がっちりマンデー シリコンで坂道が楽に登れる自転車(Free Power)
フリーパワーのアシストギア機能は、デッドゾーンで力がかからなくなってしまう問題点を解消するために、シリコンの反発力を活用しています。 まず、ペダルを踏み込んだ時の力でシリコンを圧縮します。そして、ペダルがデッドゾーンになったところでは踏み込みの力が弱まりますので、圧縮されたシリコンが反発・膨張することになります。シリコンが反発することでデッドゾーンで踏み込みの力が弱まるところを補う方向に作用し、自転車の推進力になるという原理です。 フリーパワーには、クランクギアの内部に5つのシリコンを搭載しており、これらが圧縮と反発を繰り返すことでデッドゾーンでの推進力の低下を補う構造になっています。 以上から、フリーパワーはシリコンの電池の要らないアシストギアというキャッチフレーズで販売されていますが、ペダルを漕ぐ力を均質化することで効率的にギアを回転させるメカニズムであることがご理解いただけると思います。 フリーパワーのシリコンはソフト・ミディアム・ハードの3種類 フリーパワーに組み込まれているシリコンが、非常に重要な役割を果たしているわけですが、シリコンの固さにはソフト・ミディアム・ハードの3種類が用意されています。 3種類のシリコンは文字通り固さが違っていますから、踏んだ時の感触と反発による推進力に違いが出てきます。 私は一般成人男性レベルの脚力があるのでハードがいいのかなぁ? と漠然と思っていましたが、試乗車で乗り比べた感じではハードでは固すぎるような印象がありました。 脚力とシリコンが固さがマッチしないと圧縮・反発がうまく作用しません。 シリコンが固ければ固いほどデッドゾーンでのパワーが強まるという気がしていたのですが、必ずしもそうでもないようです。 もっと重要なのは、どういう用途で自転車を使うのかということでしょう。 私の場合は、主な用途は買い物などの街乗りなので、発進・停止を繰り返すことが多くなります。とすると、弱い力で漕いでいてもシリコンがそれなりに圧縮・反発してくれるほうが扱いやすいわけです。 ガシガシとペダルをこいで、トップスピードを追求するような乗り方をする場合には、ハードを装着したほうが向いている気がします。 販売店であるサイクルオリンピックさんでは、意外にもどのタイプのシリコンを選んだらよいのかというアドバイスをしてくれませんでした。どれが一番いいのかというのは個人の感覚・感性によるところが大きいからでしょうね。 「とにかく、乗ってみてください」ということなので、普段の使い方を想定しつつフリーパワー搭載車に実際に試乗してみることをお勧めします。 ただ、脚力が弱い人やひざに痛みがある人は、ソフトを選んだほうがいいようです。 フリーパワーの欠点・デメリットはあるのか?
がっちりマンデー シリコンで坂道が楽に登れる自転車(Free Power)
坂道をスイスイ走れる「電動アシスト自転車」がすっかり身近な存在となってきましたが、今、新たに注目を集めているのは、何と「"電動じゃない"アシスト自転車」です。AbemaMorning・田中萌アナウンサーが取材しました。 通勤や通学、送り迎えなど、生活に欠かせないアイテムの一つといえば「自転車」。なかでも近年、暮らしに定着しつつあるのが電動アシスト自転車です。坂道でも快適な走行ができる自転車として幅広い世代に人気で、出荷台数は10年間で2. 4倍以上になるなど、需要は右肩上がりを続けています。そんななか、新たに注目されているのは、何と"電動じゃない"アシスト自転車。「バッテリー」の代わりになっているのは"電池の要らない"アシストギアの「フリーパワー」です。今、使っている自転車にも取り付けることが可能で、電動アシスト自転車と同じように坂道なども快適に走ることができます。今年3月の発売後、一時、品切れも続出するなど、大ヒット商品となっています。フリーパワーの仕組みで一番のポイントになっているのは、ギアに内蔵された「シリコン」。フリーパワーを搭載した自転車はまず、ペダルを踏み込んだ時にシリコンが圧縮されます。そして、自転車をこいでいる時、足の力が入らない上下の位置にペダルが来ると圧縮されたシリコンが反発。このシリコンが元の形に戻ろうとする力がギアを回し、前へ進む力に変えているのです。 (株)サイクルオリンピック・古屋直隆社長:「お値段も電動自転車に比べたら半分から3分の1で買える。充電の手間も要らない。坂道もスイスイ上れるし、こぎ出しも軽い。そういうものが出てきたということで、ご支持を頂いていると思っています」 バッテリーなしで電動アシスト自転車に匹敵する機能を実現したフリーパワーですが、会社では今後、海外への売り込みも検討していきたいとしています。
1Ahの大容量タイプです。 それでも、アシストなしで頑張ろう、というのであれば。 なるべく軽い自転車がおすすめです。 一般的に、鉄フレームのシティサイクルが18~20kg、アルミフレームが15~16kg、クロスバイクが11~13kg、ロードバイクが8~10kgくらいです。 20kgのシティサイクル(ママチャリ)と、8kgのロードバイクでは、12kgの差があります。 つまり、2Lのペットボトル6本分です。 8kgのロードバイクに、ペットボトル6本積んだのと同じなんですよ、安いママチャリは。 そう考えると、ロードバイクとまでは言わないまでも、なるべく軽いクロスバイクがおすすめです。 でも、あまり前傾のキツいのには乗りたくない、カゴもあったほうがいい、つまり、見た目はママチャリな方がいいわけですよね。 というわけで、このへんがおすすめです。 *BRIDGESTONE Ordina A7 ブリヂストンのクロスバイク、オルディナからA7です。 カゴどころかフェンダーも何もついてないじゃないか、って? 大丈夫です、純正オプションでキャリアもフェンダーもカゴも全部用意されています。 このオルディナのAシリーズは、今でこそオルディナの中では女性向けっぽいポジションになっていますが、以前はアビオスの名前で中高年向けに開発、販売されていた自転車です。 普通のクロスバイクほど前傾がきつくなく、ホイールも一般的なクロスバイクの700Cサイズではなく、マウンテンバイクと同じ26インチサイズとして、さらにフレームもスタッガードにすることで乗り降りを楽にしています。 重量は12. 1kgとクロスバイクとしては標準的ですが、ママチャリよりはぐっと軽いです。 カゴとかをつけると、その分は重くなりますが、それでもママチャリよりは軽いはずです。 また変速も、前2段、後8段の16段変速で、低いギアに落としてやれば、かなりキツい坂でも登れるはずです。 「普通のママチャリよりは軽快な自転車が欲しいけど、あまり仰々しい物はいらない」という人にピッタリかと思います。 アルベルトも悪くないんですが、アルベルトはブリヂストンのシティサイクルのフラッグシップモデルなので、いろいろとオマケ装備がついているため、アルミフレームのくせに重量19~20kgあって、重いんですよね。 で、豪華装備な分値段も高く、ベーシックモデルでも55000円ほどしますし、アルベルトロイヤルならこのオルディナA7と変わらない値段です。 最上級の内装8段装備のロイヤルエイトは8万円弱と、もうママチャリの値段じゃないですよね、これ。 というわけで、アルベルト買うなら、こっちのオルディナの方がいいんじゃないかな、と思った次第ですが、どうでしょうかね?