今川焼って?|ニチレイの『今川焼』|冷凍の今川焼・冷凍食品・冷凍野菜はニチレイフーズ
呼び方がこんなに違う!? ※岸江信介 奈良大学教授の調査資料をもとに作成 「昭和31~33年ごろ、愛媛を舞台にした『大番』という小説がベストセラーになりました。そこから着想を得た愛媛の松山丸三という会社が、従来よりサイズをひと回り大きくした回転焼を『大番焼』と名づけ、それを焼く機械を販売しようとしたのです」と先生は話します。しかし、同社では小説のタイトル「大番」をそのまま使用するのでは芸がないと考え、大きなサイズ(判)という意味の「大判焼」に名称を変更。これが評判となり、日本全国に広がったのです。 松山丸三が販売した大判焼セット(株式会社松山丸三提供) さらに、その他の名称についても岸江先生から解説をうかがいました。「"回転焼"は生地を回転させて焼くという焼き方に由来する名称で、他には"御座候"に代表されるような店名に由来するもの、"太鼓焼"のように形状に由来しているものなどに大別されます。他にも、もっともっといろんな呼び名がありますよ。実は回転焼だけでなく、たとえばトウモロコシやカタツムリなども各地でさまざまな呼び名があります。長年方言を研究していますが、日々、日本語の表現の豊かさや奥深さには驚かされますね」。 日本語の表現の豊かさについて熱く語る岸江先生 トウモロコシにカタツムリ! ?この他に、一体どんな変わった呼び名があるのでしょう。新たなナゾが気になる探偵たちですが、今回はこのあたりで一旦調査を終了したいと思います。 今回は回転焼のいろいろな名称について調査を進めましたが、印象的だったのは「各地でそれぞれ回転焼が愛されてきた結果、それぞれ独自の呼び名が生まれた」ということ。シンプルで素朴な回転焼は、どこでもみんなの人気者でした。皆さんも、いろいろな地方出身のお友達と回転焼を食べながら、「このお菓子、なんて呼ぶ?」というテーマで盛り上がってみてはどうでしょうか。 「このお菓子、なんて呼ぶ?」と盛り上がって楽しくおいしいひとときを
御座候?大判焼?地域で違う「回転焼」の呼び名のナゾ - 炎の探偵社/マイ大阪ガス
まだまだある回転焼きの別名! 回転焼きの呼び方には前述したもの以外にも、「おやき」「二重焼き」「甘太郎焼き」「きんつば」「じまん焼き」などさまざまなものがある。ここでは特に呼ばれることが多い「おやき」と「二重焼き」の特徴、使われている地域、名前の由来などを確認しておこう。 おやき(主に北海道と北東北地方) おやきは、主に北海道・青森県・岩手県などで使われている回転焼きの呼び名である。なお、長野県にも「おやき」という名前の郷土料理があるが、こちらは小麦粉やそば粉で作った薄い皮に小豆や野菜などの餡を入れて焼いた料理である。そのため、地域によっては連想される料理が異なるようだ。 二重焼き(主に中国地方) 二重焼きは、主に広島県・島根県・山口県などで使われている回転焼きの呼び名である。二重焼きの名前は、一般的に「上下の生地を別々に焼いてから最後に重ねて作る」という製造方法に由来するといわれている。 回転焼きは主に関西地方や九州地方で使われている「今川焼き」の呼び名のことである。また、その名前の由来は、回転させながら焼成していたからといわれている。地域によって呼び名は異なるが、基本的にはいずれも生地に餡子などを入れて焼成した円筒状の和菓子であることは共通している。 この記事もCheck! 公開日: 2018年9月20日 更新日: 2021年5月13日 この記事をシェアする ランキング ランキング
回転焼きの呼び方は?|今川焼/大判焼き/二重焼き/太鼓饅頭/自慢焼き | Belcy
今川焼きと信州のおやきでは、大きな差がありますので、カルチャーショックを受ける方もいらっしゃるかもしれませんね。 また、大判焼きの呼び名は他の地域ではどうかというと、 兵庫県あたりでは「御座候」と呼ばれたり、広島あたりでは「二重焼き」と呼ばれたりしています。 また、「じまん焼き」「太鼓焼き」「三笠焼」「天輪焼き」「巴焼き」「黄金焼き」など、全国には本当にたくさんの呼び名があります。 最後に 大判焼きや回転焼きおやきなどは、もともとは今川焼きが全国に広まっていくときに、その土地ならではの名前がつけられていったようです。 名前は違っても、昔からずっと愛されてきた和菓子には違いありません。 ほかほかの今川焼きをおやつに食べる幸せは格別ですよね! 今日のおやつに、さっそく食べたくなってきました。 ほかの食材での違いも併せてお読みください。
イロドリの小林です。 今回の記事を書くにあたり、内容の前に私の頭を悩ませたことがありました。 それは、「この和菓子の名前を何と表記するか?」です。 今川焼き? 大判焼き? 回転焼き? それとも別の名前? あなたの街での呼び名は何でしょうか? 日本全国各地で名称が違いすぎて、なかなか「これだ!」と決めることができません(笑) 【参考リンク】 関東人「今川焼き」 関西人&九州人「回転焼き」 北海道「おやきだろ」 兵庫人「御座候だよね」 『えっ』 – Jタウンネット 全国集計の結果、最も支持を集めたのは「大判焼き」で369票(24. 9%)だった。「今川焼き」が313票(21. 1%)で2位となり、3位が「回転焼き」で285票(19. 2%)、4位が「御座候」で159票(10. 御座候?大判焼?地域で違う「回転焼」の呼び名のナゾ - 炎の探偵社/マイ大阪ガス. 7%)と続いた。 上記の記事によると、どうやら「今川焼き」「大判焼き」「回転焼き」が定番スリートップのようです。 そこで、キーワードの検索トレンドを調べられる Google トレンド で、3つの単語を比較してみました。 これによって「回転焼き」が脱落することが分かりました。 関西では主流の「回転焼き」が……(泣) 弊社は大阪の企業なので「回転焼き」を推したい気持ちは山々ですが、読者は日本全国におられるわけですから、そこはアッサリと手放すことにしました。 弊社はあくまでも読者ファーストの姿勢を貫きます。 すると、残るは「今川焼き」と「大判焼き」なのですが、アンケートでも検索トレンドでも、なかなかのデッドヒートです。 そこで詳しく調べて見ると、最初は「今川焼き」という名前だったのが、全国に広まる際に「大判焼き」という名前になったという経緯があるようです。 そこで、本記事では以下の2種類の表記を使い分けたいと思います。 【本記事内での表記パターン】 1. 今川焼き 2. 今川焼き(大判焼き) もし違和感を感じられる方は、あなたの地域の呼び方に置き換えて読み進めていただくようお願いいたします。 さて、話は変わって2017年の新語・流行語大賞で、 「忖度」 と並んで 「インスタ映え」 が年間大賞に選ばれました。 とくに今年の後半はテレビ、雑誌、ネットメディアなど、どこを見ても「インスタ映えする◯◯が大人気!」といった言葉が踊りましたよね。 むしろ大衆化し過ぎて、時には「インスタ映えね(笑)」という嘲笑さえ含むこともあるほどです……。 さて、そんな2017年のバズワードとなった「インスタ映え」ですが、台湾ではこの波が 「今川焼き(大判焼き)」 にまで押し寄せていることが分かりました。 そこで今回は「台湾の今川焼き(大判焼き)最前線」と題して、新しい世界を一緒に覗いてみましょう。 いつも通り、解説をしてくれるのは、弊社の台湾人スタッフで「 台灣OLの日本奮鬥記 」という台湾人向けメディアで日本の情報発信をしてくれている、シュです。 シュ こんにちは!