部下が上司に パワハラ
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逆パワハラとは?正しい対策方法3つを解説します|咲くやこの花法律事務所
ビジネス 2020年6月29日 月曜 午後0:00 パワハラは上司だけなく部下がすることも 最近多いのは些細なことでパワハラと訴える"パワハラ冤罪" 弁護士「上司自身の性格などの属性というよりは職場環境の方が大きい」 パワハラは部下にされることも 「これ、前にも教えたよね?何度言ったら分かるんだ!」 パワハラ(パワーハラスメント)と聞くと、立場が上の上司から精神的・身体的苦痛を与えることをイメージする人は多いことだろう。一方で部下から上司へのパワハラも、もちろん存在する。 厚生労働省の指針においても以下の2点について、6月1日から施行された改正労働施策総合推進法で規定する「優越的な関係を背景とした"言動"」に含まれると明記されているのだ。 ・同僚又は部下による言動で、当該言動を行う者が業務上必要な知識や豊富な経験を有しており、当該者の協力を得なければ業務の円滑な遂行を行うことが困難であるもの。 ・同僚又は部下からの集団による行為で、これに抵抗又は拒絶することが困難であるもの。 部下からの集団による行為がパワハラになることも(画像はイメージ) この記事の画像(5枚) しかし、一般的なイメージとしては部下が上司にパワハラをするのはレアケースのようにも思えるが、実際は多かったりするのだろうか? あるとすれば、デジタルに疎い上司が部下から見下されるというようなケースが考えられるものの、具体的にどのようなものなのだろうか? 逆パワハラとは?正しい対策方法3つを解説します|咲くやこの花法律事務所. ハラスメントマネージャーⅠ種などの資格を持ち、多くの労働事件を扱ってきたレイ法律事務所の近藤敬弁護士に話を聞いた。 正当な業務命令をパワハラだと訴える"パワハラ冤罪"が増加 ーー部下からのパワハラ、今は具体的にどういうものが多い? いわゆる"パワハラ冤罪"や"逆パワハラ"と呼ばれているものです。 中間管理職である上司としては正当な範囲内で業務命令をしているのですが、これを部下がパワハラだと訴えるパターン です。この相談がとても増えています。 この場合、現在の風潮として企業は社内のパワハラを厳しく対処しようとする傾向にあります。 すると今度は、パワハラを訴えられた中間管理職が上司に呼び出され、「あなたの部下がこんなこと言っている。パワハラをしたんじゃないか?」などと問い詰められることになり、その手続き自体が新たなパワハラを生むという構造になっているのです。 ――いわゆる、部下が上司をいじめるようなパワハラはあまりない?
逆パワハラの被害を受けた上司が部下を訴えることはできるのでしょうか?