人生 の 短 さ について 青空 文庫
やなせたかしの著作やエッセイからの金言集。 生きることのすばらしさが詰まった本です。 やなせたかし作詞の『手のひらを太陽に』の1番の歌詞に 「生きているから悲しんだ」とあり、2番に 「生きているからうれしんだ」 とあるのは、なぜか。 なぜ、かなしいが先か。 悲しみを知らないでうれしさをしることはないのではないかと思います。 例え、苦しみが9割あってもうれしいことが1割あれば、生きているころ自体がすばらしいのです。 東日本大震災のとき、アンパンマンマーチが被災地からのリクエストで1番だったのですが、コロナ禍の今に聞いてもよい歌です。 やなせさんのような戦争体験者が亡くなっていく中で、日本人を導いてくれる人が少なくなってしまうのではないかと不安を感じてしまいます。 まあ、自分たちがしっかりすればいいだけなのですが、こういう本を読んで少しでも勉強していくしかないと感じました。
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ゆうすけさん 太宰治の 「或る忠告」 という短い話はちょっとマニアックですが有名かなと思います。とある詩人が太宰に向かってぶつぶつと文句を言うだけの話なのですが、現代のネット社会を痛烈に風刺していて面白い(笑)。 太宰作品は青空文庫に200以上登録されているので、掘り出し物的な発見があるのも魅力ですね。 ゆうすけさんは、いつもどのようにして青空文庫の作品を選んでいますか? 人生の短さについて 他2篇の通販/セネカ/中澤 務 光文社古典新訳文庫 - 紙の本:honto本の通販ストア. 僕は青空文庫のサイト内から作品を選ぶというより、 作品や人物に興味を持ってから青空文庫を覗く ことが多いです。 例えば、芥川龍之介は「羅生門」「鼻」を読んだことがきっかけで興味を持ってから「蜘蛛の糸」「桃太郎」などの短編を読みました。興味を持つきっかけは「テレビで紹介されていた」「本屋で見かけた」などさまざまです。 青空文庫を選ぶときの重要なポイントをゆうすけさんに教えていただきました! POINT① 何を読めばいいか分からないときは、有名作品から手を出そう 有名な作品にはそれだけ多くの読者がいるため、他の人の感想を知れることも醍醐味。ネットで【○○(作品名) 感想】などのキーワードで調べてみると「他の人はこういう視点で読んだのか!」という発見があり二度楽しめます。 他にも、読んでいてもよくわからない……というときの理解にも役立ちます。 「青空文庫 アクセスランキング」 などのキーワードで調べると人気作品がわかるのでおすすめです。 POINT② 作者が生きた時代背景を知ろう 作品が書かれた時代がいつなのか?どんな時代だったのか?を知ると文学作品の面白さが増します。例えば『高瀬舟』は「働いて生き延びることに必死だった時代」において安楽死の問題提起をしたわけです。 そのときの時代背景と、物や食料が豊富な現代とを比べながら読むと新しい発見があります。 POINT③ 作者の顔を見てみよう 作者がイケメンでモテる人かどうかというのが、その文学に反映されるということがあります。やはり、モテる男の心情が物語として描けるのはモテる男だけです(笑)。 ゆうすけさんおすすめ!青空文庫3選 ズバリ!青空文庫に興味がある人に読んで欲しい最初の一冊はこれ! 近代文学というと「なんだか難しそう……」と思われがちですが、 この物語は非常にとっつきやすく短編なのでサクッと読めます。 そして何より面白い! 「鼻が長いことにコンプレックスを抱く僧侶のお話」というコミカルな設定の中で人間が持つ感情を見事に表現しています。 ズバリ!読みやすさ重視の児童文学から読みたい方にはこれ!
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ケインズ―時代と経済学 (ちくま新書) の 感想 伊東光晴 氏の 岩波新書 版『 ケインズ 』は比較的伝記寄りな記述だが、吉川氏は欧米各国の当時の経済状況と絡めて ケインズ の学説について深掘りしつつ論じている。割とスルーされがちなインド省時代の活躍にスポットを当てており、目の付け所が違うなと感じた。ただ、まえがきの「本書の通読に際し経済学の予備知識は不要」の一言はちょっとどうかと思う。 読了日:06月25日 著者: 吉川 洋 物語 現代経済学―多様な経済思想の世界へ (中公新書) の 感想 マーシャル以降の主要人物を紹介しつつ、著者の魂が最も込められているのは ノーベル経済学賞 と経済学の多様性について述べられている第七章。政治情勢に左右されやすい経済学という学問の行く末について熱く警鐘を鳴らしている。学問の面白さがギュッと詰まっており、模範的な新書だと思う。 読了日:06月 20日 著者: 根井 雅弘 経済学を学ぶ (ちくま新書) の 感想 ミクロ経済学 を中心に解説しており、文章にクセもなく読みやすい。 マクロ経済学 については駆け足でさらった感じなので続編を読めということか。 マルクス や 社会主義 については一刀両断の如くぶった斬っており、まあ現代の経済学入門だし仕方ないよね、と思った。 読了日:06月15日 著者: 岩田 規久男
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セネカ(前五/四―後六五年)はローマ帝政の初期というひどく剣呑な時代に生きた.事実,かつての教え子ネロ帝から謀反に加担したと疑われ,自殺を命じられるのである.良く生きれば人生は十分に長いと説く表題作,『心の平静について』『幸福な人生について』のいずれもが苦境にたちむかうストア哲学の英知に満ちている.
【カント】「啓蒙とはなにか」わかりやすく要約(Kindle Unlimitedで読める) | インテグラルライフ・ログ
独裁だけではなく、民主政、共和政などの利点や欠点を探りながら、その興亡をギリシャからローマ、近代ヨーロッパなどの歴史を見ていきます。 特に、日本人に馴染みが薄い共和政については、理解が深まりました。 一般的に悪政とされる独裁や世襲制も、政治に必要な要素であることもハッキリ書かれていてよくわかりました。 世の中には、底が浅い政治論があふれていますが、基本をしっかり知っておけば、それに流されることもないでしょう。
賢者の時間 セネカ(Lucius Annaeus Seneca 前4?