製本 の 仕方 糸 綴じ
背に糊を塗って平にします 本の形をよく整えます。折り目のない側の紙に凸凹があったり、折丁が斜めにずれたりしないように、注意します。折り目の上に厚紙を載せて固定し、製本用の糊を筆で背に塗ります。背をへらでこすって平にします。へこんだところがあれば、さらに糊を塗ります。糊が頁の中に入らないように気をつけます。糸や綿テープがとび出ないように糊でおさえます。これを背固めといいます。 色見返しの折り目もよくこすって、背中全体が同じ高さになるようにします。背幅がだいぶ細くなりました。 6. 花ぎれ、寒冷紗をはります 背幅にあわせて花ぎれを二枚きり、糊で、背の上と下に貼ります。花ぎれの出っ張った部分が、1ミリほど背から出るようにします。花ぎれが浮いたりほつれたりしないようにしっかりとめます。寒冷紗を、幅は、背幅+30mm、高さは中身-6mmに切って、寒冷紗の紙側に製本用の糊をつけて、背中に貼ります。 今日の学校での作業はここまででした。つづきは来週です。とはいっても、あとの作業は、以前ご紹介した手順と同じはずです。背紙を貼って乾いたらやすりをかけ、クータを作ってはり、表紙を作って貼り合わせます。詳しくは、以下の記事をご覧ください。 絵本の製本手順(角背ハードカバー製本・クロス装) - ふくろう絵本屋見習い 今回も、色見返しがずれたり、折丁がずれたり、さんざんな出来でした。本文や見返しの紙を切った時に、大きさがあっていなかったんだと思います。先生に、失敗したと思ったら、次の行程まで持ち越さずに、その場で修正しなさいと怒られちゃいました。結局、最後に、ずれたところをカッターで切りました。
綴じ工程|上製本/ハードカバー製本|オンデマンド印刷・製本なら【ガップリ!】
手製本で本文を綴じる方法「糸かがり綴じ」の手順を紹介します。文字通り、針に糸を通して、紙の束を縫い合わせるように綴じていきます。両面印刷が前提です。仕上がりは、写真のように、開いたページのまん中に綴じ糸が見えます。 1. 本文を印刷して、折丁を作ります 本文24ページを inDesign などでレイアウトして、見開きの紙に印刷します。今回は、この1年間で作った絵を30枚ほど載せた、作品集を作ることにします。1ページのサイズをA5として、見開きA4の用紙6枚に両面印刷します。写真のように、2枚(8ページ)ずつ二つ折りにして、3束に分けて綴じることにします。 inDesign の場合のプリント設定は以下です。 (1) ファイル>ブックレットをプリント (2) ブックレットの種類:見開き - 無線綴じ (3) 折り本サイズ:8 紙は、丈夫で発色もきれいなOKマシュマロを使いました。カッターでA4の大きさに切って、学校の レーザープリンタ で印刷しました。へらを使って慎重に二つ折りにしました。この、二つ折りにしたひとたばの紙のことを、折丁というそうです。 2. 糸綴じ用の綴じ穴をあけます 二つ折りした背の部分に、カッターで1. 5mm程度の切れ目をつけます。この作業を、綴じ穴の目引きというそうです。切れ目を入れるのは、写真のピンク色の線で示した6カ所、すなわち、右(ページの上端)から10mmのところと、左(ページの下端)から13mmのところ、間の空間を三等分した2点の上下7mmずつ離れたところ4カ所です。大きな紙の場合は、間の空間を四等分して2点追加するなど、必要に応じて穴を増やしていくようです。一度で2枚とも穴があくように切れ目をいれてください。3束とも切れ目を6カ所ずついれます。 3. 綴じ工程|上製本/ハードカバー製本|オンデマンド印刷・製本なら【ガップリ!】. 色見返しを貼ります 色見返し2枚を、それぞれ中表に折って、本文の最初と最後のページにはりつけます。色見返しの全面に糊をつけて貼るのではなく、折り目側に、のりしろ7-8mm程度の幅で細い帯状に糊をつけて貼ります。学校では、製本用の糊として先生が調合してくださった、でんぷん糊と木工用ボンドを半々にあわせたものを利用しています。折丁をそろえてプレスしておきます。 4. 糸に蠟引きします 30号の糸を、ページの高さx(折丁の数3+2)程度の長さで切って、蠟を2回ほどこすりつけます。 5.
本格製本キット 角背上製ノート(糸かがり)の作り方
他の製本と比べて非常にシンプルなつくりですね。 こちらも同じようにアレンジしました。 綴じ方がシンプルな分、デコレーションにセンスが光ります。 きれいとかわいいの真ん中 今回の作品では平綴じに挑戦し、綴じるのに糸ではなくリボンを使用しました。 単純そうにみえる平綴じですが、意外と難しくて、リボンを通すためにあける穴があまり大きく広がらず、悪戦苦闘いたしました。今回は私の好きなものをたくさん使用した作品にしたかったので、ピンクを基調にアイテムを選びました。 「かわいい」がテーマで毎回作っていますが、今回はかわいいだけではない、少し綺麗な感じになるよう紙などを選択しました。 平綴じは本文の束を作れば、何ページでも追加できるので、色んなパターンが出来て面白いと思います。 3種類のハンドメイド製本を見てきましたがいかがだったでしょうか。 実際に作ってみて、よく聞こえた言葉は「覚えてしまえば、かんたん」でした。 ちょっとした時に使うノートを自分で作ってみたり、想い出を目いっぱい詰め込むためにオリジナルでアルバムを作ってみたり・・・。 なかなか取り掛かるハードルが高いかもしれませんが、一度コツを掴んでしまえばいろいろなものへのアレンジが可能なので、とてもオススメです。 一度挑戦してみてはいかがでしょうか? 投稿者プロフィール 女子 手づくり部 印刷とハンドメイドの技法を使ってかわいい紙ものを作るサークルです!月イチのペースでかわいい紙ものづくりの方法をご紹介していきます! 広告
穴開けの位置がズレていたり、穴が小さすぎて針が通らなかったりとハプニングの多い作品でした… 何度も針を通す穴は他の穴より少し大きめに開けるとスムーズにできます! 手蝶 綴じ方と紙質にこだわって制作しました。表紙には凹凸のある紙、中表紙には箔をちりばめた和紙を使用しました。 糸を二本取りにすると、糸がねじれてしまわないよう気を付けて製本するのに時間がかかりましたが、頑丈で見栄えのする仕上がりになりました。 また、レタープレスをはんこのように使い文字を入れてみました。 帯のない裏表紙のほうが蝶の形が綺麗に見えることや、縫う幅が広いことで少し開きづらいことなど、作ってみて初めてわかる改良点もありますが、蝶のモチーフや紫色がうまく和を醸していて気に入っています。 こちらを参考にしました→ 今回挑戦したテーマが「和綴じ」ということで、 あえて和風らしくない雰囲気を目指して制作しました! 表紙は、以前挑戦した「蝋引き」の手法で作ってみました。 今度はス○ーバックスさんの紙袋を表紙に使用したりして 挑戦したいなーと思います。 和綴じ以外にも挑戦してみよう! 手でできる製本の代表例が和綴じでしたが、その他にも様式があります。 今回はその中でも「中綴じ」と「平綴じ」に挑戦してみましょう!