お 帰り に なり まし た
質問日時: 2012/05/27 18:51 回答数: 3 件 質問1:"お帰りになりました"の場合、『お~になる』と云う謙譲語と『まし(ますの活用形でしょうか?)』と云う丁寧語の助動詞があり、「なり(なるの活用形? )」に「まし」がついていますが、これは2重敬語ですよね?謙譲語と丁寧語が2重になっていると。 故に、使ってはいけないですか? 質問2:この文の「に」は格助詞で「変化の結果」を表すものですか? 例えばお店に居るシチュエーションだったら、居る状態から帰る状態になったと。 質問3:この文の『た』とは過去を表す助動詞ですよね? No. 1 ベストアンサー 質問1 まず「お~になる」は謙譲ではありません。尊敬です。よく似ている謙譲表現「お~する」と混同しないようにしてください。 尊敬+丁寧、謙譲+丁寧は二重敬語とはいいません。敬意の対象が違うからです。この場合は「お~になる」という尊敬語で帰るという動作をした人に対する敬意を表し、「ます」という丁寧語で聞き手に対する敬意を表しています。どちらかがないと不適切な表現になる可能性があります。この表現で合っています。使っていけないことはありません。 二重敬語というのは、尊敬+尊敬「お帰りになられた」のような表現です。「お~になる」と「~れる」が重複しています。不適切な敬語の使用例です。 質問2 「お~になる」全体で尊敬表現としてのまとまりを持っているので、それ以上助詞の用法等を考える必要はありません。 質問3 一般的には過去と解釈してよいと思われますが、完了の可能性もあります。前後の文脈がないと、この一文だけでは過去かその他の用法か決定はできません。 「昨日、テレビを見た。」(過去) 「あ、バスが来た。」(完了) 「泥に汚れた手。」(存続) 「あ、今日、俺の誕生日だった。」(気づき) など、いろいろありますので。 1 件 この回答へのお礼 丁寧なご回答誠にありがとうございます! 「帰る」の敬語は?正しい使い方【謙譲語・尊敬語・丁寧語】 – ビズパーク. やばい、、これベストアンサーです! 本質的な回答です! ありがとうございます! お礼日時:2012/06/01 22:33 「お帰りになりました」は正しい表現だと思います。 名詞に「~になります」を付けるのは間違いとされていますが、 動詞に付けるのは本来の正しい用法だと思います。 動詞につけるのは正しい用法なんですね^^ 参考になります! お礼日時:2012/06/01 22:34 No.
「帰る」の敬語は?正しい使い方【謙譲語・尊敬語・丁寧語】 – ビズパーク
質問1:"お帰りになりました"の場合、『お~になる』と云う謙譲語と『まし(ますの活用形でしょうか?)』と云う丁寧語の助動詞があり、「なり(なるの活用形? )」に「まし」がついていますが、これは2重敬語ですよね?謙譲語と丁寧語が2重になっていると。 故に、使ってはいけないですか? 質問2:この文の「に」は格助詞で「変化の結果」を表すものですか? 例えばお店に居るシチュエーションだったら、居る状態から帰る状態になったと。 質問3:この文の『た』とは過去を表す助動詞ですよね? カテゴリ 学問・教育 語学 日本語・現代文・国語 共感・応援の気持ちを伝えよう! 回答数 3 閲覧数 1139 ありがとう数 3
2017年7月3日 2020年3月31日 敬語 「帰る」の正しい敬語(謙譲語・尊敬語・丁寧語)の使い方とは 日本語は外国語と比べ、とにかく多く同じ意味で様々な言い回しが存在するためか、多数の種類が入り混じっているためなのか外国人にとってはとくに難しいとされる言語でもあります。しかし、その難しさは外国人にとってだけではなく、日本人も大いに苦戦しています。そのひとつが敬語(謙譲語・尊敬語・丁寧語)です。 きちんと理解せずになんとなく敬語を使用してしまっているケースが多く、優秀な人でさえ正しく敬語を使用できていない場面も多々見受けられます。その敬語において、ここでは「帰る」という言葉に焦点を当ててみました。帰る・帰った・帰りますなど日常的に使われる言葉ですがしっかりと敬語をつかった言い回しができるよう、ここでしっかり敬語の基礎を確認しておきましょう。 尊敬語とは 敬語は大きく分けると尊敬語、謙譲語、丁寧語が存在するのはご存じですよね。主語が誰かによって使い分けるわけですが、まず目上の人に対して使うのが尊敬語です。名詞の頭に「お」や「ご」とつけたり、動詞に「お~になる」とつけたりします。 「帰る」の尊敬語は「お帰りになる」でOK 「帰る」の尊敬語は「お帰りになる」で正解です。この「お帰りになる」という表現は、よく使われているのではないでしょうか? 例えば、社内での会話においては、「お帰りになる」という言い回しを少し変えて「部長がお帰りになります」「社長はお帰りになりました」というのが正しい敬語です。ただし、客先からの電話で社長を敬う尊敬語は使ってはいけませんので、注意してください。その場合は「○○は本日、退社致しました」と言いましょう。 「帰る」の謙譲語は「お暇(いとま)する」でOK さて、次は敬語の中でも謙譲語について説明します。「帰る」は謙譲語ではどのように言うのでしょうか?