今すぐ取り入れられる!国内の「フードロス(食品ロス)」削減への取り組み12
届いた野菜は規格外ということでしたが、みたところ正直、どのへんが「規格外」なのかよくわからないものばかり……。 とんでもなく曲がったナスやきゅうりなどを想像していましたが実際にはぱっと見普通にスーパーで売られていてもおかしくないものばかり。(※1) 例えば、ナスはよく見ると少し表面がザラついているくらい。歯触りが気になりそうな部分だけカットすれば全く問題なく食べられました。 りんごは少しだけ左右非対称ですが食べる分には全く問題なし。なめこはむしろ何が問題なのか全く不明でした……。 ※1・・・もちろん全てがそういうわけではなく、ユニークな形の野菜もあるそうです 小松菜はきのことオイスターソース炒めに 規格外ということで少し身構えていましたが 「 普通に食べられるしいろんな野菜が届くので楽しぃ〜!! 」 というのが正直な感想でした。 規格外野菜の定義ってあるの? それにしてもこんなに食べるのに問題ない野菜が「規格外野菜」になっているのはなぜなのでしょう? 「みためとあじはちがう店」の全体統括をしている東京促成青果株式会社の富田潔さんと運営事務局をしているJTBコミュニケーションデザインの田中慶一さんに話をお聞きました。 手前が富田さん、奥が田中さん 規格外のルールって結構わかりにくい!? 今回購入した野菜、規格外ということで凸凹野菜とかをイメージしていたのですが、正直スーパーで販売されているものと何がちがうのかよくわからず……。 なめことかもはや何がちがうのか完全に謎なのですが……。 例えば極端な例ですが、集荷されてきたきゅうりの中に少し曲がっているものが見えると、その中身が全部規格外になることもあったり、なめこの袋であれば配達中にパッケージが擦れちゃったりとか。そんな理由で売れなくなることもあるんです。 えええええ・・・それだけで・・・?もったいなさすぎ!! 規格外野菜の販売の利点と問題点について考察 – Internnect Blog. さらに、市場に流通している野菜や果物の規格というのは、実は産地ごとに異なったりするのです。 A県での規格ならば2LまでOKだけど、B県での規格なら1Lまでしか売れないね、みたいな感じ。 確かにこちらによると、きゅうりの長さの規格は ・広島県:16cm以上のSから ・北海道:19cm以上のMから となり、例えば18cmのきゅうりの場合、広島県ではSとして扱われるが、北海道では規格外の扱いになります。 全く同じサイズと見た目でも管轄する生産者団体の定めた規格が異なることで販売する機会に影響が出てしまうんですね……。 わずか数センチの差がそんなに影響するなんて、さすがに意外です。かなり厳格なんですね。 もともと日本人は綺麗な形の野菜や果物しか買ってくれないからね。 見た目が綺麗なものばかりが選ばれた結果、市場原理が働いて本来味は全く問題ない凸凹野菜が大量に出回らず、極端な場合「廃棄」されることもあるのですよ。 実際私も食べた感じは全く違いがわからなかったです。普通に売られてる野菜と変わらないじゃんって正直思いました。 そう、それでいいのです!規格外でも普通に食べてもらえるってことがわかってもらえればそれでいい。もちろんキズのあるモノは腐りやすくなったりもしますが、形が悪いくらいならスープやジュースにすればいい。 そういう認識が広まって欲しいです。 なぜ規格外野菜の販売をはじめたの?
規格外野菜の販売の利点と問題点について考察 – Internnect Blog
皆さんは「規格外野菜」という言葉をご存知ですか?これは、ある一定の規格に反しているという理由で、市場に出回ることがない野菜のこと。食品ロス問題にも大きく関わるとされています。今回は、規格外野菜の問題や日本農家を取り巻く現状をご紹介します。 2021. 04. 02 | レポート 規格外野菜とはどんな食材?
食品ロス(フードロス)サブスクサービスを比較解説!8社のなかでおすすめなのは? – サガスク
スーパーでいつも目にする野菜、形が整いすぎていると思ったことはありませんか。 実は野菜や果物には、出荷できる形やサイズなどが決まっている「規格」というものがあります。 規格に合わない野菜は規格外野菜としてスーパーなどに送られることはなく、その多くがそのまま廃棄されています。 今回はその規格外野菜の仕組みや、規格外野菜を減らすための取り組みについてご紹介します。 なるほどくん たしかに、まっすぐなキュウリしか売ってない…! 規格外野菜とは?
6倍 に当たります。 このような背景から食品ロスや規格外野菜は、SDGs(持続可能な開発目標)の ゴール12番「つくる責任 つかう責任」 にとても関連しています。 SDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」との関係 17個あるSDGsの目標の12番目にあたる「つくる責任 つかう責任」では、 「持続可能な生産と消費の仕組みを作る」 が目指されています。 またさらに、具体的なターゲットの1つとして、 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、 収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 というものが掲げられており、食品ロスや規格外野菜はこれに関連します。 なるほどくん 規格外野菜を足すと、日本の食品ロスはもっと多いんだ!