鼠径ヘルニアとは | 執行クリニック/神楽坂D.S.マイクリニック
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鼠径ヘルニアはどのような病気でしょうか? 「鼠径ヘルニア」(脱腸)は、本来ならお腹の中にあるはずの小腸などが、ももの付け根(鼠径部)の筋膜から皮膚の下に出て膨らむ病気です。患者さんは乳幼児から高齢の方まで幅広く分布しますが、特にももの付け根の筋膜が弱くなる40歳以上の男性に多い傾向があります。
どのような人が鼠径ヘルニアになりやすいのでしょうか? 乳幼児のヘルニアはほとんどが先天的(生まれつき)なものですが、成人の場合は加齢によって身体の組織が弱くなることが主な原因です。鼠径部の筋膜には、もともと裂けてヘルニアになりやすいところが三ヶ所あるのですが、その部分が加齢でさらに弱くなり、長年の力仕事などによる負担も加わってヘルニアが生じます。そのため、40歳以上から患者さんの数が増加しています。また、乳幼児でも中高年でも、鼠径ヘルニア患者の80%以上は男性です。これは、女性よりも男性のほうが鼠径管のサイズが大きいので、腸が脱出しやすいためと言われています。
どのような人が鼠径ヘルニアの手術を受けるのでしょうか?
横浜青葉そけいヘルニア・外科クリニック | 日帰り腹腔鏡手術での鼠径ヘルニア治療
よくあるご質問 鼠径部が腫れているのですが鼠径ヘルニアかどうかわかりません。 どのように診断するのですか? 外来で問診と診察を行います。必要に応じてCT検査を行います。 鼠径ヘルニアと診断されたのですが、 すぐに手術を受けたほうがよいのですか? 鼠径ヘルニアは放置するとどんどん大きくなったり、脱腸が戻らなくなり緊急手術になったりする場合もありますので 早目の手術をおすすめします 。 心臓の病気をもっているのですが手術を受けられますか? 手術が決まったら、血液検査、胸部X線写真、心電図、呼吸機能検査などを行い、当院で安全に手術を行うことができるかどうかを、総合的に判断します。 血液をさらさらにする薬を飲んでいるのですが手術を受けられますか? 当院では、抗血小板剤(バイアスピリン等)は内服したまま手術を行います。抗凝固剤(ワーファリン等)を内服している場合は術前に数日間入院する必要がある場合がありますが、いずれにしても手術は可能です。 内視鏡手術って何ですか?メリットは? 腹腔鏡という手術用の内視鏡を使って、小さな傷でお腹の内側からヘルニアを治す方法です。再発が少なく、術後の慢性疼痛が少なく、術後の復帰が早いと言われています。大きなモニターの画面で見ながら手術するため、丁寧な手術が可能です。またヘルニアを治すためのメッシュは腹筋の内側に入りますので術後の違和感も少ないです。 メッシュとは何ですか?それを使わないで治せませんか? メッシュとはヘルニアを治すために用いる人工膜です。これを用いることで緊張が少なく痛みが少ないヘルニアの治療をすることができます。ヘルニアが非常に小さい場合はメッシュを使わないで治す場合もあります。 内視鏡手術は安全ですか? どんな先生が執刀するのですか? 腹腔鏡下の鼠径ヘルニア修復術は約25年の歴史があります。また当院は内視鏡手術に特化した病院で、日本内視鏡外科学会の技術認定を鼠径ヘルニア修復術の分野で習得したセンター長がすべての手術を監修しています。ヘルニアセンターで行う手術は日本年間約180件と 国内でも上位の手術件数 があり、経験の豊富な病院ですので安心してご来院ください。 腹部の手術を受けたことがあるのですが内視鏡手術が受けられますか? 前回の手術の種類や創部の場所にもよりますが、当院の経験からは可能なことが多いです。ただし、安全を優先して、必要な場合は内視鏡手術ではなく開腹術をおすすめする場合もあります。 メディカルトピア草加病院の手術は他の病院と違うのですか?
こんな症状、ありませんか?