのは赤じそ 観てもらいたい動画!
2017年2月1日更新 しそは、とても栄養の豊富な植物です。 その効果、効能の高さは折り紙つきで、中国では、死人が蘇ると言われているほど。三国時代に蟹を食べ過ぎて倒れ、紫色に変色した少年が旅の医師に与えられた葉によって蘇ったことが由来なのですが、その葉こそが、しそなのです。 このことから、「紫」が「蘇」るで、しそとなり、当初は蟹や魚など、食べ物の殺菌、消毒を目的としてもちいられていたようです。 しその歴史は日本でも古く、なんと縄文時代には既に食用にされていたことがわかっています。 縄文時代の食事と、現在の食事に通ずるものがあるというのは、なんとも感慨深いものですよね。 しかし、現在の食卓、もしくはスーパーでは、しそと並んで「大葉」というものを目にする機会が多いと思います。この大葉、見た目にはしそと同じようだけれど、一体どう違うのだろうか……そう不思議に思った人もいるのではないでしょうか。 しそと大葉、はたしてこの二つにはどんな違いがあるのでしょうか。 目次 しそと大葉は違うの? なぜわざわざ青じそに別の呼び方をつけたの? しその種類あれこれ……大葉と呼ぶのはほんの一部だけ 徹底比較!赤紫蘇と大葉(青じそ) おなじみの紫蘇ジュース、ぜひ大葉でも! しそと大葉は同じもの です。 しそには大きくわけて赤紫蘇と青じそがありますが、この青じその方を大葉と呼ぶのです。 ですから、厳密にいえば大葉=しそですが、しそ≒大葉ということになります。 しそというのは、もともと赤紫蘇のこと でした。青じそ(大葉)は、赤紫蘇の変種です。 後述しますが、赤紫蘇は主に梅干などの色付けに使用されるのに対し、青じそ(大葉)は食用としてもちいられることが多いです。 そして、しそは実・芽・穂などさまざまな部分が食用とされるため、わかりやすくするために葉の部分をとくに"大葉"と呼ぶようにしたようです。つまり、大葉とは商品名であり、名付けたのは静岡のつま物生産組合だといわれています。これが、昭和36年のことであり、以降、青じそのことを大葉と呼ぶようになったのです。 大葉という呼び方は限定的!?