脱プラスチックへの挑戦
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脱プラスチックへの挑戦 本
2019 年 11 月 26 日 放送 第 891 回 "脱プラスチック"に挑む! ~シリーズ「あなたの"ゴミ"その行方」(2)~ 今年1月に放送した「あなたの"ゴミ"その行方」では、私たちの生活や経済活動から出たプラスチックゴミに対して処理が追いつかない深刻な状況や、代替品の開発の難しさを取材。反響を呼んだ。 しかし、「脱プラスチック」への道は始まったばかり。国立科学博物館の田島木綿子さんは、巨大なクジラの死体からプラスチックゴミによる海洋汚染の実態を探るべく奔走する。一方、「レジ袋禁止」、全国初の条例化を目指すのは京都の亀岡市。市民や事業者からの反発を受ける中、市の担当者は軌道に乗せることはできるのか?さらに、当のレジ袋メーカーは生き残りをかけ、「世界初」という新たなレジ袋の開発に乗り出した。 世界規模の環境問題の渦中で奮闘する人々の姿から「光」は見えるのか?
脱プラスチックへの挑戦 Nhk
ここ数日、図書館で巡りあった「 "脱プラスチック"への挑戦 」 (NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー 堅達京子 + NHK BS1スペシャル取材班著)を読んでいたが、とても勉強になった。 2019年に放送されたNHK BS1スペシャル「"脱プラスチック"への挑戦」で映像化されなかった内容が著述され、そこに日本環境ジャーナリストの会副会長を務める堅達さんの意見が盛り込まれた素晴らしい一冊だ。 この本を読んで、各国(特にEU)で実施されている、政府の急進的な取組みや企業レベルで誕生している画期的な事業の数々を知ることが出来た。感銘を受けるとともに、「環境への配慮は出来るところから」なんて生温いことを言ってはいられないほどに、地球は危機的状況にあることを痛感した。 地球は今、2℃前後の温度上昇をすることで、後戻りの出来ない温暖化へのスイッチが押されると言われている。このスイッチは一度押されると、ドミノが倒れるが如く、温暖化を一気に加速させる。地球は ホットハウスアース へと移行し、海面上昇によって消失した国の人々は移動を余儀なくされ、さらなる異常気象や災害も増加する。 2015年に締結されたパリ協定は、世界全体の平均気温の上昇を産業革命前と比較して「 2°Cより十分低く保つとともに、1. 5℃以下に抑える努力をすること 」を目標としたが、IPCCによって2018年に発表された「1. 5℃特別報告書」によると、 地球は既に1℃上昇をしていて、早くて2030年までに1. 脱プラスチックへの挑戦~キッチン編① | Global Yoga Style Blog. 5℃に達する という。また、このまま人類が温暖化対策をすることなく最も温暖化が進むと、4. 8℃気温が上昇するとも予測されている( IPCC 第五次報告書)。 私たちの未来は、今後10年にかかっている。 この痛ましい事実を全人類が知る必要があると私は思う。そして悲観的になるだけではなく、 良きビジネスチャンスだと明るく捉えていく ことも。堅達さんが伝えているように、私たちには今、新たなビジネスを生み出す機会が与えられてもいるのだ。それは 地球上の自然や動物たちとの共存を可能にし、人類がより平和で豊かに繁栄していくための希望 と言えるだろう。 ネットで色々調べていたら、2019年4月にNHK BS1スペシャルで放送された番組が動画でも公開されていたので、こちらもシェアしておきたい。本を読む時間が中々取れない方は是非こちらを視聴してほしい。 第1部「"脱プラスチック"への挑戦〜持続可能な地球を目指して〜」 第2部「"脱プラスチック"への挑戦〜持続可能な地球を目指して〜」