川崎病の原因と症状、実習に使える看護問題・看護計画|シンママ看護師になったブログ
男性産業保健師の鳩ぽっぽです。 今回の関連図は川崎病です。 解説 川崎病とは小児特有の疾患で全身血管炎です。 わかりやすくいうと、血管がなんらかの原因で炎症を起こす病態です。 そのため、 炎症反応によって伴う症状 がほとんどであり、炎症反応についての勉強になる疾患です。 通常の炎症反応同様に、 疼痛 や 発熱 、 浮腫 を始めとして、眼や舌などの顔面、リンパ節など普段症状が出てこないところに症状が出ます。 有名なのは" イチゴ舌 "。舌の血管拡張作用や腫脹などによって生じます。 また、 発疹 は血管透過性亢進による白血球動員が原因です。白血球の出す物質が皮膚を刺激して発疹を引き起こします。 看護問題としてよく挙げられるのは、疾患というより小児だからという部分が強いです。 発熱、疼痛、瘙痒感による 安楽障害 、発汗や水分保持能の低さによる 脱水 が挙げられます。 治療は薬物療法がメインで、長期間を要することもあるため、その間の成長発達についても注目しておく必要があります。 ================= 病態関連図のまとめはこちら→ 鳩ぽっぽの経歴はこちら→ ツイッターもやってます!フォローはこちらから!→ ================= 以下より川崎病の関連図↓
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【関連図】川崎病|鳩ぽっぽ|Note
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川崎病の原因と症状、実習に使える看護問題・看護計画|シンママ看護師になったブログ
2021年2月25日 6時11分 新型コロナウイルス 新型コロナウイルスに関連して、全身の血管に炎症が起きる「川崎病」のような症状が出た子どもが国内で複数、報告されていたことがわかりました。いずれも回復しているということで、日本小児科学会などでは「過度の心配は必要ないものの子どもが感染した場合などは数週間は注意してほしい」と呼びかけています。 これは日本小児科学会が学会のウェブサイトに日本川崎病学会と共同の文書を掲載して明らかにしました。 それによりますと、これまでに数は少ないものの国内で新型コロナウイルスに関連して「川崎病」に似た症状などが出た子どもが複数、報告されているということです。 これらの症例は川崎病とは違い欧米で新型コロナウイルスが広がったあとに相次いで報告された「小児多系統炎症性症候群」とみられ、下痢や発熱、それに発疹などの症状が特徴だということです。 いずれも治療によって回復したということです。 学会の関係者などによりますと、症状が出た子どもは新型コロナウイルスに感染していたか、濃厚接触者だったとみられるということで、学会で詳しく調べているということです。 2つの学会では、過度な心配は不要だとしたうえで、子どもが新型コロナウイルスに感染した場合や家族などに感染者がいる場合は、数週間は子どもの下痢や発熱、発疹などの症状に注意してほしいと呼びかけています。
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川崎病 標準看護計画について 小児実習へ行く前に押さえておこう! みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら( @lemonkango )です。 こちらの記事では川崎病 標準看護計画について解説したいと思います。 川崎病は非常に小児実習で重要となります。 小児実習へ行く前に絶対に押さえるようにしましょう! 川崎病 標準看護計画について 小児実習へ行く前に押さえておこう! 伊東 美佐江 (Ito Misae) - マイポータル - researchmap. 1. 川崎病の看護の基本的な考え方 川崎病がもつ特徴的な症状・・・ すなわち急性期(発熱、頸部リンパ節腫脹、不定形発疹、眼球結膜の充血、口唇の紅潮、苺舌、手足の硬性浮腫)と回復期(指先からの膜様落屑、心合併症)に対する観察 回復期に向けて異常の早期発見と予防的手段が大切となる。 患児の家族は、なじみのない病名を告げられ、つらそうなわが子を目のあたりにし、疾患への恐怖心を強く抱くため、患児とその家族にとって適切な知識を分かりやすく説明するとともに心理的ケアが非常に重要となる。 症状の部位、出現状況、程度の観察:特有な症状の現在の状態、経過状態を把握することで、回復の目安や異常の早期発見がされ、適切な対処が受けられるよう援助していく必要がある。 2. 川崎病の看護 急性期で観察しなければいけない観察項目 特有な症状の観察 バイタルサインの変化 体温 手足の硬性浮腫の有無と程度 体幹の不定形紅斑発疹の部位と程度 両側眼球結膜の充血の有無と程度 口唇紅斑 苺舌の有無と程度 頸部リンパ節腫脹の大きさと疼痛 その他の症状の観察 熱性けいれんの有無 咽頭粘膜の発赤と疼痛 嚥下困難と疼痛 食欲 食事摂取量 尿量 脱水症状の有無(口唇・口腔粘膜の乾燥、皮膚の乾燥、眼窩の陥没)、 体重の変化、 水分出納、 機嫌・活気のよしあし、 顔色、 下痢や腹痛はあるか 3.
川崎病 医学書院. 看護診断ハンドブック第10版 関連リンク その他の病態関連図記事はこちら→ 鳩ぽっぽの関連図ブログ 病態関連図の販売一覧はこちら→ 鳩ぽっぽの関連図ストア 看護学生、編入、産業保健のお役立ち情報はこちら→ 鳩ぽっぽのnote 鳩ぽっぽのYouTubeチャンネルはこちら→ 鳩ぽっぽのYouTubeチャンネル