頑固な湯垢の落とし方
やさしく、やさしく、を心がけて掃除しても、長年溜まった浴槽のザラザラな湯垢や、傷に入り込んだ湯垢は落としにくいものです。そのような頑固な汚れも力を入れる前に、次のことを試してみてください。 キッチンペーパーで覆う 浴室用中性洗剤を汚れの部分にかけた後、キッチンペーパーで覆って汚れに洗剤を2~3分ほど浸透させてみてください。浸透させた後やさしくこすり洗いすることで湯垢が落ちる場合もあります。 クリームクレンザーを使ってみる クリームクレンザーには細かな研磨剤が含まれており、汚れより固く浴槽の材質より柔らかな成分であれば傷を付ける心配は小さくなります。ただし、浴槽の材質によっては使えない場合もあるため、使用には確認が必要になってくるでしょう。 また重曹も研磨剤の役割をするため、水を含ませクリーム状にしたものを代用してみるのもいいかもしれません。過去コラム「 お風呂掃除には重曹が活躍!重曹でお風呂をピカピカにしましょう! 」では、重曹を浴室掃除で使用する方法についてまとめています。そちらもぜひご覧ください。 プロに頼ってみる 浴室掃除を請け負っている業者は掃除のテクニックを知っているため、湯垢もきれいに落としてくれるかもしれません。その技術を参考にして今後の掃除に生かすためにも、一度クリーニングのプロに依頼してみることは悪くない選択です。 まとめ 浴槽のザラザラした感触の湯垢は、一度気になると掃除してしまいたくなる気持ちはわからなくはありません。しかし落とそうとしてゴシゴシと力を入れてしまうと、逆に目立ってくる可能性すらあります。そのため注意して対処する必要があるでしょう。 湯垢を確実に落として快適な入浴を楽しむためにも、正しい掃除の方法を覚えておきましょう。 バスルームクリーニングを依頼する際は 依頼できる業者や料金について、詳しくは「 生活110番 」の「 バスルームクリーニング 」をご覧ください。 この記事を書いた人 編集者:ふじこ 手先が器用で、DIYが得意分野。その特技を生かし家具・雑貨修理の記事を担当している。家の掃除は苦手なので、効率的にできる方法を探し求めている最中。
簡単に取れない〝頑固な水垢〟をきれいに落とす掃除のコツは? | Domani
【キャンドゥ】で見つけた雲形スポンジが優秀すぎる | Domani ・クエン酸や重曹 アルカリ性の水垢にアプローチする代表的なアイテムが、酸性の性質を持つ「 クエン酸 」です。水に溶かしたものを水垢に塗布し、一定時間放置して拭き取れば、水垢をきれいにできます。 クエン酸は、石材・鉄・コンクリートに使うと、素材を痛めやすい点に要注意です。塩素系漂白剤と混ぜると、有毒ガスが発生することにも気を付ける必要があります。 クエン酸以外に、自宅にある お酢やレモン水 を使うのもおすすめです。どちらも酸性の性質を持つため、水垢落としに効果を期待できます。 酸性の洗剤やアイテムでも落ちない汚れのほとんどは、 水垢に酸性の汚れが付着している ことが考えられます。 重曹 などアルカリ性のアイテムで中和させれば、きれいに落とせる可能性があります。 鏡にこびりついた水垢をスッキリ落とす方法|これでお風呂掃除が楽チン&ピカピカに!
【グラスの水垢を落とす3つの方法】グラスの輝きを取り戻そう♪
石鹸カス VS 重曹 次は、 「石鹸カス VS 重曹」 の様子です!手順はクエン酸と同じです。 ・重曹スプレー 汚れ部分にキッチンペーパーをあてる キッチンペーパーがひたひたになるまで重曹スプレーを吹きかける きちんと重曹で汚れを浮かすことができるように、キッチンペーパーで密着させます。 クエン酸のお掃除と同じように、汚れをしっかり浮かすために30分待ちます! うーん。ちょっとまだ石鹸カスが残ってしまっていますね…。 石鹸カス VS 茂木和哉 最後はいよいよ 「石鹸カス VS 茂木和哉」 の対戦です! ・茂木和哉 茂木和哉をスポンジにつけてこする 茂木和哉を適量スポンジにつけて…。 どんどん擦っていきます! 茂木和哉を使う場合は、汚れを浮かして落とすというより、汚れを研磨していくので、放置する必要はありません。 水で流して…。 拭き取れば完成です。 ピッカピカになりました!茂木和哉すごすぎる! 結果発表 棚のお掃除が終わりました! それではいよいよ、優秀なアイテムのランキング発表です! 全体を比べてみると、 この棚が、 3つのアイテムそれぞれでこのようにキレイになりました! ランキングは… 1位. 茂木和哉 2位. クエン酸 3位. 重曹 です! やっぱり、 茂木和哉 はお風呂場に特化したクレンザーなので最強でした。 でも、 クエン酸 でもかなりキレイに石鹸カスを落とすことができるので、 ナチュラルクリーニングをしたい という方にはとてもおすすめです♪ 今回は、三つのお掃除アイテムを使って石鹸カスを落としましたが、他にも お風呂場のやっかいな鏡の白いうろこ を新聞紙でお掃除する方法も紹介しているので、是非参考にしてみて下さいね! その他の石鹸カスも落としてみた お風呂場の棚などの石鹸カスは頑固な汚れですが、他にも、お風呂場の浴槽のふたや、洗面台なども石鹸カスってたまりやすいですよね。 1位だった 茂木和哉 は棚の石鹸カス以外にも、色々な石鹸カスを落とせるのか試していきます! 試しに、浴槽のふた全体にこびりついた石鹸カスの一部を、茂木和哉で擦ってみました。 お掃除したところがくっきりとわかるくらいキレイになりました!茂木和哉すごい! 長年放置した、本当に頑固な石鹸カスもご覧の通り、ピカピカに! お風呂場の次に、 石鹸カスが気になる洗面台の汚れ もちゃんとキレイになりました。 もう茂木和哉があれば、家中の石鹸カスや、石鹸カスと水垢が混じった複雑な汚れにも悩まなくて良さそうですね♪ 石鹸カス以外にも、お風呂場の水垢やカビの落とし方をまとめて紹介しています。 合わせて読んで、お風呂をピッカピカにする方法をマスターしちゃいましょう!
更新日:2021-04-30 この記事を読むのに必要な時間は 約 4 分 です。 体を清潔にするための入浴だからこそ、浴槽の汚れは気になることでしょう。浴槽の汚れはヌメリもあるため触って確認する方も多いと思いますが、触ってみるとザラザラな感触がすることもあるかもしれません。 さて、この浴槽のザラザラな感触の正体は一体なんなのでしょうか。そして取ることはできるのでしょうか。今回はこの2点を中心にして見ていきたいと思います。 浴槽に付いたザラザラの正体とは? ではまず、浴槽のザラザラな感触の正体から見ていきましょう。 その正体は「湯垢」 浴槽に付いているザラザラの感触の汚れは「湯垢」と呼ばれるもので、石けんのカスや皮脂・水道水に含まれるカルシウム分などが混ざり合って固まったものです。 体を念入りに洗ったところで皮脂汚れを完全に流し去ることは難しいですし、その際に使った石けんも少なからず体の表面に残ってしまいます。これらが付いたまま浴槽に入ることで水面に汚れが浮かび、水道水に含まれるミネラルの一種であるカルシウム分と混ざりあって、水面と浴槽の境界に溜まっていきます。 ザラザラな感触は掃除で生まれてしまう!? 近年は給湯器も高機能になり、ボタン1つでお湯張りをしてくれる機種も多くなりました。しかしそれは、毎日同じ水位にお湯が張られることも意味します。 水面と浴槽の境界は表面で起こる波などの衝撃を受けやすく、毎日の繰り返しによってその部分は劣化が進みやすくなってしまいます。また汚れは水面に浮いていることが多いため、汚れもまたここに付着しやすいのです。 汚れが目立つからといってゴシゴシと落としてしまうと、浴槽の表面には細かな傷が入り、湯垢が細かな傷へと入り込んでいきます。すると汚れが取れにくくなり、力を入れて掃除する、傷が増えて取れにくくなる、といった繰り返しで、やがて浴槽のザラザラは取れなくなってしまうのです。 浴室の代表的な汚れとして湯垢のほかに「水垢」があります。水垢については過去コラム「 お風呂の水垢を落としてツルツルピカピカなお風呂を手に入れよう!