三 大 成人 病 と は
財団法人がん研究振興財団は、「がんを防ぐための12か条」を提唱しています。 これは、がんを防ぐだけでなく、心臓病や脳血管疾患にも効果がありそうです。 (1)バランスのとれた栄養をとる。 (2)毎日、変化のある食生活を。 (3)食べ過ぎをさけ、脂肪はひかえめに。 (4)飲酒はほどほどに。 (5)タバコはなるべくやめ、新しく吸い始めない。 (6)食べ物から適量のビタミンと繊維質を多くとる。 (7)塩からいものは少なめに。 あまり熱いものはさましてから。 (8)こげた部分はさける。 (9)かびの生えたものは食べない。 (10)日光にあたりすぎない。 (11)適度にスポーツをする。 (12)体を清潔にする。 高血圧は心臓病と脳卒中を招く 高血圧は、心臓病の危険因子でもあり、同時に脳血管疾患の危険因子でもあります。ですから、 血圧を下げることは予防のため大変重要です。 以前は「高齢者では多少の高血圧はあたりまえなので少しくらい高くてもよい」と言われていましたが、研究の結果、現在では年齢を問わず、血圧はできるだけ正常範囲に(140/90以下に)維持した方がよいとされています。 血圧を下げる薬はたくさんあります。1日1回ですむ薬が便利でしょう。どの薬がよいかは内科の医師とよく相談して下さい。 2005. 2
三大疾病とはどんな病気?基礎知識から三大疾病保険までを徹底解説!|保険相談ナビ
BMJ 2006 Apr 15;332(7546):878-82. Epub 2006 Mar 1. ^ 作田學杏林大学神経内科学教授「健康日本21中間評価報告書(案)に対する意見」2006年9月1日 ^ 富永祐民、「喫煙と健康」(1987/9/15) 『公衆衛生』 51巻 9号, p. 650-654, doi: 10. 11477/mf. 1401207541 ^ a b c d e f g Kagawa, Yasuo (1978). "Impact of westernization on the nutrition of Japanese: Changes in physique, cancer, longevity and centenarians". Preventive Medicine 7 (2): 205–217. doi: 10. 1016/0091-7435(78)90246-3. PMID 674107. ^ Position of the American Dietetic Association and Dietitians of Canada " Vegetarian diets " Journal of the American Dietetic Association Vol. 103 Issue. 6, June 2003, pp748-765. ^ a b 食生活とがん:がん情報サービス 国立がんセンター ^ a b c d "沖縄 長寿崩壊の危機 日本に迫る"短命化社会 " ". クローズアップ現代. Episode 3320. 5 March 2013. NHK[2016-07-01 2016-07-01] 。 ^ 「 生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について(意見具申) 」では肥満自体を生活習慣病の一つに含めている。 ^ 日本人の肉食化進む「生活習慣病リスク高まる」 日本経済新聞 2012年12月6日 ^ 白井正夫、〈「長寿沖縄」に赤信号〉 『保健婦雑誌』 (2003/3/1) 59巻 3号, doi: 10.
食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。 以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。 日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などはいずれも生活習慣病であるとされています。 19世紀まで人類の健康上の課題は感染症の克服でしたが、この課題がほぼ解決した先進諸国では20世紀以降に疾病構造が大きく様変わりして、生活習慣病が主たる死亡原因となっています。 2000年には厚生労働省により、生活習慣病の一次予防に重点を置いた「健康日本21」が策定され、9分野(食生活・栄養/身体活動・運動/休養・心の健康づくり/喫煙/飲酒/歯の健康/糖尿病/循環器病/がん)について数値目標を定め、国民健康づくり運動が推進されることになりました。 2008年には新たに内臓脂肪蓄積を基盤とした複合リスク病態であるメタボリックシンドロームおよびその予備群を2015年までに25%減少する目標が追加され、より強力な生活習慣病撲滅対策として特定健診・特定保健指導が進められています。