ケリー基準(オプティマルF)による複利運用を自動売買Botに導入(Pythonコード付き)。 | 悠々自適な会社の猫O(^・X・^)Wになる
ケリー基準(ケリーの公式)とは、 複利収益率が最も高くなる「最適な投資サイズ」を算出する方法 です。 古くからギャンブルの世界では知られた手法でしたが、株式投資の世界でも応用可能であり、投資サイズの意思決定に使えます。 わかりやすく言うと、A社の株式に投資する時、全資産の何パーセントの資金量を投じるのが最も適切か?を判定してくれる計算式のことです。 真実は定かではありませんが、 著名投資家のウォーレン・バフェットや、ピムコ創始者・債券王として有名なビル・グロスが使っている とも言われています。 私自身、ケリー基準(ケリーの公式)について深く学んでいるわけではなく、理解が曖昧な部分があると思います。 しかし今回は、私が学んだことをベースに、数学が苦手な方でもケリー基準(ケリーの公式)を使えるよう、可能な限り難しい数式を使わずに説明します。 もし、「間違っているよ」という意見がありましたらコメントにてお伝えいただけると嬉しく思います。 前置きが少し長くなりますが、 ケリー基準がどういったものか? ケリー基準の計算方法 の順に解説していきます。 ケリー基準(ケリーの公式)とは?
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ケリー基準(ケリーの公式) ウォーレンバフェットも使う投資サイズ判定法 | 1億人の投資術
私は臆病だけど欲張りなので、青い線を描く資産カーブで運用したい!! このグラフの損益カーブは、全て同じトレード明細をもとに、複数の資金管理方法のシミュレート結果で作成されています。 損益シミュレーションでは、1年半の複利運用で、10万円が最大500万円強になりました。 これが、オプティマルfの真価。 Excelを使用して、売買システムを複利運用する際に、最終的な資産を最大化する掛け率である、最適固定比率(以後、オプティマルf)の算出が簡単にできるようになる記事。 上記グラフでは、青の線が最終資産が最大となっていて、ジャストこの掛け率を算出します。 比較の為、グラフには一般的な2%リスク運用や、バルサラの破産確率が0.
」という観点で評価するための、目的関数の計算方法について書いてきました。 つまり、パラメータ値の最適化時は、この「年率オプティマルfレシオ」 (もしくはT2OFレシオ) が最大になるパラメータ値を選ぶ 事になります。 ただし実際には、「 堅牢なパラメータ値か? (局所解に陥っていないか?) 」という配慮も必要になり、その取組みが、オーバー・フィッティングを避けれるかどうかを左右するのだと思います。 次回は、この方法を具体的に書いてみたいと思います。 たぶん(笑) ではでは~
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パッと見ただけで、一番高かったところから10分の1くらいまで下がってます。 実はこれ、 最大ドローダウン97.5%!! なんですよ。 別にこれは今回の例に限った話ではなくて、どんな賭け事でもトレードでも、資金を最も最大化させる固定比率(オプティマルf、フルケリー)を使って賭けると、大体こんな感じの振れ幅になってしまいます。 当然、これは普通の人間が耐えうるドローダウンではありませんよね。 なので、実際の賭けやトレードではオプティマルfよりもかなり低い固定比率を使ってトレードするのが普通です。 まだまだもう少し続きます。 (でも間に色々他の記事はさみますw)
次の「ケリーの公式」を使えば、利益と損失が常に同額の場合、一番利益が最大化される賭け率を計算することができます。 賭け率(f)=2×(勝率)-1 また、利益が2、損失が1の場合のように同額ではない場合は、次の式を用います。 賭け率(f)=((PF+1)×(勝率)-1)÷PF PFはプロフィット・ファクターのことで、利益÷損失で計算できます。上の例では、PF=2となります。 利益が2、損失が1、勝率が0. 5の場合の賭け率を計算すると、f=((2+1)×0. 5-1)÷2=0. ケリー基準(オプティマルf)による複利運用を自動売買botに導入(Pythonコード付き)。 | 悠々自適な会社の猫o(^・x・^)wになる. 25、となり、利益が最大となる賭け率は0. 25となります。 この式でも、fがマイナスの結果の場合、長く賭けを続けると徐々に損失額が増えていき、賭けはしない方がいいということになります。 但し、現実のトレードの場合、利益や損失が常に同額になることはまずありません。その場合も計算は複雑になりますが利益が最大となるfが存在します。このfのことを、オプティマルfと言います。 (オプティマルfの計算方法については、少々難しいため割愛します。詳細は検索してみてください。) オプティマルfとは、次のようなものです。 ①オプティマルfの値は、トレードするたびに絶えず変化していく ②0から1の間に必ずオプティマルfが存在し、f値でトレードすると資産を最大限に増やすことができる ③f値以上の値でトレードすると、将来的に必ず破産に至る ④f値よりも小さい値でトレードすると、それに比例してリスクは減少するが、利益は劇的に減少する 投稿者: megapits |06:00| 投資一般