口 が 裂け て も
コミックス第2巻、6月4日(金)発売!! 口裂け女のみろくさんは自分の力を取り戻すため、何故かまだ高校生である茶乃紅一(さの・こういち)に嫁ぐことに!? さらに何故か紅一は結婚に対して乗り気で…。口裂け女が男子高校生に振り回される結婚前提の同棲生活が始まる——!! 続きを読む 18, 046 5話〜6話は掲載期間が終了しました 掲載雑誌 少年ジャンプ+ あわせて読みたい作品 5話〜6話は掲載期間が終了しました
口が裂けても君には
「口裂け女」の噂は、1979年の大流行によって初めて日本全国へ広まった……そんな"定説"のマスクをはがし、オカルト探偵が「これでも……?」とデータを見せつける。1978年に埼玉で出現した「口の裂けた女」が報じられていた資料を発見したのだ! ムー本誌に先駆け、前振り・速報記事をお届けする。 文=吉田悠軌 #オカルト探偵 1979年1月22日「名古屋タイムズ」 「……わたし、きれい?」 宵闇に子どもを待ちぶせ、そう問いかけてくるトレンチコートの大女。マスクをはずせば、耳まで裂けた大きな口。鎌かハサミか包丁を手に、ものすごい俊足で追いかけてくる、ポマードが苦手でべっこう飴が好きな……日本の都市伝説・現代妖怪の代表選手。 「口裂け女」の名前を知らない人はいないだろう。 彼女についての噂は、1979年前半に日本全国で大流行し、メディアも大きくとりあげる社会現象となった。 どのように噂が発生・流行したのかについては、おおよそ以下のとおりの説明がなされる。 ①発祥は岐阜県。1978年末頃から岐阜各地にて、噂が広まりだした。 ②その状況をいちはやく取り上げたメディアが「名古屋タイムズ」(1979年1月22日)「岐阜日日新聞」(同年1月26日)。これこそ、口裂け女が新聞・雑誌に初登場した「メディア初出」である。 ③そして79年初頭~6月にかけて、岐阜から日本全国へと噂が広がり、誰もが知るあの大流行となっていった。 ――というのが、これまでの定説だった。 しかし今……私、吉田が、この定説をくつがえす! [JUL-636] 妻には口が裂けても言えません、義母さんを孕ませてしまったなんて…。-1泊2日の温泉旅行で、我を忘れて中出ししまくった僕。- 米倉穂香 | PornAV. 私が調査したところによれば、①②③ともに「事実ではない」と判断できるからだ。 言い換えれば 「口裂け女の噂は、1979年よりも前から、日本各地でささやかれていた!」 ということになる。 それらについては今後、「ムー」本誌およびこの「ムーPLUS」の私の連載記事「オカルト探偵」にて検証を重ねていきたいと思っている。 ここでは、まず前哨戦として②の点。 「口裂け女の噂は、名古屋タイムズ、岐阜日日新聞がメディア初出である」 ……という定説を、くつがえす! 「名古屋タイムズ」1979年1月22日付での報道。これまでの定説では、こちらが「口裂け女」報道の初出となる(※同記事にて、地元タウン誌で噂が取り上げられたことに触れてはいるが、当該資料は発行元からも失われている)。 「岐阜日日新聞」1979年1月26日付での掲載。これが口裂け女のメディア初出と語られがちだが、上記の名古屋タイムズの方が4日早いため、その点で既に事実誤認。 1978年7月の「文化新聞」 実はこれらより半年以上も前に、口裂け女の報道はおこなわれていたのだ。 それは1978年7月の埼玉県。 ローカル紙「文化新聞」に三回にわたって掲載された、一連の記事である。 文化新聞は、埼玉の飯能・日高の両市にて現在も発行されている地方紙だ。それだけに全国紙と比べ、狭いエリアでの噂ばなしを紹介することもある。 「文化新聞」1976年7月6日号(資料協力=文化新聞)。 まず1978年7月6日、「鹿山峠に美人幽霊!?
口が裂けても 松井 琳
目撃者二人が入院!? 」なる見出しの第一報が掲載。 「最近、 宮沢湖 周辺の飯能~寄居線県道に、ゾッとするような美人お化けが出るという話が、人魂のように巷間に飛びまわっている」と、二話の怪談が紹介された(強調・引用者。以下同)。 一話目はタクシーに乗せた女性客が消えるという典型的な(当時ですら古臭い)タクシー怪談。 それよりも注目すべきは「美女の口が耳まで裂けた」の小見出しで始まる二話目。 飯能市の青年三人が、宮沢湖方面へのドライブ中、若い美女を見かけてナンパし、車に乗せる。ところが薄暗い山道に入ったところで 「女は、いきなりニャッと笑ったかと思うと、見る見るうちに、 その真っ赤な口が耳のあたりまで裂けて 、生臭い息を青年たちにフーッと吹きかけた」 若者二人はすぐに車を飛び出したが、逃げ遅れた運転手だけは「"美女"の顔をたっぷり見たためそのショックは大きく」病院送りとなったのである。 「文化新聞」1978年7月11日号(資料協力=文化新聞)。 続く7月11日の第二報「大モテの美人幽霊」では、前記事が大きな話題となり、文化新聞本社に電話の問い合わせが続出している様子を報告。 怪談現場とされる宮沢湖周辺は、美人幽霊を見ようと埼玉各地から多くの人々が集まり、大騒ぎになっていたそうだ。 「文化新聞」1978年7月27日号(資料協力=文化新聞)。 そして第三報は7月27日「幽霊が逮捕された!?